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憂鬱な月曜日、「おはようございます」の挨拶が私を救う
月曜日、今日からまた忙しい1週間が始まる。そんな憂鬱な日も、私に元気をくれる魔法について。
駅員さんに挨拶したことはありますか
「おはようございまーす。」
私は毎朝、家の最寄駅の改札に立つ駅員さんに挨拶をしている。
これは結婚する前から続けていることで、ただただ、毎日早朝から利用客に向かって挨拶をする駅員さんへの敬意の気持ちから、自然とやっていることだ。
挨拶なんて当たり前のことなので、わざわざ長々語るものでもないけれど、最近この習慣がもたらしてくれる効果に気づいた。
挨拶することで得られていること
挨拶は、相手のためにしているようで、実は自分のためにやっているこだとも思う。
だって、元気に挨拶すれば、相手はもちろん、私自身が元気になるのだ。
人に親切にすると幸福度が上がるという研究結果もあるけれど、その研究がどうであれ、私自身が効果として感じている。
『嬉しいな。』
『駅員さん、喜んでくれてるかな。』
『声を出して、自分の体がまた少し目覚めた気がするな。』
『仕事に向かうスイッチが、また一つ入ったな。』
ほんの一瞬の出来事が、そう私に感じさせる。
声を出して人と心を通わせる一瞬は、その後も心の中でぽかぽか温かくあり続ける、カイロみたいな存在だなと思う。
挨拶は、やらなきゃいけないことじゃない
挨拶を人に押し付けるつもりなんて、さらさらない。
辛いことや悲しいことがあって、前を向いて足を動かすのだけでやっとの日がある。
声を出せないぐらいにしんどくて、それでも電車に乗らなければいけない日だってある。
だから、挨拶しない人を見ても、何とも思わない。
ただ同時に、声を出せるほどに心と体が元気なときには、私はぜひ、挨拶してみてほしいと思う。
言葉を発したことで、確実にあなたに向く挨拶は、ほんのりとでも確実にあなたの心を温かくしてくれるはず。
カイロは放っておくと冷めてしまう。
だから、それが冷めないうちに、心からの「おはようございます。」を誰かに伝えたい。