実践的!リアル英語授業のコジマ

英語をパワー全開で伝える先生です! ・「脳がactiveになる」真のアクティブラーニング実践 ・「即・再現可能」な授業改善案 達成▶英検1級、TOEIC985、TEFL certificate(UCI)、ベンチプレス非公式115㌔公式大会102.5㌔ 教員向け勉強会もしてます!

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マガジン

  • 生徒がいい顔になる授業のアイディア

    生徒の頭にエンジンがかかり、積極的な発言の応酬が起こる授業を作りたい人へ

  • UCI TEFL(英語教授法)ノート

    カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)で英語教授法を学んだ時のノートを元に、授業づくりの理論的な拠り所を知る限りお伝えします。

  • cozyの5分間ホームルーム

    5分で野球戦術や授業のお話をします。 先生的な視点をお送りしつつ、おしゃべりな僕が長話をしない修行を積みます。

  • 兵法の思考で戦う「孫子野球」

    孫子兵法から高校野球の戦略、戦術を考えます。現場的思考を混ぜながら、実践的プレーを絡めるように心がけています。

最近の記事

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2023版!授業構造フォーマット

本日もお読みいただきありがとうございます。 今回は授業づくりに役立つ授業構造フォーマットのアイディアについて書きます。 私が公立教員になりたての時に、 教育委員会からもらった資料に書いてあった授業のフォーマットは 「導入5分→展開40分→まとめ5分」というものでした。 大枠としてこれに従って授業を作ることに大反対!という立場ではないのですが、例えば展開40分ずっと講義をするわけにもいかないはずですし、授業づくりの拠り所としては粗いフォーマットであることは否めません。 今回

    • 受験指導とペアワーク~思考と言語化~

      高校3年生の担当をしていると、よくこのようなお話を耳にします。 「受験生はペアワークなんてやってる暇はない」 「講義型で予備校もやっているし、学校でも講義一択だ」 実際のところ、受験という差し迫った目標を持つ生徒を対象にする場合、 ペアワークやルーブリック提示型学習を行わなくても、 生徒は常に「受験問題の解答に役立つか」「模試での正答率に好影響があるか」などの視点で、自分の学習と効果を常に検証し続けるサイクルに入っているので、 無理にペアワークなどを入れなくても高い学習モチベ

      • 生徒のニーズが知りたいなら聞いてしまおう

        ラジオの更新です。 「生徒が集中して学習に取り組まない」 「自分の授業の何を改善すればいいんだろう」 それを知るためにいろんな指導法を学んだり、 教育系企業の分析シート読んだり、 いろいろやってきましたが、 今なら素直に生徒に聞いてしまいます。 どんなとき授業に集中できるか、どういう活動なら頑張れるか、 いろんな生徒の声に耳を傾けます。 一番はっきりとした解決策を持っているかもしれない人は、 目の前にいる生徒のはずです。 そして生徒の声に耳を傾けるという行為が「上下

        • 「初任者授業改善システム」を考える2~継続的・効果的な研修システムとは?~

          前回の記事の続きです。  前回は、私自身が新人時代に受けた初任者研修を振り返り、 どのような育成システムがあるかを見てみました。今回はそれらのシステムが抱える課題とよりよい育成システムの形を検討することを目的としたいと思います。 4 いわゆる初任者研修システムの抱える課題とは?  「課題」と書きましたが、前回振り返った研修システムはいずれも効果的なものです。  自治体の教育委員会が主催する初任者研修では、教育公務員としての心構えや制度、過去の裁判の判例等を学び、行動の

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        2023版!授業構造フォーマット

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        • 生徒がいい顔になる授業のアイディア
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          「初任者授業改善システム」を考える1~公立で行われる研修の内容とは?~

          こんにちは。コジマです。 1学期が終わりました。 どの学校でも新しい先生が入り(自分も今の職場では新人です) 日々奮闘している姿が見られたのではないでしょうか。 新たな環境で、 新たな学習集団に、 きっちりフィットする授業を提供するのはいつも難しいもので、 僕自身も1学期は日々授業改善に奮闘した記憶が強く残っています。 また、それは初めて教職のキャリアを始めた初任の先生にとっては、 なお一層ハードな時間だったのではないかと推察します。 教員をやっている皆様の職場には、

          「初任者授業改善システム」を考える1~公立で行われる研修の内容とは?~

          新任時代の悩みつれづれ2

          今回も新任時代の悩みつれづれ話から始まり、 教員の研修事情などお話しています。 特に初任者の先生方が安心して「日々成長」していけるようなシステム作りはどうあるべきなのかについて話しています。 都立時代は 「初任者研修」や「希望者研修」など教育委員会が主催して情報を提供してくれる機会がありました。 しかしながら、これらの研修で受動的に話を聞いているだけで授業力が完成されるほど簡単な世界ではありません。 学校内で定期的に研究授業を行う研修もありがたい機会でした。 1~3年目は

          新任時代の悩みつれづれ2

          ポッドキャスト更新~新任時代の悩みつれづれ~

          今回のシリーズでは、 新任時代に悩んだことや助かったこと、 こういうことができていればなあという後悔などを語っていきます。 例えば授業。 実践的な授業づくりを学ぶ授業は、学生時代には3年時に4単位のみでした。 教育実習は先輩の物まねで授業らしきものをして、一瞬で終わる3週間でした。 いつの間にやら教採に合格し、着任後約1週間で授業が開始しました。 この時の「どうしたらいいんだ」感は思い出すだけでぞっとします。。。 一方で、 その中でも温かくも厳しく指導を続けてくださった

          ポッドキャスト更新~新任時代の悩みつれづれ~

          コジマカタログ2023版~授業改善お手伝いします~

          英語教師の児嶋達彦です。 現役の英語教師として日々授業実践の改善を繰り返す中で、 同じように日々授業力を高めようと奮闘する先生方、 その中でも若手の先生やこれから教員になろうという教職志望の学生の授業研究の良きアドバイザーになりたいと思っています。 『教員養成』に携わっていくことを人生の1つの目標としている私ですが、 大学の教職課程とは異なる「現場感覚」を生かしたリアルな授業改善の手法や視点をお届けできると考えています。 この1年での実績として以下のものがあります。 1

          コジマカタログ2023版~授業改善お手伝いします~

          生徒みんなが、みんなの先生に~得意を活かした相互貢献活動~

          はじめに。 ご無沙汰してしまいました。。今年からは習慣的に書く、ということを大切にやってきましたが、 職場が変わっての1学期は、もう心身に余裕がなくなりまして、 こちらでの発信に力を注げずにいました。 「書きたい」を上回る消耗ぶりで。。 とはいえ、新しい環境の素敵な生徒たちに「授業」で貢献したいという気持ちは毎日燃やしていました。 高校でも、初めての挑戦である中学校でも、 よりよい授業づくりに挑戦し続けています! 今回は「優秀な生徒たちの力を教室に広げまくれば、全員の理解

          生徒みんなが、みんなの先生に~得意を活かした相互貢献活動~

          GWくらいからは再開しようと目論んでいましたが、新職場でまだまだペースがつかめません。。「時間は作るもの」と聞くので、きっと作れるのだろうけど、今は心身の安全のための行動が先んじてしまう。でもすぐ「何か発していきたい」気持ちが休むことより強くなるくらいに余裕が出始める、はず。

          GWくらいからは再開しようと目論んでいましたが、新職場でまだまだペースがつかめません。。「時間は作るもの」と聞くので、きっと作れるのだろうけど、今は心身の安全のための行動が先んじてしまう。でもすぐ「何か発していきたい」気持ちが休むことより強くなるくらいに余裕が出始める、はず。

          新たなチャレンジ 中学校英語指導

          こんにちは。 今年度も1か月が過ぎました。 僕はというと新たな環境で、中学生・高校生に英語の授業をしています。 特に中学校での指導は教育実習以来なので、実に16年ぶりです。 それでも一所懸命な生徒たちの積極的な姿勢に支えられ、心から楽しく授業しています。(反応がストレートなのが素敵だなと思います。) 今、新たなチャレンジである中学校指導において、僕が特に気を付けているポイントを書いてみます。 1 生徒が知っていること・知らないことの確認を細かに 2 解説短く・活動長く 3

          新たなチャレンジ 中学校英語指導

          新年度・新職場 何回やっても余裕がないものです。 「よく寝る・よく食べる・運動する」この3つがパフォーマンス良く、健康に仕事する基本であると、経験を積むほど実感してます。 そして「先回りして悩まない」 これに尽きます。 書きたいことをためているので、GWくらいから書きます!

          新年度・新職場 何回やっても余裕がないものです。 「よく寝る・よく食べる・運動する」この3つがパフォーマンス良く、健康に仕事する基本であると、経験を積むほど実感してます。 そして「先回りして悩まない」 これに尽きます。 書きたいことをためているので、GWくらいから書きます!

          AIが宿題をできる時代に②~「正解」はすぐ引き出せるなら~

          ↑前回はこちらです↑ 単に正しい知識を書き込んで提出することが課題のゴールであるなら、 自宅でスマートフォンやコンピュータに依存することで簡単に完成させることは可能である時代です。 そんな時代に「生徒自身を育てる」という観点で課題を出すのであれば、 どんなことに気を付けていくべきなのでしょうか。 そんなことについてしゃべっている回です。 Podcastでのお話の中で、 良い課題の条件として「学習のプロセスがあること」「プロセス(成長・改善)を可視化できること」というものを

          AIが宿題をできる時代に②~「正解」はすぐ引き出せるなら~

          AIが宿題をできる時代に①~課題の捉え方を再考する~

          本日は  先生に根掘り葉掘り聞いてみたラジオ 第25回 「AI時代の課題の出し方とは?」 と関連した文を書いていきます。 「英作文をGoogle翻訳でやってくる生徒が増えて困っている…」 なんていう声は英語科の先生の中では昔からありましたが、 ChatGPTの出現により、あらゆる科目で生徒の課題の出し方や指導の方法に工夫が求められるようになりました。 AI時代には、その気になれば教科書にあるような問題は大抵AIに代わりに解いてもらうことが可能です。 英語で言えば英作文だろ

          AIが宿題をできる時代に①~課題の捉え方を再考する~

          教師の人材確保・質の向上の行方3~教員養成・研修システムの再考~

          文科省の『令和の日本型学校教育』を担う教師の人材確保・質向上プランを読んで考えたことを書いていきます。 https://www.mext.go.jp/content/20210201-mxt_kyoikujinzai01-000012476-1.pdf 前回・前々回はこちら↓ この文科省の教員確保プランについての文章は、 1 35人学級を担う教師の確保 2 社会人等多様な人材の活用 3 教職課程の高度化と研修の充実 4 教員免許更新制の在り方の見直し という項目に対して

          教師の人材確保・質の向上の行方3~教員養成・研修システムの再考~

          ChatGPTと教育現場~しっかり見つめてしっかり活用②~

          https://podcasters.spotify.com/pod/show/62990/episodes/023-Chat-GPT-e20tka5/a-a9hnhv0 前回からの続きです。 ChatGPTと教育現場での使い方について、引き続き考えました。 今回もChatGPTを利用しながら気づきを得ている回です。 1 「真偽を疑う目」=クリティカルな視点は忘れずに利用する。 ChatGPTを通した情報の検索は、いわゆる検索エンジンよりもエッセンスを知るという意味では即

          ChatGPTと教育現場~しっかり見つめてしっかり活用②~