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ミーム演劇教室 稽古日誌

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「ミーム演劇教室」(毎週火曜開催)の「稽古日誌」です。先生の発言や寺原が感じたことを発信します。 週1回更新。 パフォーマー他、「表現」に関わる方に特に読んでほしい!!
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記事一覧

「ミーム演劇教室」終了のお知らせ

「ミーム演劇教室」終了のお知らせ

この度、小屋+kopが主催しておりました「ミーム演劇教室」を終了することにいたしました。

教室に足を運んでくださった方、応援してくださった方、記事を読んでくださった方、皆様に篤く御礼申し上げます。

教室は終了いたしますが、演技の質向上のための実践と勉強は小屋+kopにて形を変えて継続していく所存です。何か新しく決まりましたらお知らせいたしますので、そのときは応援してくださると幸いです。

今後

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【第55回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.6.28開催】演技が作為的にならないために。

最近は、内省的な演技から脱するためのアドバイスを多く先生から受けています。
そのときに言われるのが、「前頭葉を開け」「観客にどう見えるかで勝負しろ」。また、今週の教室では、『The Holy Man』の中の台詞の稽古を主にしていたのですが、「母国語である日本語を遣うと、その意味性が心情的なものに陥りやすくなるので、言語を音声として分解(品詞分解、母音と子音の分解を指していると思われます)して、「音

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【第50回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.5.24開催】「蝶も確かにいる、リチャードもいる、という異次元の不可解な混淆が見えたときに「世界」を感じて心動かされるんだ」

最近は、前年度のように毎週通し稽古を行なっていくのではなく、ウォークなどの基本動作の訓練を通して作品のクオリティーを高めていくような稽古の仕方をしています。
今回は、ウォークの訓練のときの先生の指摘を主にとりあげていきたいと思います。

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先生(意訳)
「ウォークができていない。寺原はいつも鏡で自分の姿を逐一見てしまっているから、頭部から演技を統括する意識が抜けず

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【第42回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.3.22開催】具体的実際的な環境に身を置いたと設定し、そこで起こる生理反応を演技に活かしていく。全編アドリブに見えることが目標です。

【第42回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.3.22開催】具体的実際的な環境に身を置いたと設定し、そこで起こる生理反応を演技に活かしていく。全編アドリブに見えることが目標です。

3.15、試演会を無事終了いたしました。
当日、5名の方が観に来てくださいました。ありがとうございます。

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<ふりかえり>
稽古時の課題がそのまま舞台に載った。

寺原に関しては、観てくださった方から指摘もありましたが、「自身と作品との距離が取れていない」。具体的には、観客視点に立ったときに不必要と感じられる「間」が多い。キャラクターの心情の間ではなく、演者の間になっ

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【第38回 ミーム演劇教室 2022.2.22開催 稽古日誌(ではなく)[3/15 『The Holy Man』試演会告知!!]】

【第38回 ミーム演劇教室 2022.2.22開催 稽古日誌(ではなく)[3/15 『The Holy Man』試演会告知!!]】

<概要!!>

3/15(火)、15:00~17:00、いつものスタジオ(新宿ダン⭐︎スタ3 東京都新宿区西新宿7丁目13-7 タカラビル3F)にて、試演会を行います!
公演ではないので、普段の教室の料金設定以外にチケット代などは設けません。
(普段の教室の料金設定:受講─1,500円/回、見学─2回目まで無料・3回目から1,000円/回(学生はいずれも無料))(当日、受講は出来ませんので、見学の

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【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催②[もう一人の受講生へのアドバイス編]】

【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催②[もう一人の受講生へのアドバイス編]】

一昨日に続いて、今週2/15に開催した教室の記事更新です。
前回は、先生の私へのアドバイス編でしたが、今回はもう一人の受講生へのアドバイス編です。

『The Holy Man』は、演者(受講者)に合わせて、モチーフになる人物が異なります。私には、シェイクスピアによって稀代の悪役として描かれた(てしまった)リチャード三世。もう一名の受講者には、女性ということもあり、ジャンヌ・ダルク。
テーマは同じ

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言葉の乖離性と虚偽性に関して、ここで暴露するということを、リチャード三世という器を借りて、人間の心の真情を吐露することが目的【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催①[私へのアドバイス編]】

言葉の乖離性と虚偽性に関して、ここで暴露するということを、リチャード三世という器を借りて、人間の心の真情を吐露することが目的【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催①[私へのアドバイス編]】

今回2回記事出します! 先生から私へのアドバイス編と、もう一人の受講生へのアドバイス編。まずは私へのアドバイス編です。

『The Holy Man』、後半部で台詞を遣うのですが、先生のオーダーは、「行為と言葉が全く異なるものを示す」、というもの。
具体的に、行為としては「蝶々を見つけて捕まえて喜ぶが、思わず蝶々を掴む力が強すぎて殺してしまう」。
しかし台詞は全く違う、リチャード三世の、戦死したボ

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新しい視点で、演技というのと演劇というものを捉えて、古典を違うところに浄化していくという作品になる。【第36回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.8開催】

新しい視点で、演技というのと演劇というものを捉えて、古典を違うところに浄化していくという作品になる。【第36回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.8開催】

最近ずっと、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」を聴いています。講談師の神田伯山さんがMCを務めるこの番組。毎回爆笑させられます。語りが上手くて内容に聴き入っちゃうので、ラジオなのにながら聴きが出来ないのが玉に瑕ですが、とても面白いので皆さんも是非聴いてみてください。
https://www.tbsradio.jp/edo/ ←TBSラジオのサイトに飛びます。

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さて、今回はダメ出しもあ

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ミーム表現で1番大切なのは「手」なんだよ。【第35回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.1開催】

ミーム表現で1番大切なのは「手」なんだよ。【第35回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.1開催】

今回、私(寺原)の上演は、最後まで行く前に先生に止められてしまいました。やりながら私も、「視線だとか呼吸だとか、生理感覚を裏切って演技してしまっているな」と感じていました。諸々原因はあるのですが、先生にも、それは伝わってしまったようです。

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先生:管理下の寺原でいたのはどこら辺から? 常に楽しめなくて、管理下の寺原でこれを段取って演じなくちゃいけない状態で進行し

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ただ人間自身の、本質的なものの、生の、生きる姿と生体そのものを、そこにあらねばならぬ・なくてはいけない形で、表すことができる、アーティスティックなものって言ったら、「演劇」なんだよね。 【第34回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.25開催】

ただ人間自身の、本質的なものの、生の、生きる姿と生体そのものを、そこにあらねばならぬ・なくてはいけない形で、表すことができる、アーティスティックなものって言ったら、「演劇」なんだよね。 【第34回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.25開催】

<はじめに [先生曰く、「演者は四歳児の友たれ」]>

「演技」を考えたときに、「演技力」「演技術」と言われますが、その場合の「力」「術」、あるいは「技術」とは何か。
基準はどこにあるかというと、「観客」です。観客の無意識的な感覚=生理感覚に則った人間観=「生活感覚」において、どこまでその感覚に信頼してもらえる振る舞い方・立ち方・居方ができるか。そのための方法、「こだわり」が、「技術」でしょう。

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生理感覚は、決め事をしっかり決めて、本番でそれを全部捨てたときに、ようやく見えてくる。【第33回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.18開催】

生理感覚は、決め事をしっかり決めて、本番でそれを全部捨てたときに、ようやく見えてくる。【第33回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.18開催】

今回は、技術的なアドバイスの多い回でした。色々細かなシーン構成についても言及されていましたが、大きくは「生理反応」、特に今回は「呼吸」のことでした。

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「呼吸管理、無意識のうちにしてるでしょ。無意識に、吸ったときには、意識を拡げようとしているし、吐いた時には、意識は既に開いている。
その違いだよね、人間の。それが生理だ。生理的な呼吸のコントロールだ。その生理的な呼吸のコント

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本当のミームは、そこに人間の生体が見えなくちゃいけない。それが、お互いのコミュニケーションで、肌で感じ合うことなのよ。【第32回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.11開催】

本当のミームは、そこに人間の生体が見えなくちゃいけない。それが、お互いのコミュニケーションで、肌で感じ合うことなのよ。【第32回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.11開催】

毎週火曜日、15時から17時で開催しています。ミーム演劇教室。見学・受講、いつでもお待ちしています!!
今回、先生からいただいたダメ出しは、「生きている生体を描写しなくてはならない」ということでした。

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「お前(寺原)はタイム(いわゆる「間」)としての「情感」でやっているけれども、違うんだ。ここでお前がやんなくちゃいけないのは、作られた人間ではなくて、「生きている生体

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演者の工夫が「工夫」として届いてはいけない。これが、非常に困難を極める。【第31.5回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.4開催】

演者の工夫が「工夫」として届いてはいけない。これが、非常に困難を極める。【第31.5回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.1.4開催】

私の凡ミスで、今回は受講・見学生同士で見合い、意見する日となりました(故に31.5回となっています…)。
自然、より長く受講している私が、もう1人の受講生に指導することになりました。そのときに感じたことを書きます。

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人に何かを伝える際、自分の「感覚」は人に伝わりません。

だから、具体的に「言葉」にする必要があります。しかし自分では「腰」と思って言っても、自分の指す箇

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それはとっても人間としてはラッキーなポジションで、道を歩んでいると思わなきゃいけない。【ミーム演劇教室 稽古日誌 2021.12.28開催】

それはとっても人間としてはラッキーなポジションで、道を歩んでいると思わなきゃいけない。【ミーム演劇教室 稽古日誌 2021.12.28開催】

明けましておめでとうございます! 新年から、新型コロナウイルス・オミクロン株がこれまでにくらべ弱毒化しているなど、明るめのニュースが入っております。みなさんにとっても、良いことがたくさんある一年でありますよう。

さて、ミーム演劇教室、活動しております。年明け前に更新できれば良かったんですが、いまだに更新のルーティーンを作れておりません(汗) 今年は、今年こそは、ちゃんと毎回更新する所存です……!

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