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もやもやがスーッと消えた物語

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実際に自分が体験したことですが、登場人物やシチュエーションは仮の物語です
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会社で、メンヘラな私が成長する機会を与えるために上司が仕事を私に頼んできた。

しかし私のやりたいことではなくて、嫌な顔をした。
(私は結構顔に出やすいタイプだ)

だけど私のためを思って頼んでくれていると何となくわかったから断らなかった。

上司はその態度にちょっとむっとしていたが、我慢して私に頼んだ。

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私が頼まれた仕事を進めている最中に、わからないことがあったので聞きに行った。

上司は丁度その時重要な仕事に集中していることろだった。

しかし私はそんなことを気にせず、

「ここがわからないんですけど。。。」

すると上司はかなり眉間にしわを寄せ、それから

「今重要な取引先との案件をやっているんだぞ!!!」
「相手が何をやっているのか状況把握しないで話すなんて馬鹿じゃないのか!?」

私は謝った。

そのあとの会話は割愛するが、最終的にこう言われた。

「お前は今後このことを注意してちゃんとできるのか!?できないのか!?」

かなり威圧的な態度だった。

私も我慢できずその威圧的な態度に頭にきて、

「できません」

といった。そのあとに様々な言い訳を連ね、私が反論的なことを言おうとすると

「いいからちゃんと聞け!!」「お前の意見なんてどうでもいいんだよ!!」

と言われた。

上司はかなり頭の切れる人で、私も上司の言っていることは正しいとわかっていた。
だけどあんな態度を取られたから素直に受け入れられなかった。

このままでは私はまともな判断ができないと思い、
一人きりになるためにビルの屋上へ逃げた。

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私はまず、この思いのたけをどこかの動画やネット記事や本で薦められていた「筆記開示」をした

紙に自分の思考や感情を書くことで、それらがいったん自分の頭からだされ、ストレス軽減になるという。

実際やって少し落ち着いた。

しかし、まだ心のどこかでもやもやした気持ちがあった。
あの態度を思い出すと、あんな態度で怒鳴るくらいなら上司も考え方を改めたほうがいいのではないか?
と思ってしまって苛々した。

筆記開示を続けていると、ある文章を書いている途中に光が宿った。

ある本に書いていることで、今回のような状況のことについて言及している節があるのを思い出した。
しかし内容がいまいち思い出せなかったため

「なんだったけ!?これすごく重要な気がする!」

とおもい、その本は丁度読みかけだったのでカバンの中から取り出した。
ちなみにこの本を薦めてくれたのもその上司だった。

その内容は、本の49~50ページに書いてあった。

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