『早坂暁・必殺シリーズ脚本集』を読んでいます
文章のスキルを磨くために色々な本を読むのも大事な仕事。
とはいっても面白くない本を読むのは苦行以外の何物でもありません。
先日買った小説がまさにそれでした。
ちょっと評判だったので購入したのですが。登場人物に魅力や共感、興味をもてず凄くつまらなくて、三章の途中でギブアップ。
代わりに買って読んでいるのがタイトルにある『早坂暁・必殺シリーズ脚本集』(2024/2/28発売)です。
早坂暁氏(1929年8月11日 - 2017年12月16日)について簡単に『天下御免』『夢千代日記』などの多くの名作を生んだ脚本家で、様々な賞も受賞した日本を代表する脚本家&小説化です。
そんな氏は必殺シリーズにも関わっており、1作目の必殺仕掛人から15作目の必殺仕事人の口上
非主水シリーズの
『必殺仕掛人』2本
『必殺からくり人』10本
『新必殺からくり人』3本
『新必殺からくり人・富岳百景殺し旅』1本
を執筆しました。
今回の本はその全脚本の収録に関係者インタビューや作品解説などがはいっています。
『必殺からくり人』は見たことがないので初めて内容を知ることになるのですが、
ストーリーの面白さ、小気味好い会話など
さすが早坂暁
通常の必殺シリーズとは一味も二味も違う面白さで楽しく読んでいます。
色々と書くとネタバレとかになってしまうので興味がある人は是非読んでみてください。
話の面白さとか色々と物語的な文章を書くのにも身になると思います。