〔2〕理不尽な上司を無視するメンタルを手にいれよう!中間管理職こそ自己防衛が大事!!
理不尽な上司に悩む中間管理職が溢れている昨今…
パワハラという言葉が普及し、
ハラスメント対策が
当たり前に叫ばれるようになったとはいえ、
まだまだ理不尽なおじさま達が
蔓延っているのが企業も多い…
上層部の意向を実現しつつ、
部下のニーズにも応えるという
板挟みの役割を担う中間管理職にとって、
理不尽な上司の存在は
大きなストレス要因になります。
理不尽な指示や無理な要求、
度重なる嫌味攻撃や朝礼時の批判、
会議での吊し上げに対処しながら、
日々の業務をこなすのは並大抵のことではありません。
理不尽な上司との関係がもたらすストレスは、
仕事のパフォーマンスに悪影響を与えるだけでなく、
精神的な健康にも深刻なダメージを与えることがあります。
セクション1: 理不尽な上司の特徴
理不尽な上司に共通する特徴を理解することで、
対処法を見つける手助けになります。
以下に典型的な特徴を挙げてみましょう→
◇一貫性のない指示
理不尽な上司は、
常日頃から一貫性のない指示を出してきます。
ある日は「これを優先しろ」と言い、
翌日には「なんでこれをやっていないんだ!」
と怒り出す生き物です。
このような言動や行動は現場の混乱を招き、
中間管理職だけに関わらず、
部下全員にとって
大きなストレスの原因になっています。
◇不当な批判や責任転嫁
理不尽な上司は、
自分の失敗や不備の責任を部下に押し付けてきます。
いわゆる[責任転嫁]というやつです。
また、
不必要に部下達へ不当な批判を繰り返すことで、
部下の自信を削ぎ、
モチベーションを低下させてくるので、
職場の雰囲気も悪化していきます。
◇過度な要求や無理難題
理想論を掲げるのはいいですが、
「それ、結局、誰がやるの?」
「どの部署が対応できるの?」
という具体的な指示や
現実的なアイディアは出してくれません。
都合の良い理想案だけを投げるだけ投げて、
現場に無駄な仕事を持ってくる…
これに対して、
どれだけ努力しても評価されないことが多く、
頑張っている部下達は
プレッシャーを感じ続けることになります。
セクション2: 理不尽な上司への効果的な対処法
理不尽な上司に対処するためには、
いくつかの戦略を持つことが重要です。
【理不尽な上司とのコミュニケーション戦略】
◎明確な目標設定とタスク管理
上司との間で明確な目標とタスクを設定することで、
指示の一貫性を保ちやすくなります。
また、
進捗状況を定期的に報告することで、
上司がアナタの言うことを
聞くようになってきます。
『とにかく報告/フィードバックループ
を徹底して下さい』
最初はイヤな気持ちが湧き出たり、
面倒なのはわかりますが、
それでも、
毎日の報告業務を怠らず続けて下さい。
上司は「ただ忘れているだけ…」
という理由だけで
前言撤回的な発言に繋がっている場合も
多いにあります。
また、
部下が「ちゃんと働いているのか不安」
という気持ちから
余計な仕事を持ってきたり、
不要な発言をしてくるケースもあります。
そこで、
とにかく怠らずに報告を続けていると、
上司が言ったことを忘れさせないという効果+
こちらの努力や作業がメモとして残るので、
「言った言わない論争」からも解放されますし、
責任を押し付けらるシーンでも
メモがアナタを味方します。
※報告はメールでも報告書でもいいですが、
とにかく口頭ではなく文書で残る形でするのがコツです。
◎文書での確認とエビデンスの保持
口頭での指示や会話は
後から言った言わないのトラブルになりやすいので、
重要な指示や決定事項はメールなどの文書で確認し、
証拠として保持することが大切です。
報告した内容を記録しておくことに加えて、
言われた内容もメモするようにしましょう。
また、
「こいつは俺の言ったことをしっかりとメモする
几帳面で面倒なタイプだ」
と思わせることも忘れてはいけません。
スマホのメモや
パソコンのメモが主流の時代ではありますが、
あえて上司が話す時には手帳を持って、
目の前でメモする姿を印象付けておくと、
アナタに対してだけは
友好的な態度を取るようになってきます。
かなり効果がある戦略なので、
ぜひ試してみて下さい!
◎感情をコントロールする技術
感情的にならず、
冷静に対処することが重要です。
深呼吸や短時間の休憩を挟むなどして、
感情をコントロールする技術を身につけましょう。
※アンガーマネジメントに関する記事は、
[COOエクスペリエンス]
の中でも取り上げてるので
ぜひ、マガジン欄をチェックしてみて下さい。
セクション3: 自己防衛とストレスマネジメント
理不尽な上司や困難な同僚との関係性は
なかなか避けられないものですよね…
ですが、
何もしないと精神がすり減ってしまいます。
出来ることから取り入れて
自己防衛を始めてみて下さい→
1. 理不尽な上司をかわすテクニック
上司との関係が円滑でない場合、
直接対決するのではなく、
適切に距離を保つことが重要です。
適切な距離感を保ち、
上司の求めるものを理解し、
期待に応えることで、
良好な関係を築くことができます。
無理に仲良くなろうしたり、
空気が重いからといって
「何か発言しないと!」みたいに
距離を詰めようとすると
逆効果になることがあります。
適切な距離を取ることで波風を立てず、
嵐をさるのを待つ。
つまり、
重い空気に飲まれずにただ黙る!
中間管理職の場合は、
立場上、黙るというのが、
かなり難しいポジションではありますが、
この技を使えるようになると、
平和になる場面が格段に増えます!
2. 話が通じない時の関係改善
意見の相違や問題がある場合でも、
冷静に話し合い、
共通の目標に向かって
協力することが重要です。
というのが綺麗事ではありますが
理想的なお話になります。
とはいえ、
「冷静に話し合えたら苦労しないよー!!」
という中間管理職が多いと思います。
こういう時は、
相手の意見に心の中でだけ反論しましょう。
「相手にわからせよう!」と奮闘しても
わからない奴はどんなに丁寧に
説明してもわからないんです!!
話が通じない人間が
世の中には一定数いる!
という事実を覚えておきましょう。
戦う必要はありません。
こいつは「こういう奴」
なんだと思っておきましょう。
ただでさえ理不尽な上司のせいで苦労しているのに
同僚まで相手にするような状況を作り出したら、
本当にやるべき仕事に使う時間が
なくなってしまいます!!
3. ストレスマネジメント
ストレスを軽減するためには、
適度な運動や趣味を楽しむことが有効です。
日常的な運動はストレスを軽減し、
気分をリフレッシュさせる助けになります。
また、
趣味を持つことで、
仕事のストレスから離れ、
心身のバランスを取り戻すことができます。
趣味がなかったり、
ストレス解消法がない方は、
とにかく寝て下さい!
1日中ダラダラしたってOKです!!
なんとかしてゆっくりする時間を確保しましょう。
休みの日を寝て過ごしたら無駄!
みたいな強迫観念に
追われるタイプの方もいますが、
休みの日に寝て過ごしたということは
身体は寝たかったんです!
寝るのも立派な趣味です!
とにかく自分に優しくしてあげて下さい!
コンクルージョン
中間管理職として、
理不尽な上司や困難な同僚との関係性は
なかなか避けられないものですが、
しっかりと自分のストレスを管理したうえで、
自己防衛する方法は身につけておきましょう。
もちろん、
アナタが理不尽な上司に
ならないようにも気をつけましょう。
目の前にいる理不尽な上司を反面教師にして、
アナタ自身は素敵なリーダーになって下さいね!
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