やらない技術
今回は、ビジネススキルの中でも特に重要なスキルである「やらない技術」について紹介していきます。
やらない技術?そんなのに技術が必要なの?
と思われた方がいるかもしれません。
これが必要なんです。
現代は言うまでもなく情報化社会であり、瞬時にあらゆる情報が手に入ります。
その情報に反応し、我々はやる事がどんどん増え続けています。
また、幸か不幸か新型コロナの影響で通信手段が
劇的に発達し、自分が何処にいようとも仕事が出来てしまう世の中になってしまいました。
いつでもどこでも、脳はフル稼働でやらなきゃいけない事ばかり。
そんな状態を毎日続けていたら、どうなると思いますか?
仕事のパフォーマンスが落ちるに決まってます!
そして、さらにそれを続けていたらどうなると思いますか?
「壊れる」に決まってます!
私もかつてそんな生活を送っていましたが「このままでは身体が持たん!」と思い、仕事を減らす努力をしてみました。
すると、ストレスは軽減され、アウトプット量は減ったにも関わらず、成果物の質が向上しました。
ということで、どれだけ業務効率を高めて仕事量を増やすかではなく、何をやらない/省くか、この技術を紹介していきます。
【1.やる事を制限する】
まずはじめは「やる事を制限する」です。
1日の中でやる事を強制的に3〜5個に制限し、その厳選した項目に全ての集中力とエネルギーを注ぎます。
それ以外の項目は、後回しにするか周りの人にお願いしてしまいます。
さらに、対応時間も制限を設けてみてください。
そうする事で程良い緊張感が生まれ、対応項目一つ一つの質が良くなります。
【2.やる事をシンプルにする】
やる事を制限すると、一つの項目で色々やろうとして、複雑化してしまいがちです。
5W1H(いつまでに、誰が、どこで、何を、どうやって、なぜやるか?)を明確化し、やる事のぜい肉を削ぎ落とし、やる事をシンプルにします。
やる項目ごとに行動は一つ!
このルールをしっかり守って下さい。
【3.ちゃんと断る】
最後にこれが一番大切です。
やる事を厳選しシンプルにしたら、とにかくそれを対応している間は、他の仕事を頼まれても断るようにしましょう。
もし相手が本当に困っていたら、他に出来る人を紹介する、対応期限を交渉する等して、今の仕事を最優先してください。
厳選した仕事というのは、あなたにとってとても重要な仕事です。
それが完了するまで他の仕事を入れてはいけません。
まとめ
自身の仕事の質を高める為に「やらない」を選択出来るようになりましょう。
手始めにやる事は下記の通り。
やる事を制限する
シンプルにする
ちゃんと断る
思った事を即行動に移せることは、とても良い事です。
またそれに伴う経験も非常に大切なものです。
ただ、中途半端な気持ちで対応していたら、その経験の価値は半分になってしまいます。
今あなたが最優先すべき項目に本気で取組む為に、それ以外の項目は忘れて全集中力を注いでみてください。
必ず大きな成果につながります。
私も本気で応援してます!
ではまた!
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