#音楽
「書く」という、心の調律
以前、仕事で声楽の先生にインタビューした経験がある。地域で開いている体験レッスンを実際に受けて、その様子をレポートする内容だった。時間は60分程度。
発声練習に半分以上の時間を使った後、実際に一曲歌ってみる。ポイントを指摘していただく。課題曲は「ハナミズキ」だったと思う。
あらゆる方法で発声練習は行われた。中でも印象的だったのは、鼻の付け根を少し摘みながらガマガエルみたいな声を出す方法と、お腹
空虚はロックを鳴らせなくても
幼少の頃から感情を表に出さないタイプだと言われ続けて、文字を扱う仕事をしてもそれは情報の切り貼りであって、noteを始めたのは「自分の言葉や文章を探す旅に出る」名分で、それはつまり私が物事や現象に対してどのように感じるかを知る目的だった。
マイペースにやっているから3年続けても約160記事。多いのか少ないのかはわからないけど、何も持っていなかった私にしてはがんばったほうだと思う。
でも、書いて
少し贅沢をし過ぎたみたいだ
「今更その話題かよ」
と呆れられるのを承知で敢えて語りたい。
いや、むしろ。
ほとぼりが冷めつつある今だからこそ語らなければならない。
ゲスの極み乙女。について、だ。
皆様もご存じの通り、ギターボーカルの川谷絵音が既婚者の身でありながらベッキーとオトナチックな関係になり、猟奇的なキスをして、ロマンスがありあまった結果、私以外私じゃなくなった騒動は記憶に新しい。
ベッキーは、まぁいろいろあった
BUMP OF CHICKENが歌う「強さ」と「強がり」の境界線
人の強さってなんだろう?
頭の隅にずっとありながら答えが出なかった問いだ。誰かの言葉で簡単に傷ついたり、誰かをむやみに傷つけたりしない強さを持った人間になりたかった。
なのに、そうあろうとすればするほど本当の自分を置き去りにしているように思えた。強さの意味を履き違えていた。
BUMP OF CHICKENの音楽と出会ったのは、そんな自分を持て余していた10代と20代の狭間だった。
うだる暑さ
「くるりの歌詞、雨が多いなあ」と思ったので、メジャー以降全200曲調べました
私は、歌詞を読むのが好きだ。
5分前後の曲に、そう長くはない文章。歌詞だけを読めば1分もかからないだろう。
短い文章の中に、時には映画、時には小説、時には誰かの生活をのぞき見しているような感覚を覚える。たまらなく好きだ。
歌詞を読まない人がいると知ったとき、驚きを隠せなかった。「音楽が好き」といっても、人によってさまざまなのだと知った。
歌詞は、曲に添えた適当な文章ではない。
適当に書い