犬君アタマ 

犬君アタマの超訳源氏!第1巻「桐壺」~第54巻「夢浮橋」 完走なるか…to be continued (「作戦会議」note担当ライター) 作戦会議室作りました。よろしくお願いいたします。 https://note.com/sakusenkaigiroom

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最近の記事

犬君の超訳「源氏物語」 第36巻「柏木」

犬君アタマの超訳源氏!第36巻「柏木」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第36巻「柏木」 ≪もののけ編≫   原文抜粋「後夜の御加持に 御もののけ出で来て     かうぞあるよ いとかしこう取り返しつと 一人をば思したりしが     いとねたかりしかば このわたりに さりげなくてなむ      日ごろさぶらひつる 今は帰りなむ とて うち笑ふ」 犬君超訳「後夜の祈祷のとき、もののけが出てきて、    『ここにいるぞ。前のひとりはうま

    • 犬君の超訳「源氏物語」 第35巻「若菜下」

      犬君アタマの超訳源氏!第35巻「若菜下」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第35巻「若菜下」 原文抜粋「よろづのことにつけて めであさみ 世の言種にて                          明石の尼君とぞ 幸ひ人に言ひける                     かの致仕の大殿の近江の君は 双六打つ時の言葉にも                          明石の尼君 明石の尼君とぞ 賽は乞ひける」 犬君超訳「いろん

      • 犬君の超訳「源氏物語」 第34巻「若菜上」

        犬君アタマの超訳源氏!第34巻「若菜上」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第34巻「若菜上」 原文抜粋 「東の院にものする常陸の君の    日ごろわづらひて久しくなりにけるを   もの騒がしき紛れに訪らはねば いとほしくてなむ        昼など けざやかに渡らむも便なきを             夜の間に忍びてとなむ 思ひはべる                        人にもかくとも知らせじ」 犬君超訳 「東の院にいる末摘花

        • 犬君の超訳「源氏物語」 第33巻「藤裏葉」

          犬君アタマの超訳源氏!第33巻「藤裏葉」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第33巻「藤裏葉」 原文抜粋「『賀皇恩』といふものを奏するほどに                         太政大臣の御弟子の十ばかりなる 切におもしろう舞ふ」 犬君超訳「『賀皇恩(がおうおん)』という曲が演奏され、                        太政大臣の子息で十歳くらいの童が、実におもしろく舞った」   犬君「めっちゃ、可愛い~♡」

          犬君の超訳「源氏物語」 第32巻「梅枝」

          犬君アタマの超訳源氏!第32巻「梅枝」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第32巻「梅枝」 原文抜粋「大弐の奉れる香ども御覧ずるに               なほ いにしへのには劣りてやあらむ」 犬君超訳「大宰府の大弐がくれた新しく外国から入った香の材料より、            やっぱ、昔の香の材料の方がモノがいいね」 原文抜粋「錦 綾なども          なほ古きものこそなつかしうこまやかにはありけれ」 犬君超訳「錦や綾な

          犬君の超訳「源氏物語」 第32巻「梅枝」

          犬君の超訳「源氏物語」 第31巻「真木柱」

          犬君アタマの超訳源氏!第31巻「真木柱」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第31巻「真木柱」 【怪異出現巻】  【怪異】           【当事者】   【犬解釈】  第4巻「夕顔」  いとをかしげなる女       夕顔        熱中症 第9巻「葵」   かの御息所(六条御息所) 葵上        難産 第12巻「須磨」    そのさまとも見えぬ人    源氏の君   不安夢 第13巻「明石」  ただ同じさまなる物   

          犬君の超訳「源氏物語」 第31巻「真木柱」

          犬君の超訳「源氏物語」 第30巻「藤袴」

          犬君アタマの超訳源氏!第30巻「藤袴」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第30巻「藤袴」 原文抜粋「かの母君の あはれに言ひおきしことの忘れざりしかば」 犬君超訳「玉鬘の母君が、                         幼い娘の身を案じて言い残したことが忘れられず」 原文抜粋「かの大臣 はた 聞き入れたまふべくもあらずと愁へしに                                   いとほしくて かく渡しはじめ

          犬君の超訳「源氏物語」 第30巻「藤袴」

          犬君の超訳「源氏物語」 第29巻「行幸」

          犬君アタマの超訳源氏!第29巻「行幸」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第29巻「行幸」 原文抜粋「殿は                     ものむつかしき折は 近江の君見るこそ よろづ紛るれ とて」 犬君超訳「内大臣は                       『気が晴れない時は、近江の君を見ると晴れるな』と言って」       犬君「晴れ女☀近江の君(連続4卷出演‼)」    *犬足「似てね…⁉」          

          犬君の超訳「源氏物語」 第29巻「行幸」

          犬君の超訳「源氏物語」 第28巻「野分」

          犬君アタマの超訳源氏!第28巻「野分」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第28巻「野分」 原文抜粋「そのついでにも                    いと不調なる娘まうけはべりて もてわづらひはべりぬ                   と 愁へきこえたまひて笑ひたまふ      宮 いであやし むすめといふ名はして さがなかるやうやある                   と のたまへば      それなむ見苦しきことになむはべ

          犬君の超訳「源氏物語」 第28巻「野分」

          犬君の超訳「源氏物語」 第27巻「篝火」

          犬君アタマの超訳源氏!第27巻「篝火」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第27巻「篝火」 原文抜粋「秋になりぬ 初風涼しく吹き出でて                        背子が衣もうらさびしき心地したまふ  忍びかねつつ        いとしばしば渡りたまひて おはしまし暮らし                 御琴なども習はしきこえたまふ。」 犬君超訳「秋になった。涼しい風が吹き始め、       もの寂しい気持ちをおさえ

          犬君の超訳「源氏物語」 第27巻「篝火」

          犬君の超訳「源氏物語」第26巻「常夏」

          犬君アタマの超訳源氏!第26巻「常夏」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第26巻「常夏」 原文抜粋「五節の君とて されたる若人のあると 双六をぞ打ちたまふ        手をいと切におしもみて せうさい せうさい と                   こふ声ぞ いと舌疾(ど)きや」 犬君超訳「五節の君というコジャレタ若い女御と双六をしていた近江の君は       せわしなく手をもみながら         五節に『小さい数が出ますよ

          犬君の超訳「源氏物語」第26巻「常夏」

          犬君の超訳「源氏物語」 第25巻「蛍」

          犬君アタマの超訳源氏!第25巻「蛍」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第25巻「蛍」 原文抜粋「寄りたまひて 御几帳の帷子を一重うちかけたまふにあはせて                     さと光るもの紙燭をさし出でたるかとあきれたり                   蛍を薄きかたに この夕つ方いと多く包みおきて 光をつつみ隠                    したまへりけるを さりげなく とかくひきつくろふやうにて   

          犬君の超訳「源氏物語」 第25巻「蛍」

          犬君の超訳「源氏物語」  第24巻「胡蝶」

          犬君アタマの超訳源氏!第24巻「胡蝶」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第24巻「胡蝶」 玉鬘物語「つるくさ つるくさ」 作:犬君アタマ  それは、わたくしが四歳の夏のことでした。乳母が、母君と侍女の右近の姿が煙のように消えてしまったと申すのです。幼いながらも、とても心細く悲しい気持ちになったことを覚えています。乳母は方々手をつくして探してくれたのですが、とうとう行方はわかりませんでした。  そうこうするうちに、乳母の夫が大宰の少弐に

          犬君の超訳「源氏物語」  第24巻「胡蝶」

          犬君の超訳「源氏物語」  第23巻「初音」

          犬君アタマの超訳源氏!第23巻「初音」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第23巻「初音」 ≪✉明石の御方⇒明石の姫君へ♪≫ 原文抜粋「年月を松にひかれて経る人に 今日鴬の初音聞かせよ」 犬君超訳「お別れして長い年月が経ちましたが                       姫君にお会いできる日を待っている私に        元日の今日 鶯の初音のお便りを聞かせてくださいな」 ≪✉明石の姫君⇒明石の御方へ♪≫ 原文抜粋「ひき別れ年は経

          犬君の超訳「源氏物語」  第23巻「初音」

          犬君の超訳「源氏物語」  第22巻「玉鬘」

          犬君アタマの超訳源氏!第22巻「玉鬘」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第22巻「玉鬘」 *源氏(35歳)が女君たちに贈った新春の衣👘 ≪紫の上(27歳)≫ 原文抜粋「紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿                    今様色のいとすぐれたる」 犬君超訳「くっきり浮き出た紅梅文の小袿・濃い紅梅色の袿」 犬脚注:ボツ個性ありがちハイソコーデ ≪明石の姫君(7歳)≫ 原文抜粋「桜の細長に つややかなる掻練」 犬君超

          犬君の超訳「源氏物語」  第22巻「玉鬘」

          犬君の超訳「源氏物語」  第21巻「乙女」

          犬君アタマの超訳源氏!第21巻「乙女」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued 第21巻「乙女」 原文抜粋「八月にぞ 六条院造り果てて渡りたまふ」 犬君超訳「八月に、六条院のリフォームが済んでお引越しされた」 〖各邸の季節イメージ・住む人・方角〗 【春】源氏&紫の上(辰巳・東南)  春の庭・植栽等⇒五葉の松・紅梅・桜・藤・山吹・岩つつじ・池・他 【夏】花散里(丑寅・北東)  夏の庭・植栽等⇒花橘・撫子・薔薇・苦丹・卯の花・呉竹・泉・他

          犬君の超訳「源氏物語」  第21巻「乙女」