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悪いのは部下ではない!問題と人を分けよう。

世界的な交渉の専門家ウィリアム・ユーリー氏は、
コミュニケーションの中で大切にしていることとして、
「問題と人を分けること」と伝えています。

部下から報告を受けると、
「部下が問題を起こした」と捉えてしまいがちです。
すると、コミュニケーションは難しくなっていきます。

私にはどちらの立場も経験があります。
上司に報告したときに、
自分の人間性を否定されたと感じたこと。
また、部下の報告に対して、
責めるように問い詰めてしまったこと。

「問題と人を分けること」の大切さを聞いて、
視点が変わりました。

重要なのは、
”起きた問題を一緒に解決するパートナー”
として部下を位置づけることです。
問題が生まれた仕組みや背景に何があったのかを
一緒に探し、主体性を育みながら解決していきましょう。

営業のプレゼンや契約交渉も同じです。
売る側、売られる側と考えず、
”相手が抱えている問題を一緒に解決する人”
として、自分の立場をとりましょう。

私たちは皆、何かしらの問題を抱えています。
そして、それを解決したいと望んでいます。

自分の問題を指摘ばかりする人よりも、
自分の悩みを一緒に解決してくれる人の方が、
影響力も必然的に高まっていきますよね。

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