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〔1〕『なんかコイツヤバそう...』というカンを論理で押し殺して付き合うと失敗する!経営者/COOこそ”直感”を無視しない方が《健全な経営判断》ができるかもしれないというハナシ。

 
時代の変化と共に、
迅速な意思決定
求められる場面が増えてきています。
 
今は対応が1日遅れただけで
会社が傾く時代
です。
 
部下から言われた要望を、
1時間放置するだけで、
SNSで悪評を言われ、
採用に影響してしまうこともあります。
 
兎にも角にも、
迅速な対応ができるようにならないと、
ビジネスが出来ない時代になりつつあります…
 
そんな迅速な対応を助けてくれるのが
《直感力》
です。
 
会議の合間や商談の場で、
直感に頼って判断を
下した経験はありませんか?
 
直感は単なるひらめきではなく、
経験と知識に基づいた潜在的な能力です。
 
論理的な思考と併せて、
直感力を鍛えることで、
より柔軟で効果的な意思決定が可能になります。
 
直感力を鍛える!というのは
一見、経営には関係なさそう…
ビジネススキルって言えるの?

という疑問が湧くかもしれませんが、
どの立場であっても、
仕事をする以上は
鍛えておいて損はないスキルです!


セクション1: 自分の直感を疑って騙される経営者が後を経たない。

直感とは、
瞬時に湧き上がる判断や決断のことで、
表面的には「ひらめき」と感じられますが、
実際には過去の経験や知識が
無意識に働いて導き出される
ものです。
 
私たちの脳が一瞬のうちに
膨大な情報を処理
し、
潜在的なパターン認識
行うことで生まれるのが《直感》です。
 
簡単に言うと、
「無意識的な情報処理」の結果です!
 
このような無意識的な判断は、
経験の蓄積が重要であり、
直感が働く場面では、
私たちが長年の経験で得た情報
自然に反応しているのです。
 
さらに、
神経科学の分野では、
直感が前頭前野
(意思決定や計画、
感情制御を担う脳の部分)と
関係していることがわかっています。
 
前頭前野は、
過去の経験や知識を統合し、
瞬間的に判断を下すための基盤を提供します。
 
また、
感情を司る扁桃体も直感に影響を与えており、
特定の状況で危険を察知したり、
瞬時に反応するために働きます。
 
クリエイティブな業務や
リーダーシップにおいても、
直感力はアイデアを瞬時に生み出し、
方向性を決定するのに役立ちます。

 
ちなみにですが…
直感を無理矢理、
理屈で閉じ込めようとして
失敗した経験はありませんか?

 
「この人、なんか怪しいなー…」
という直感に対して、
「いや!でもこの人は経歴が凄いし、
話も論理的だから信用できるはず。
高そうなスーツも着てるし、
名刺に書いてある住所に登記もされているから
大丈夫に決まっている!」

 
というパターンで
痛い目を見た経営者
一人二人ではありません…

セクション2: 直感力を鍛えるための具体的な方法

1. 直感を信じる習慣の形成
まずは自分の直感を信じることが第一歩です。
 
日々の小さな判断であっても、
自分の直感を意識してみましょう。
 
決断を下す際に直感を使い、
その結果を観察することで
自信がついてきます。
 
失敗を恐れず、
直感を積極的に活用することで、
次第に精度が高まります。
 
 
2. 自己観察と内省
直感が働いた瞬間や
その結果を振り返ることが重要です。
 
直感で行動した後に、
その結果が良かったか
悪かったかを観察します。
 
さらに、
なぜその直感が湧いたのか、
背景にあった要素は何かを内省し、
自分の経験や知識との
結びつきを意識しましょう。
 
これにより、
直感がどのように
作用しているかが理解でき、
次に活かすことができます。
 
 
3. 直感を育てる環境づくり
直感はストレスがかかっている状態では
発揮されにくいものです!

日常的に瞑想やリラックス法を取り入れ、
心を落ち着ける習慣を持つことが大切です。
 
さらに流行りのデジタルデトックスや
自然との触れ合いによって、
過剰な情報から一度離れるのもオススメです!
 
頭をクリアにする時間を作ることで、
直感を研ぎ澄ますことができます。
 
 
4. クリエイティブな活動に挑戦する
直感を鍛えるためには、
クリエイティブな活動に
挑戦することも有効です。
 
アートや音楽など、
論理的ではなく感覚的な活動に
取り組むことで、
脳の右半球が活性化され、
直感力が高まります。
 
新しいことに挑戦することで、
直感が刺激され、
新たなアイデアが湧き上がるでしょう。

セクション3: 直感をビジネスに活かすための実践法

1. 瞬時の判断が求められる場面での直感の活用
ビジネスの世界では、
特に不確実性が高く、
時間が限られた状況で、
迅速な意思決定が求められることが多くあります。
 
たとえば、
予期せぬ市場変動や顧客からの緊急の要望、
競合の動向に対して瞬時に
対応しなければならない時、
直感は強力な武器となります。
 
直感を活用するには、
まずその場の状況を一瞬で把握し、
自分の経験や知識を
引き出しながら決断を下します。
 
時間のかかる分析に頼らず、
直感で最初のアクションを起こし、
その後の状況に応じて柔軟に
対応することが求められます。
 
たとえば、
緊急事態の際、
直感で選んだ最初の行動が正しければ、
さらなる時間とリソースの節約につながり、
事態の悪化を防ぐことができます。
 
これは、
事前に多くの経験を積み、
状況に応じた迅速な判断を下す力を養うことで
可能となる領域ですが、
常に問題に晒される経営者には
必須の力
と言えるでしょう。
 
 
2. 直感と論理のバランスを保つ
直感は非常に強力ですが、
それに依存しすぎるとリスクも伴います。
 
ビジネスにおける重要な意思決定では、
直感に頼りつつも、
データや事実によって
裏付けを取ることが必要です。
 
例えば、
直感で新しい市場に進出することが
良いと感じたとしても、
まず市場調査や競合分析を行い、
直感が示す方向性が正しいかどうかを確認します。
 
このバランスを保つためには、
直感を補完するためのデータ分析ツールや、
ファクトチェックのためのプロセスを
取り入れると良いでしょう。
 
論理的なデータ分析を行うことで、
直感が単なる偶然や誤解ではないかを確認でき、
より確信を持って意思決定ができるようになります。
 
直感を重視する場面でも、
最終的な判断の前に客観的な裏付けをとることで、
リスクを最小限に抑えることができます。
 
 
3. 直感を組織的に活用する方法
個人だけでなく、
組織全体で直感を活かす文化を
育てることも重要です。
 
組織が直感に頼る意思決定を許容し、
サポートする環境を整えることで、
社員全体が迅速に対応できる力を身につけます。
 
これは、
特にリーダーシップのレベルで重要です。
 
リーダーが直感的な意思決定を
積極的に取り入れることで、
他の社員も自信を持って直感に基づく行動を
とることができるようになります。
 
組織の中で直感を奨励するには、
自由な発想を促す文化を育むことが大切です。
 
例えば、
定期的にブレインストーミングの場を設け、
社員が自由にアイデアを出せる環境を作ります。
 
こうした場では、
論理的な分析よりも、
直感的なひらめきを大事にし、
アイデアが生まれる瞬間を尊重します。
 
組織が直感を重視する文化を持つことで、
クリエイティブな解決策が生まれ、
迅速な問題解決が可能になります。

コンクルージョン

直感は、
単なる一時的なひらめきではなく、
ビジネスの現場で強力な武器となります。
 
経験や知識の積み重ねをもとに、
迅速で効果的な意思決定をサポートするものです。
 
リスキリングが流行っている中で
【直感力を鍛える】
ことは職業能力向上なのか?
と思う方もいるかもしれませんが、
これを鍛えることで、
現代の複雑なビジネス環境において、
他者との差別化を図ることができるでしょう。

 
直感力に加えて、
論理武装もできるようになったら、
視野は格段に広がり、
経営判断も合理的かつ革新的になるでしょう。
 
ビジネスパーソンは、
必然的に論理力が鍛えられる環境にいるでしょうから、
直感力を鍛えるとバランスが良くなる!
という方が多いと思います。
 
変化が激しい時代ですが、
直感力と論理力の両方を持ち合わせている人が
生き残ると思います!

※さらに数年経過すれば、
論理力はAIで補えるでしょう。

 
ですが、
直感力はまだまだ人間の領域だと思いませんか?
 
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