今も涙を流さずにはいられない「渚にて: 人類最後の日」
<SF(112歩目)>
古典作品ですが、良い時間を過ごすことのできる素晴らしい作品です。
渚にて: 人類最後の日【新訳版】
ネヴィル・シュート (著), 佐藤 龍雄 (翻訳)
東京創元社
「112歩目」は、ネヴィル・シュートさんのこの作品。
遠い昔に読んでいましたが、再読。これは大好きな「愛(love)」がたくさん詰まっていて、思わず泣ける作品でした。
大きな流れは覚えていたが、細かなとこを忘れていた。
再読して思うことは、ネヴィル・シュートさん、押さえるとこを押さえていて泣かせてくれます。
もう70年近く前の作品と思えない、とてもよくできている。
「死期が明確になる時人はどのような行動をするのか」。
とても深いです。
「人は気高い存在であるべき」との考えがよかったです。
あと、以前に読んだときよりも翻訳がよかった印象です。
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