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徒然日記

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日記てもあり、エッセイでもあり、コラムでもあり、評論でもあります。
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#教育

2ちゃんねる先生

2ちゃんねる先生

回転寿司での悪質なイタズラとか、ネット上の誹謗中傷とか、インターネット老人会の会員にとっては、もう何度も見てきた風景に違いない。
過去との違いは、小さなコミュニティやウェブサイトレベルの影響度合いで済んでいたのか、それともいきなり世間に大公開のレベルなのか、そんなところだろう。

若者のネットリテラシーが問題視される昨今ではあるが、そもそもこういう行動をとってしまうのは、ネットに限定されるリテラシ

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戦争がいけないことなのは小学生でもわかる

戦争がいけないことなのは小学生でもわかる

終戦記念日の前後や太平洋戦争の開戦日が近づいてくると、自分の小学生時代を思い出すことがある。
自分の小学校は、いわゆる「日教組」の方が多くいらっしゃったようで(その事実を知るのは大人になってからであったが)、戦中期否定が凄まじかった。
国語の教科書にやたら戦争関連の物語が出てくるし、音楽の授業で君が代は扱わないし、卒業式で国旗は掲揚しないし、お遊戯会も反戦モノをやるし、先生は君が代・天皇陛下嫌いを

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「集客に困らない」モノの末路

コンテンツが良くないと、人は集まらないし、モノは売れない。
今までは、機能とかサービスとか品質とか、そういったものを磨くことで、人は集まりモノが売れてきたが、
最近ではそれだけだと不十分で、ユーザーエクスペリエンスの重要性も説かれている。

これは、従来そういうことを考えなくてもよかった領域にも、着実に広がっていると感じる。
人口減と戦う自治体も、ありとあらゆるコンテンツを用意して移住者を待ってい

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正解を自分で与える力

正解を自分で与える力

教育改革実践家で、奈良市立一条高校の前校長である藤原和博氏は、自身の著書で「情報編集力」の大切さを説いていた。
これからの時代、決まった正解を求める「情報処理力」よりも、正解のない問題に対して“解”を求める力が必要となる、というのが氏の論調だ。

日本の教育現場のアップデートは、実に緩やかだと感じる。
メジャーバージョンアップと言えるものは、戦後間もない頃から行われていない気すらする。
もちろん、

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英語は言語であって教科ではない

昨日、近所のドン・キホーテで店員さんとのコミュニケーションに窮している外国人がいた。
ただでさえレジに行列ができる夕刻、対応に苦慮した店員さんと、英語で言っていることが一向に伝わらない外国人客の押し問答によって、レジ待ちの列は伸びに伸びた。
英語で対応できなかった店員さんは何も悪くないし、店側に落ち度もないと思う。
もちろん、日本語ができなかった外国人客にも何の罪もない(最近ドン・キホーテでは数多

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