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詩「いつか物語が書けたら…」


キラキラの金糸で表紙を編む
好きな色の糸で栞を作る

少し大きなサイズの特別な本
言葉が跳ねたら厚くなる
人生という名の物語を綴る

喜びと悲しみの波が私を豊かにする
数多くの出会いが歩みを彩る
学びが輪郭を作り 優しさが柔らかな肌になる
言葉の数だけ手が厚みを帯び いつか誰かの頭に触れて心を軽くする
細やかな指先が誰かの影を救おうとする

うまく行かなくても顔を上げて
私は まだ執筆中
辛かったら虹色のペンに変えて
言葉は まだ続いて行く

(いつか私だけの物語が書けたらいいな。)

結末は あの高い山を抜けて
澄んだ空の向こう側

私は そこを目指して歩みをまだまだ続けて行く

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