coyotekenkamei

高知にて、演劇を主に活動。劇団コヨーテ主宰。

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11/20さらば汚れた稽古日記

写真は先日、東京にて撮影して頂いた僕です。 今回の出演者であるSARAIのはからいで、天野トロイカさんと出会わせてもらい、久しぶりにカッコつけた僕です。色々と撮ってもらったので、発表していきたいと思っております。 そして、本日の稽古。 11/20の稽古。 少しずつ少しずつ前進しています、、 芝居ってのは稽古を何日も何日もしなくちゃならんのですよ、もういくらギャラもらっても足らん時間を費やすわけです。 もうね、ギャラより価値あるものに溢れているのでそりゃ幸せです。 さまざまな常

¥240
割引あり
    • 11/19さらば汚れた稽古日記

      稽古には関係ないが朝に谷川俊太郎の死を知る。 もう不死身なんじゃないかなと思ってた偉大なる詩人。教科書やCMで感じた朝のリレーに心が踊った。二十億光年の孤独が好きで娘に絵本を買ってあげたりした。 天使の朗読も好きでした。 ビデオレターも刺激でした。 詩人で生きた方、尊敬します。 そして本日の稽古。 前夜、音楽も合わせて即興的ながら通し稽古。 僕に生まれた問題点をみんなで解決していこうと反復の稽古が増える。 やろうとする姿勢が素晴らしい、高知の人は度胸があるなぁと感心する。 意

      ¥300
      • 11/18さらば汚れた稽古日記

        龍馬が生まれたまち記念館という場所のホールを借りて稽古。 木造のステキな作りの家屋で一階には記念館、二階には貸室がある場所である。 そこで稽古をするのは、音楽隊と打ち合わせして、芝居を最初から終わりまで通してやってみるためだ。 撤収時間ギリギリにはなったが最初から終わりまでやれたのは良かった。 なんとなくでも世界が見れるのは大切だから。 これによって演者、スタッフワークの問題点も浮き彫りになる、それはとてもいい事だ。 音楽隊も打ち合わせしてすぐに即興で合わせてくるすごいメンツ

        • 11/17さらば汚れた稽古日記

          今日は札幌と東京と繋ぎ遠隔での読み稽古。 すごい世界になったもんだ、ビデオで同時に芝居の読み稽古ができるなんて。 場所が整えば、立ち稽古もできるな。 VRのメガネしたら、どこでも稽古できるんだな、生身が売りの演劇だけど稽古はスマホがあればやれちゃう、手塚治虫なら想像どおりの闇でもあるかもね。 貧しければ貧しいほど仮想世界に依存していくような気がする、そんな考えがよぎったりもする。 それでも人間は慣れていくのだ。 ビデオでの稽古の抵抗感がわずかに減少していた。 しかし、途中で気

          ¥300

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        • 亀井健自然に帰る日記
          86本

        記事

          11/16さらば汚れた稽古日記

          本日の稽古は出演者松木邸。 豪邸のリビングと和室を使わせていただき稽古。 ここでの稽古ではいつも愛犬サラちゃんが玄関でお迎えしてくれます。ものすごくよくできた犬で、絶対に人を噛まない。しかしみんなが稽古していると仲間に入りたがるかわいいやつだ。 いつか一緒に舞台に立てたらいいねぇと戯言。 そして家主である松木一男氏も高知演劇史に名を残すであろう怪優である。 70歳から始めた俳優、いつも初期衝動のナルシスト、ステキすぎる。 ステキすぎるみんなをちゃんと今後紹介したいな。 そして

          ¥300

          11/16さらば汚れた稽古日記

          ¥300

          11/15さらば汚れた稽古日記

          本日は築100年以上経つ蔵をお借りして稽古。 高知って感じがするな、築100年以上の蔵の中にいるなんて。稽古は出演者の松花菜、片岡眞子、東京からビデオ通話で参加のSARAIという少数での稽古。 そういう時は反復するか感性を確かめるか、どちらかの稽古になる。 反復は役者の安心感を育むが目に見えない、台詞にない奥の深いところが手に入っていなければ、ただ運動の中に沈んでいく。運動こそが内側だとすることもできるが、それはまだ少し先にしておきたい。 安心が上等な表現ではないからね。 市

          ¥300

          11/15さらば汚れた稽古日記

          ¥300

          後ひと月、演劇の稽古は続く

          12/13[金]19:00に初日を迎える、劇団coyote、高知公演、さらば汚れた世界よ、夜さ恋して夜が明ける、毎日稽古が続く。 高知県芸術祭、3度目の参加となる今回は、高知市の蛸蔵で幕が開く。 劇団coyoteが高知県で初めて演劇を発表したのも、蛸蔵だった。 たしか2017年、まだ札幌にいた僕は高知県演劇祭に参加させてもらった。その頃とてもお世話になった方は、もう高知にはいない。 今は、僕が高知に住んでる。 高知に住んで3年目になる。 しばらくは演劇なんてやれないだろうと

          ¥300

          後ひと月、演劇の稽古は続く

          ¥300

          花が咲く、新作日記14

          種をやみくもにばら撒いてた。 世話が必要なのか! とゆるやかに育てる。 ほんと、何もしてないに限りなく近いゆるやか。 それでも、一つ二つ、花が咲く。 だから実をつけてみようかと、ごろごろりん。 物語のプロット以前のただ道の舗装をしつつ、そこに魂が宿るきっかけを探している。 あまりに煩悩に溢れてしまっているから。 大いなる使命みたいな、必殺仕事人的な、特別な役割でもあるかのような、時を刻んでいる。 それでか、どうも集中力を欠いている。 うーん。 欲望が散漫な感じがす

          花が咲く、新作日記14

          料理ってやつは、新作日記13

          娘と息子の朝晩のご飯を作る。 久しぶり。 朝はお馴染み、ホットサンド。午前5時に起きて作る。昨晩はハッシュドポーク、昆布味噌汁、ニラ玉豆腐クレープ、今晩は焼きうどん、焼き鳥、目玉焼き、リクエストに応えまくり。 私はキャンプ道具的な調理道具しかない、包丁もない、ナイフ一本、ちっさい鍋とちっさいフライパンで料理する。 調理道具が揃っている時は楽々なものが、不自由であると大変に面倒だ。 最近、ケガもしたので身体すらおっくうだ。 そこに気づくものがある。 人間ってねぇ、と思う、

          料理ってやつは、新作日記13

          久しぶり!新作日記12

          すんごい停滞してる。 気分と共に生活もだけど、でもよいしょっと新作準備を具体的に進めているのだ。 おっとお金かかるぞとか、色々と連絡するぞとか、バイクでコケたw足痛えとか、様々な要因でためらいがちになるけど、みんなステキに返事をくれるから、嬉しくて泣きそうだった。 泣いてない 酒飲んだ 泣いてもよかったよ ひとりで泣くのってさ、自分の潜在意識に問いかけてる感じあるよね 誰かの前で泣くのって、こみあげてくるけど、ちょいと甘えもありやんせ まあまあ、思ったことを

          久しぶり!新作日記12

          ハローハローロンググッドバイ、新作日記11

          いったん台本執筆を休止。 ただひたすら人恋しいのだ。 誰にとでもなく恋煩いなのだ。 触りたいけど触りたいものがない。 触られたいけど許してない。 愛しかないあっち側では、経験できない事を、愛を求めてばかりのこっち側で叶えてみたい。 ここでは未完成が美しいのに、完全なるものを高価な、高価ってなんだ? 高い価値があるものw ウケる その時点で誰かと計ってるじゃねぇかよ。 完全なるものにみえる高い価値に振舞ってみせる美醜がウロウロ偉そうに道のいいとこを闊歩する。 ウケる

          ハローハローロンググッドバイ、新作日記11

          どくんごを観たり、新作日記10

          昨日は昼間は息子の幼稚園で絵本読みきかせ。 息子リクエストで100万回生きたねこを読む。 年長の子達が素直にねこが死んでしまうと驚き、何回も死んでる!と反応し、ねこはこどもが大嫌いでしたと聞くとなんでー、と総ツッコミされた。 夜に息子にどうだったと聞く。 顔は真剣だったけど心の中で笑ってたよ、と言う。 みんなで100万回生きたねこごっこをやるそうだ。 ねこは誰がやるの? と娘が聞くので、そりゃもちろんお父さんの代わりに息子だろうと私が言う。 いや、ねこはみんなやりたいって言

          どくんごを観たり、新作日記10

          昼から酒盛り阿呆、新作日記9

          深夜、息子の寝小便で濡れる。 息子は私の身体に乗っていたり、顔に被さっていたりする。浅い眠りで私は警戒していたが、やはり私の服、寝床は濡れる。 息子、反省しつつ半泣き。 すまんな、ちゃんと小便してから寝なさいと言えばよかったが、娘がなかなか寝床で遊んで眠れなかったのだ。 しかし、女というやつは、大人になりたがる。 娘はすっかり、自立してる風の女だ。 1週間ほど前は甲斐甲斐しく私の世話を焼く彼女風だったのだ、それがもはや甘えのカケラを見せないのだ、おかげで息子はたっぷり私に甘え

          昼から酒盛り阿呆、新作日記9

          うたかたモエシャンドン新作日記8

          久しぶりに早起き、洗濯、軽く掃除、トイレ拭き拭き、コーヒーを飲み、執筆し、朝倉城跡を登り下り、買い物しつつ新しい風景を見つけ、おにぎりを食う。 朝とあるストーリーが生まれ、ふとワインを思い、最近ワインは飲んでない、なんか痒くなる。 ワイン、モエシャンドン、モネ、睡蓮の池などの連想ゲームをしている。 あらかじめこの運命は決まっていたのかもしれない。登場人物の名前は黒江だからだ。 ボリスヴィアン、うたかたの日々。 昔は日々の泡と訳されてた。 この奇妙なラブストーリーをシン

          うたかたモエシャンドン新作日記8

          生まれてごめんちゃい新作日記7

          2024.5/13日没前 歩いていたら、近所の保育園から聞こえてきた。 たんたんたん、たんじょうび〜 そこでふと思い出す。 俺の最初の記憶は3歳でさ、誕生日だ。 お母さんやら、女性達がせかせか働いて準備してた。ケーキには誕生日おめでとうって書いてあった、たしかたしか。 けんちゃんはなんか喉の奥がジュワッとした。 胸がキュッとした。 こりゃいかんね、目ん玉に汗がたまりゆうき なんて事で言葉にはなっていないが、泣きそうになったので、必死に、言う。 箸がないよー、 井上

          生まれてごめんちゃい新作日記7

          なんもしてないよ新作日記6

          今日の私は、何もしていない。 朝起きて、ちょいと水回りを掃除。 その後、施術サロンのため、パソコンに向かって広告づくり。 デザインが上がったが、入稿できず諦めた。 酒と飯にする。  もう夕刻になっていた。 食べて飲んでやる、ヒャハハ。 おいおい明日も飲み会だろう。 まあよいではないか、はやいとこ風呂入って寝よう。ちょいとはなんか考えようかな。 料理好きな人は床も好き。 おいおい、しょーもねぇな。 相性ってものがあるならば、匂いと味が大切。 匂いと味には経験が必要。

          なんもしてないよ新作日記6