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車は走る凶器、でも安全に利用することも可能


|車は危険なもの・・・

皆さんは「車は走る凶器」という言葉を聞いたことありますよね。
凶器の代表的な存在は「刃物」。
包丁やナイフ、はさみなどいずれも刃物ですが、それら刃物を使用するときは、自分の手指やからだ、付近の人や物を傷つけないように慎重に扱いますよね・・・・

では車はどうでしょう・・・
車は大きな鉄の塊(かたまり)ですし、走ることで加速度がつきます。
その車の重さ(質量)と速度の関係で衝突時のエネルギー(運動保存エネルギー)が決まるということを物理の授業で学んだことがあるでしょうね。
また自動車教習所などで教わったことが記憶にあるかもしれませんね。

車にはそれ自体の重さもあるし、速度がでているとその衝撃力もすさまじいですよね!
軽自動車でも重量は約1トン、4トン車といわれる貨物車だと車両総重量は8トン前後にもなるんです。
その物体は速度の2乗に比例して衝撃力は大きくなる。つまり速度が2倍になると衝撃力は4倍になるということです。
そのことは多くの方が認識していると思います。

|走る凶器って?

そのように凶器にもなり得る車ですが、正しく安全に使うと便利なものですね。
一度車を運転してしまうとなかなか離れることができません。
高齢運転者の運転免許返納制度を設けても免許を返納できない理由の1つには車の利便性があります。

しかし、車は刃物以上に危険なものであり、ちょっとでも油断や操作ミスで、一瞬にして多くの命を奪ってしまう(「凶器」化)こともあります。
そのようなことから交通社会では、「車は走る凶器」といわれてきたのです。

|走る凶器にしないためにも

車は人が運転するものです。もちろん、今後完全自動運転化されることもあるとは思うが、やはり鉄のかたまりですね。

そのためドライバーの運転に対する意識、ルール遵守状況などが安全を左右します。
鉄のかたまりが道路の上を走るので危険も伴いますが、その利用の仕方によっては安全で便利な乗り物になるんです。

車を安全に利用するためには、道路交通法等で一定のルールが定められているので車の運転者はもとより道路交通の場を共有する皆がそのルールに従うことで重要ですよね。

※続きは別途

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