真昼間のダンディ

ミッドライフクライシス(中年の危機)で人生迷子になる男が、日常から心象風景を切り取って…

真昼間のダンディ

ミッドライフクライシス(中年の危機)で人生迷子になる男が、日常から心象風景を切り取ってみる。 果たして中年迷路から抜け出して、ささやかなる幸せを手にすることが出来るのか!?

最近の記事

言語化することの大切さと効用(転職活動を通じて)

昨日書いた通り、今日はとある会社の一次面接に臨んだ。キャリアブレイクを開始してからおよそ1月半経つが、企業との面接は今回が初めてだった。あくまでも「今回の僕の場合」と前置きした上ではあるが、僕はいわゆる転職サイトを利用しているので、企業との面接に臨む前段では「履歴書」と「職務経歴書」というものを準備した上で、転職サイトのエージェントを通じていくつかの希望する会社に採用応募をしてもらう。そこから始まるのが「書類選考」というものだ。そして、その書類選考に通過すると「企業との面接」

    • ミッドライフクライシスを乗り越えた先に

      僕がミッドライフクライシスに陥っていると自覚した時から、この心の感覚や時間の流れ方が一体何なのか、事実を客観的に把握したいと思った。なにせ、ここまで自分の気持ちがコントロール出来ないような体験や、この世で一番ままならないのが自分の心だと心底思ったのは初めてのことだったからだ。僕に何か精神的もしくは身体的・肉体的な問題や弱さがあるからなのか…それを確かめたく、僕はネットや書籍を読み漁った。 まず、ミッドライフクライシスの輪郭について、次の3点にまとめてみた。  ①1970年代

      • プロローグ【本能】

        おそらく数年前から、ミッドライフクライシスの兆候を本能的に感じていたのだろう。それが今年になって顕在化した…ただそれだけのことだ。 2024年5月、僕は仕事をするということに対するモチベーションを完全に失ってしまった。理由はいろいろあるにせよ、とにかく仕事のすべてが馬鹿馬鹿しくなってしまった。そして「今の働き方・生き方を根本的に見直さなくちゃいけない」と痛烈に思った。そして…会社を辞めた。 けれど、一家の大黒柱である以上、稼ぎを止めるわけにはいかない。藁にもすがる思いで、い

        • 楽に幸せに生きるための考え方(欲求を自分軸と他人軸に分けて考える)

          マズローの欲求5段階説と言うものがある。僕も社会人生活を送る中で随分とお世話になった考え方だ。自己啓発や社内研修における必修項目として学び、後進に教えたりもしたものだ。 ただ、現在の僕のフラットな感覚で、僕の個人的な問題や様々な社会問題を頭の中に並べて整理してみると、マズローの説がこの令和時代の日本に、そして、人生100年時代と言われる世界にそぐわなくなってきているのではないか、そんな疑問を持つに至った。今日はそんなテーマでつれづれしてみよう。珈琲とCAMELをお供にね(笑

        言語化することの大切さと効用(転職活動を通じて)

          「ジャケ買い」と「大人の嗜み」

          今から25年くらい前だろうか、最近では「Y2K世代」なんて言われてるけど、ちょうどその頃が僕の青春時代の真っ只中だった。 音楽について言えば、今はスマホのアプリから、各人の趣味・趣向に合わせて、コスパ良く・タイパ良く「配信」されてくるけれど、当時の僕ら(H世代)の音源と言えば「CD」で(ちなみにS世代は「カセットテープ」)、町の本屋の隣に併設されたCDショップや、ちょっと都会に出てタワーレコードやHMVなんかに出向いては、お気に入りのCDを物色したものだ。 予めお断りして

          「ジャケ買い」と「大人の嗜み」

          人生をシンプルに、よりシンプルに…

          僕がどん底の底の気分にいる時、何でもいいから何かにすがり、この苦しみから逃れたいと、もがいていた時期があった。 2010年代からスマホが爆発的に普及し始め、それに伴いYoutuberと呼ばれる発信者があまた出現してきて久しいが、いやいや、世の中にはいろんな人がいて、僕が抱えている苦しみなどとうの昔に経験して乗り越えて、さまざまなアドバイスをさまざまな角度から教授して下さるYoutuber氏が沢山いることに驚き、そして救われた(半分は僕の時間潰しにお付き合い頂いた側面もあるが

          人生をシンプルに、よりシンプルに…

          幸福感のU字型カーブを信じて生きてみる

          「幸福感のU字型カーブ」と呼ばれるものがある。これは横軸に「年齢」を、縦軸に「幸福感」を表したものだそうだ。ちなみに、僕は現在48歳と5か月経った。 このイメージ図によれば、僕は現在、幸福感の最底辺部に位置している年齢層にいることが分かる。振り返れば…そうだなぁ、2024年に入ってから「この人生のどん底感は何なんだろうか」「仕事する意味は?生きる意味は?」「幸福感のU字型カーブによれば、裏を返せば至極まともな人生を歩んでいると言うことなのだろうか」「男性更年期障害でテストス

          幸福感のU字型カーブを信じて生きてみる

          ミッドライフクライシスからの脱却を図る男、日常を綴る|プロフィール

          ミッドライフクライシスからの脱却を図る男、日常を綴る|プロフィール

          なぜだか今日はそんなことがどうでも良くなってきたので…はじめてのnote

          日が昇っているというのに、どうしても起きたくない朝というものがある。いったんトイレで用を足し「さぁ起きよ」と思いながら、また布団の中に潜り込む。別に夢の続きが見たいというわけじゃない。むしろ、どこか心の行き場のない、夢か現実か分からないような違和感に満ちた意識の中で、何かの拍子に身体を起こす。今日の僕の一日はこうして始まった。時計は13時半をさす。 寝ボケた頭にシャワーを浴びせる。少し覚醒する。パンツを履きシャツを着て、そして歯を磨く。 今、僕は仕事をしていない。日本国憲

          なぜだか今日はそんなことがどうでも良くなってきたので…はじめてのnote