直観トレーニングとしての「一人旅」

こんにちわ、ヒト好きなコンサルタントのれいです。!

休職が決まった8月頭のこの記事の中で挙げた「夏休みにやりたいこと」の1つだった
「■感性の琴線を鍛える」
において、「一人旅」、がコンサルの仕事で「ロジカルバカ」になっていた直観や感性を復活させるのに効果抜群でしたので、その話をしていきます!

なぜ一人旅がよかったか

「一人」旅が良かったのは、以下のように、「自分の感覚にしたがって動ける」からかな~、と思っています。誰かが同伴すると、少なからず計画に迫られたり、事前調査・準備が必要となりますが、1人だと思い立った瞬間に行けるし、「行きたい」と思ったところに行き・食べちゃってOKです笑

■思い立ったタイミングで行ける
 ➡私は、休職中に行った4か所すべて、旅行の前日or当日に「暇だ!いきたい!」と思って旅立ってしまいました。未知ゆえのワクワク感、到着したときの自然や5感への刺激の想像によるワクワク感がすごいです笑

■好きなように自分で行き先を決められる
 ➡行きの電車で調べた場所に行くもよし、当日目に入ったスポットに方向転換するもよし!なのです。
沖縄では、調べた場所の大半が緊急事態宣言で閉まっていたので、バイクで走る中で目についた施設や山・海・川を徘徊してキャッキャしてましたw

■行きたくなくなったらいつでも変えられる
 ➡↑に近いのですが、「行く前はワクワクしてたけど、行ってみたらなんか違う!」ってなることありませんか?
そんなときも、1人だったらだれの目も気にせず辞めちゃえます笑

■好きなように時間を使える(移動・写真・食べ物・時間の過ごし方)
 ➡「納得いくまで写真を撮りたいけど待たせちゃう・・・」
「ぴんとくるお店が歩いてしか行けないけど疲れさせちゃうかな・・・」
みたいな悩みを抱えずに旅出来て、めっちゃ快適です笑
(私が、一緒に居る人の目を気にしすぎかもですがw)

↑の4つを通して、自分の好きなよう・ときめいたもののみを追い求める旅ができて、凄くお気楽に、感性の赴くままに行けるのが良きところでした~

旅行先と選び方・旅行先でしたこと

沖縄(恩納村・宮古島)、江ノ島、三浦海岸、箱根、の4か所に行きました

これらは、ヒトと話したり広告を目にしたときに、直観的に「行きたい!」と思った場所でしたが、今思うと
「①開放感、リゾート感ある」「②美術館がある」「③海鮮+αが美味い」
が自分が求めていたものだったのかな~と気づきました笑
(こういう、自分の感性に気づけるのがいいとこですw)

旅先では、主に、美術館巡り+作品の好き嫌いを言葉にする+好き嫌いの理由を原体験と結びつける、という遊びを通して、自分の感覚の言語化、をしていました

例えば、同じ花の絵でも深紅・オレンジなどは好きだが、パステルっぽい水色や緑は好きじゃない。牡丹や菊みたいな「凛としてて房の大きい花」が好きだな、ということに気づいたときに、色やモチーフへの印象を掘り下げ
■深紅・オレンジ=受容・個性・温もり・抱擁・愛
■水色=異端、疎遠、まがまがしい
のように言語化し、その言葉に紐づく記憶や思い出を思い起こします。

これにより、モチーフや記憶、色遣いに対する自分の感覚はだいぶ鋭くなりました。
(※この過程で、「作者はどんな略歴でこの作品を書いたか?」も調べると、自分と世界への理解がより深まって気持ちよくなれました笑)

また、自然・食事の中で5感を言葉にする、ということもチャレンジしてました。普段はなんとなく感じているポイントに対して、

「何が聞こえてるか?」
➡小鳥のさえずりも、テンポが速くて高い鳴き声が一番落ち着くなー
「目に入っているものはなにか?」
➡茂みに張った蜘蛛の巣に水玉が引っ掛かって滴ってて超綺麗!

みたいな視点を意識することで小さな感動にいっぱい出会えます

旅行中の楽しみの増え方

■旅行が、「目的地を回り写真を撮る」から「自分の感覚を味わう・噛みしめる」ものになる
 ➡ややもすると、修学旅行のように「決められたスポットのスタンプラリー」になり、味わいにくくイマイチ記憶に残らないこともある旅行が、

「旅程の全てに感動し、どれも鮮明に記憶に残るかけがえのない旅行」

になったなと思います。最初の沖縄から3か月たちましたが、食べたご飯も、回った場所も、見た作品も、かなり覚えられています笑

日常生活への効果の表れ方

■「直観的な自分の考え・意見(=賛成or反対)」が出やすくなる
 ➡「なんとなく好き・嫌い」に則って行動するのを繰り返す中で、様々な意見や事象に出会ったときに、自分の中に生まれる「イケてる・イケてない」という感覚=「直観」を感知できるようになります

 人間の直観はほぼ正しい(orそれ以上に正しい解を人は出せない)ので、大体この直観に従って話し合いや日常生活を送ることで、大幅な時間節約になると思います

■自分の体調・感情に敏感になる
 ➡5感に気を配ることを続けると、
「なんとなく頭の切れ(=因果関係の把握・思考のジャンプ力)が悪い」
「筋肉・脳の反応がいつもよりテンポが遅い」
のような体・脳の感覚にも敏感になりました
(※個人差あると思いますが、私はこれで趣味のテニスがだいぶ上手くなったり、読書が速くなったりました笑)

また、自分の感情を俯瞰することで
「突発的な怒りの裏にある少しの不安」
「相手への悲しみと同時に生まれている同情や焦り」

等の、自分の中に生まれている感情の幅広さに気づくようになりました

■周りのヒトの反応・感じ方に敏感になり、「察し」が良くなる
(会話の中で、声・仕草から寂しさや不安、高揚を感じ取れる)
 ➡↑の「自分の感情に敏感になる」ことで、様々なシチュエーションや言葉遣いをされた時の、相手の中に起こる反応・感情の予測の幅が増え、いわゆる「感受性・共感能力が高い」状態に近づけたと思います

最後に

以上のように、休職中の有り余る時間を活かして旅してみたら、思わぬところで、かねてからの悩みだった対人関係能力が改善されたので、少しほっとしました笑

休職したキッカケも、自分の感受性が原因でしたので、休職期間中にそれを見つめなおし、さらに磨く時間を取れたので幸せな時間だったな~と思っております

皆さんも、
「なんとなく疲れた」
「最近頭でっかちになっている」
と感じたときは、自由気ままに生きられる1人で旅に出て、「自分が直観的に求めてること」を満たしてあげるととても効果があると思います~

直観的にいいな、と思えた方はスキ、コメントいただけると嬉しいです笑

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