寝付けない夜に羊を数えたら眠れる話
昔から、夜眠れない時は羊を数えると寝られるという言い伝えがある。
読んでくださってるみなさんも1度どころか何度も聞いたことがあると思います。
最近では、
英語圏では羊(sheep)と眠り(sleep)の音をかけてるからとか、
シープという発音が眠るときの呼吸が入眠に相応しいからとかの理由から、
日本人には効かないという話をよく謳われるようになってますよね。
確かに発信元が英語圏だったとしても、
実際にその情報が遥か昔に日本にも入ってきて、
羊を数えたら眠れるというのが何十年も言い伝えられてきたのは、
デタラメではなくて本当に効果があるんじゃないか?と、ふと思った。
実際に僕もなかなか寝付けない夜が多々ある。
寝るときに将来の不安や過去の後悔から考えすぎてしまったり、
湯水の如くアイデアが浮かんできて常に頭が回りっぱなしになってしまう。
もしかしたら、「あ、自分も!」って方もいらっしゃると思います。
それもそのはず。
最近の研究では、5人に1人は生涯のうちに
何らかの精神疾患を経験すると言われています。
実際に僕も不安障害を持っています。
一度不安モードに入っちゃうと、
ずーっと不安や恐怖で「こうなったらどうしよう」
と頭が回りっぱなしになって、対策を調べては解決を繰り返して
どんどん寝る時間が遅くなっちゃうんですよね笑
「え、でも自分は精神疾患持ちじゃないんだけど?」
そんなあなたはおそらく、
仕事や学業、家事、育児、介護などなど、、、
常にアンテナを張っていないといけない状態に居るってことです。
(確かに育児や介護は24時間意識しないといけないので仕方ないですが)
つまり、両者に共通するのは、
『脳を働かせすぎ』
ってことです。
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某講演家が言っていました。
「脳は寝てるときも動いている。
つまりは24時間働いているってことだ!」
「そんな動き続けている脳を休ませる必要はない!」
と。
僕は、それを聞いた瞬間
「この講演家は一生信用しない。」
と心に決めましたけどね。笑
精神を壊した僕の経験上、
「脳は休ませなきゃいけない。」
コンビニやガソリンスタンドなど24時間営業のお店で
24時間365日働き続けてる人っていますか?
この日本には100%居ないと思います。
労働基準法に守られてますからね。
脳も同じなのです。
本当は僕の勝手な理論上、
24時間のうち8時間分のフル活動をしたら、
残りの16時間は脳は休ませなきゃいけないと思うんです。
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さて、かなり話が脱線しすぎたので戻しますが 、
脳が常にアレもコレもな状態で居ると、
疲れて寝るを通り越して、
寝る状態に入っても動き続けてしまいます。
だから、常に頭が回りっぱなしで考えすぎてしまって、
なかなか寝付けないって事が起こってしまうんです。
そんな状態の時に効果があるのは、
『1つのことに集中すると眠れるようになる』
です。
つまり、瞑想を睡眠に活用するってことです。
僕がよく実践しているのは、
自分の呼吸に集中する
というものです。
自分の身体に入ってくる空気を感じて、
全身に酸素が行き渡り、身体から息が抜けていく様子を
ひたすらイメージするのです。
不思議なことに、これを繰り返し続けているうちに
朝を迎えます。
最近では、認知シャッフル睡眠法というものが知られてきていますが、
これはここで説明すると長くなるので、
ご自身でお調べください笑
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で、本題の
『ひつじを数えると眠れる』
の話ですが、
英語圏の意味とは違った役割として
日本では成り立っているのではないでしょうか。
海外からよく働きすぎだと言われている日本人が
眠れない時に羊を数える(1つのことに集中する)ことで、
快適な睡眠を得られるというメカニズムになってるんじゃないかな。
と、ふと4時に中途覚醒した僕の独り言でした。笑
というわけで、みなさま
ここまでのご拝読ありがとうございましたm(-_-)m
是非、今日の夜 寝付けないって方は
改めて羊を数えてみて、いい夢を見てください^^v
また次回の更新をお楽しみに(^^)ノシ