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詩「溜まる」



君の輝く日常が細分化され
言えなかった言葉の一部がバラバラになり
朝露の様な哀しみが緩やかに溜まっていく

ちょうど
お腹の真ん中辺りで
ふつふつと
マグマが沸騰する
君の感情が
僕の目の前で弾け飛ぶ
瞳の中に全身の熱情が反射する

部屋の中を全速力で駆けて行く
色鮮やかな玩具の海の中を
じゃぶじゃぶと踊る
君は新世界で
とても美しかった

君の言えなかった言葉の代わりに
レースのカーテンが優しく揺れた

僕は
君の様に
この世界で
真正面から
挑み続けているだろうか?

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