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ファン体質全開のアプローチを解禁したら俄然やりやすくなった話。

本日のノートは演劇や舞台公演の販促に特化した話というわけではないのですが「こんなこともあるよ、使いようによっては販促に役立つかもしれないよ?」という話。

noteを始めたことで自己紹介が必要になり、自分が何者であるかという簡単な紹介文を書いたり、どこにどういう形で所属しているかを書いたりしたのが7月上旬の話。そこから今日までの約2ヶ月間に起こった変化や、思ったことなどをぽつりぽつりと書いてみようと思います。

隠しちゃいないが主張もしなかった所属のこと

これまで、所属先のことは別段隠しているわけではないけれど、自分から申告する機会もないので「聞かれれば答える」くらいの感覚でいました。

宣美のアイコン何が良い?アイコン設定迷走中!」や「いつメン舞台が嫌いという話(役者のイメージ・世の中は下世話よ?編)」の時にもお話していますが、作品世界や役者のイメージに干渉したくない、基本的には裏方・中の人に徹したいという感覚であることが主張しない理由でした。

noteをスタートさせるにあたって決めたこと

しかしその状況のままTwitterなどで促進しようと思うと、どうしたって不便・制限が多く、第三者に届く・届けるような発信はしにくい。そこで、これまで避けていたことの中から、いくつかの決心をしてnoteに登録したわけです。

◎所属を明らかにすること
◎ファン体質を明らかにすること
◎考え方やスタンスを明らかにすること
◎上記3点を明らかにした上で自分の言葉で発信すること

そんな経緯と決心があり、この数ヶ月の間にファン体質全開のアプローチを解禁、noteでもTwitterでも「好きなものは好き」「ほらこれ、ここがいいでしょう?」などという話も遠慮せずに発信する方向へシフトしました。

制限がなくなったことにより、伝えやすくなった・伝わりやすくなった。

ファン体質であることを明言し、それを隠さない方向へシフトしたことで、さまざまなことが俄然やりやすくなりました。あっちもこっちも。

舞台・演劇公演の好みか否かもそうだし、何を快と思い何を不快と思うかもそう。応援する団体や個人に対しての考え方やサポートの仕方もそうだし、変に伏せたり隠したりする部分が無くなったことで、当事者ともファンや関係者とも距離が近く、密度も高くなった印象。自分自身のことや自分が好きな人・物のことを「好き」と言われて嬉しい気持ちにこそなれ、嫌な気分になる人はそうそういないものね。

好きなところを意識したら、嫌いなところも伝えやすくなった。

また、自身の心理的な変化として大きく変わったのは「好き」と「嫌い」のとらえ方。どちらかというと今までは好きを伝えても嫌いはなるべく言わないようにという感覚が強かった。ネガティブなのは悪じゃないんだけど、伝え方が難しくて。誤解を招きやすく難しいことだという認識だった。

ところが。ファン体質を全開にした結果、好きがベースになり、「こういうところが〇〇だったらもっと好きになる」に変化したのだよね。言っている内容としては同じことなのに伝え方・表現の仕方がガラリと変わる。

同じ内容をポジティブな表現に変換しただけなのだけれど、発言の内容も私自身に対しての印象も良い方向へ変わるし、受け取る側にしても心理的な抵抗感がグンと下がるので、結果的にとてもスムーズに理想に近づく。受け止め・受け入れてもらいやすいし、改善への道のりも短くなった。

考えてみれば当然のことなのだけれど、実際あわただしい毎日の中でそういう余裕を持てるかというと難しいというのが正直なところ。まだ習慣にはなっておらず、言葉の選び方などの精度も低いんだけど、これは身につけたいなぁと思う。

執筆の基盤も同じ

noteの執筆も同じで、読んでくださる方みなさま、一人でも多くの方が「読んで気持ちよくなれる文章」を書けるようになりたいと思う。

たとえば私は演劇を中心にして作り手と受け手を繋ぎたいと考え発信しているわけだけど、分析・問題提議、それが的を射た話・正論であっても、実際に現場を動かしていくメンバーや、劇場へ運んでくださる方々に、受け止め・受け入れ・改善へ向けた意識をもって協力してもらえなければ状況は何も変わらないから。

自分の意見をハッキリ言って意思表示するのはいいけれど、だからって高圧的・高飛車な雰囲気・空気を醸してしまうのでは解決は遠のくし、何のために発信しているのだかわからなくなってしまう。

煽ることばと掴むことばであれば私は掴むことばを使いたいし、さらに包むことばで一つずつ丁寧に伝えてゆきたいなと思う。

演劇にせよnote・Twitterにせよ、ファンのネットワークとコミュニケーションを広げるようなイメージで、手を繋げたらなぁ、コミュニティとして確立できたらなぁ、なんて思う今日この頃。

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