心臓🫀②
こんにちは!
最近、眠さがすごくて朝起きるのも大変になってます!
自分の気持ちが弱いだけかもですが(笑)
今回のテーマは【心臓】ですね!
パート②になります!
前回は心臓の解剖学的なところについてお話ししました!
なので、今回は前回の続きからで心臓の役割でもある血液の循環についてのお話です!
さっそくいきましょう!
心臓は血液を身体中に循環させる働きがあります。
どのように循環するのかを簡単に説明すると、
右心室
↓
肺
↓
左心房
↓
左心室
↓
身体中
↓
右心房
↓
再度、右心室へ
上記のような循環を繰り返しています。
この循環は2つに分けることができ、右心室から左心房までの循環路を肺循環、左心室から右心房までの循環路を体循環と言います。
肺循環と体循環は目的が異なります。
肺循環は血液(静脈血)に含まれる二酸化炭素を排出し、新たに酸素を取り込んだ血液(動脈血)にするのが目的です。
対して、体循環は生きるために必要なもの(栄養、酸素、ホルモンなど)を身体全体に届けたり、不要なもの(老廃物、二酸化炭素など)を回収したりするのが目的です。
なので、どちらの循環も身体にとっては非常に重要なものになります!
血液を循環させるには、血液が通る管、つまり血管が必要ですが、今回は少しだけ心臓から出ている大動脈についてお話しします!
そもそも動脈というのは、心臓から送り出された血液を全身に運ぶための血管です。
心臓から出る動脈を大動脈と言います。
大動脈は心臓から出てすぐの場所を上行大動脈、上行大動脈から弓状になっている場所を大動脈弓、大動脈弓からすぐ下へ向かっていく場所を下行大動脈と言います。
また、大動脈からいくつかの動脈に枝分かれしており、右側には大動脈から腕頭動脈に分岐し、腕頭動脈から右総頸動脈と右鎖骨下動脈に分岐します。
左側には大動脈から左総頸動脈と左鎖骨下動脈に分岐します。
そこから動脈はどんどん枝分かれして、身体中に張り巡らされています。
心臓は血液を全身に送るポンプの役割がありますが、そもそも心臓自体が筋肉なので心臓の筋肉にも血液が必要になります。
心臓の筋肉に向けて流れる血管を冠状動脈と言います。
冠状動脈は大動脈にある半月弁の上1cmあたりから伸びています。
血流量は右冠状動脈と左冠状動脈では異なり、右冠状動脈は1/3、左冠状動脈は2/3となっています。
この違いは心臓の左右の大きさに起因します。
心臓は左側(左心室)から身体中へ血液を送るため、左側の方が筋肉が大きくなっています。
それゆえ、左側の冠状動脈の方が血流量が多くなっています。
また、冠状動脈の血液量は心拍出量(1分間に心臓が送り出す血液の総量)の5%(80~100ml/分/100g)になります。
わかりやすくすると、成人で1分間に約240〜260mlの血液が流れているということです。
大事な部分には、それに応じた血液量が必要ということです!
本日はここまで!