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美の連続性と定点

美を志す姿勢は二分される。

1.連続的美意識(合目的美意識)

一方は、連続的に美しくあるということを志向する姿勢である。美しさが断続されていることそれ自体に価値があると考える。

「美しくあり続けるための美意識」と換言することも可能である。

例示すれば、自己自身に向けられた美意識により生まれ、日々研鑽を行うような美意識である。

2.定点の美意識(目的的美意識)

他方は、美しい定点の獲得を志す姿勢である。時間軸に区切りを付け、その点にフォーカスした美しさを志向し、一般に各点は、時空を超えて半永久的に保存される。

「何か(美しさそれ自体以外)のための美意識」と換言することも可能である。

例示すれば、結婚式などのイベント(定点)に向けて、逆算的に生まれる美意識である。

3.表裏一体


1.2.は共存可能である。なぜなら、点は線分の上に存在するからである。


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