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うたかたモエシャンドン新作日記8

久しぶりに早起き、洗濯、軽く掃除、トイレ拭き拭き、コーヒーを飲み、執筆し、朝倉城跡を登り下り、買い物しつつ新しい風景を見つけ、おにぎりを食う。

朝とあるストーリーが生まれ、ふとワインを思い、最近ワインは飲んでない、なんか痒くなる。
ワイン、モエシャンドン、モネ、睡蓮の池などの連想ゲームをしている。
あらかじめこの運命は決まっていたのかもしれない。登場人物の名前は黒江だからだ。

ボリスヴィアン、うたかたの日々。

昔は日々の泡と訳されてた。

この奇妙なラブストーリーをシンクロしている。
僕はそうだったのだ。
ちなみに、最近ミッキーロークのナインハーフを見たら、中学生以来に久しぶりにみたら、演技が演技じゃなくて、ドキドキした。
僕が憧れていたものを、今再確認すると自分自身の感性の変化にも驚く。

中学生の頃は、ハートのお尻にばかり夢中だったからだ。
ハートの形に似てるお尻にドキドキした。

ラブストーリーをちゃんと書こうとなんで思っているのか、それにも少し気がついた。

僕は、いつからか女性に対して自惚れているのだ。
今、割れたガラスの破片のように、触って変えてしまいたいけど変えたくない泡のように、うぶ毛を撫でるように、ソフトクリームを包むようには、出来ていないからだ。

弱さ、甘え、疲労、ただ飲み込むコンビニのサンドイッチのように、なにかわからん揚げ物の塊を唾液で包むことなく食して、吐口にしていたのだ。
満たされないを満たすジャブの連打。

弱さ、甘え、疲労、やっかいだ。
昔からあるが、誰かを吐口にして自分で満たすんじゃなく愛しい人に満たして欲しかった、中学生の頃の僕。たぶん、愛はあの頃のほうが満ち満ちしてたんだと思う。

それで、もう慣れてないで、
人を宝物のように愛でたい

それでラブストーリーなんです。

僕はまたトキメくのでしょう。
好きな映画が同じ人や、好きな本が同じ人だったり、新しい映画や本を教えてくれる人に。
社会のリアルを教えてくれる人に。
思想に。未来に大きな白い家に住みたいと夢を見られる人に。

中学生から二十代の酔いどれになる前には、白い大きな家で愛し合う夢を見ていた、なんて事を思い出した。
全部忘れてたから、また新しい記憶やき、たどり着くまでおぼえちょこ。

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