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犬君の超訳「源氏物語」 第34巻「若菜上」
犬君アタマの超訳源氏!第34巻「若菜上」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued
第34巻「若菜上」
原文抜粋
「東の院にものする常陸の君の 日ごろわづらひて久しくなりにけるを
もの騒がしき紛れに訪らはねば いとほしくてなむ
昼など けざやかに渡らむも便なきを
夜の間に忍びてとなむ 思ひはべる
人にもかくとも知らせじ」
犬君超訳
「東の院にいる末摘花が、ずっと体調が悪くてね、
忙しくてなかなかお見舞いに行かなかったから、かわいそうになってさ。
でも、昼間に行くと目立つから、
こっそり夜に行こうと思うんだ。
ナイショにしといて」
原文抜粋
「と聞こえたまひて いといたく心懸想したまふを
例はさしも見えたまはぬあたりを あやし と見たまひて
思ひ合はせたまふこともあれど」
犬君超訳
「と言って、源氏の君がめっちゃオシャレするのを見て、
紫の上が『末摘花に会うのに、いつもはそんなにオシャレしないのに…。
これはあやしい~』…そういえば思い当たることがあるわと」
犬君「源氏の君(40歳)🌸女三の宮より子どもっぽくね?」