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公明党の今後 第三文明記事より

公明党、次への展望(前編)――時代の変化に応じた刷新を願う ライター 松田 明 組織政党が苦戦した衆議院選挙  公明党は11月9日に臨時全国大会を開き、斉藤鉄夫・代表、竹谷とし子・代表代行の新体制でスタートを切った。
 先の衆議院選で、公明党は11人の候補を立てた小選挙区で7議席を落とし、比例区も20議席にとどまった。改選前の32議席から24議席へと大きく後退する結果となった。  前回2021年の衆議院選との得票数の比較では、もっとも票を減らしたのが日本維新の会だった。約29

    • 松本人志訴訟取り下げ、コメント文への指摘

      原文 松本人志氏と絢文藝春秋らとの間における訴訟に関するお知らせ(八重洲総合法律事務所) この訴訟終結に関する松本人志氏のコメントは、下記のとおりです。 なお、報道関係者の皆様方におかれましては、偏向報道と受け取られる可能性のある内容や事実に反する内容を報道することがないよう、適切に対処されること、念のため申し添えます。 記 これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等

      • 昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

        毎年、梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出る。 災害で身内を亡くされた方の心情を思うと胸が痛む。  梅雨明けは、どこかの地域が犠牲にならないと終わらないのだろうか。  各地の災害が起きるたびに、いつまでも消えない子供の頃の記憶が蘇る。 昭和36年7月8日早朝。今までに聞いたこともない激しい雨の音に目が覚めた。私は小学4年生だった。  外に出て高台だった私の家から、下を通る道を見ると、それは道では無く濁流になっていた。自動車がゴロンゴロンと流れていく。私は再び床に戻り、

        • 2022年7月8日、安倍元総理暗殺される。昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

           毎年梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出るのが常だったが、今年は意外と大きな犠牲もなく終わるかなと思っていた。そんな中、驚きのニュースが報じられた。奈良県で参院選の街頭演説の応援演説をしていた安倍元総理が銃撃に遭い心肺停止との事。容態が気になり一日中NHKを観ていた。夕方死亡の報道が有った。  梅雨明けは、何かが犠牲にならないと終わらないのだろうか。今年の7月8日も、私の記憶から消えない出来事が起きてしまった。  各地の災害が起きるたびに、いつまでも消えない子供の頃

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        • タラレバ妄想談
          2本

        記事

          核抑止力で無く、核廃絶

          「不確実性の時代」の著者でも有る経済学者ガルブレイス博士が1980年に行った演説の一部  「もし我々が核兵器競争の抑制に失敗すれば、我々がこの数日間議論してきた、他の一切の問題は無意味となるでありましょう。  公民権の問題もなくなるでしょう。公民権の恩恵を被る人間がいなくなるから。  都市荒廃の問題もなくなるでしょう。わが国の都市は消え失せてしまうから」   「他の一切の問題については、意見が分れても、それは差支えありません。  しかし次の一点については、合意しようではありま

          核抑止力で無く、核廃絶

          煩悩

          一般的には煩悩は無くす方が良いと思われている。初期の仏教、小乗経では灰身滅智(けしんめっち)といって様々な煩悩を無くす修行があった。しかし、煩悩を無くす事は突き詰めると心身ともに滅失してしまう事になる。 小乗経の次に出てきた大乗経では煩悩に覆われている凡夫であっても「煩悩即菩提」と言って、煩悩を燃やすことにより知恵が湧き悟りを得るとされる。確かに煩悩が有ったからこそ様々な事が発展してきた。発展しないと言う事は煩悩が足りないとも言える。しかし、反面その事により環境破壊などの弊害

          投資家目線で見る

           先日、ある大手MMという雑貨店で買い物をし外に置いてある家庭用の放水機を勝った時の事だ。外に置いてあるからだろうが、手に取ったらザラっとした。砂埃にまみれていたのだ。まあ、レジでさっと拭いてくれるだろうと思い買うことにしてレジに持っていった。しかし、支払いを終え、そのまま渡された。  よく考えたら、外に置いてあるからといって、ほんの数時間であんなにほこりまみれになるはずもない、おそらく数日間そのまま置いてあったのだろう。  忙しいだろうから仕方ないとは思う。しかし、もし私が

          投資家目線で見る

          昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

           毎年梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出る。 災害で身内を亡くされた方の心情を思うと胸が痛む。  梅雨明けは、どこかの地域が犠牲にならないと終わらないのだろうか。  各地の災害が起きるたびに、いつまでも消えない子供の頃の記憶が蘇る。 昭和36年7月8日早朝。今までに聞いたこともない激しい雨の音に目が覚めた。私は小学4年生だった。  外に出て高台だった私の家から、下を通る道を見ると、それは道では無く濁流になっていた。自動車がゴロンゴロンと流れていく。私は再び床に戻り、

          昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

          叩いたら渡ってみよう石の橋

          今、オーディブルで「失敗の本質ー日本軍の組織論的研究ー」と言うのを聞いている。 その中でミッドウェイ海戦の事が語られているので、今まで日本が作ったミッドウェイ海戦の映画は映画はいくつか観た事が有るが、アメリカが作ったミッドウェイ海戦の映画は観たことが無かったので、最新のアメリカ作の「ミッドウェイ」のDVDを観た。 組織論や戦争に関することは、私にはよく分からないが、この映画の中で空母が敵機に攻撃を受けた時、一人の整備士が危険を顧みず機関砲を操り敵機を撃墜し空母を救う場面がある

          叩いたら渡ってみよう石の橋

          それぞれのステージ

          現在は、凄まじい情報に溢れている。しかし、自分が今居るステージに合った情報でなければ役に立たない事も多い。ステージとは境涯、境遇というか、例えば知識で言うと、自分のステージは幼稚園児、小学生、中学生、高校生のどれかと言った感じだろうか。 釈迦は法を解き始めた時、始めに高度な法を説いて、民衆の気根を測った上で、当時の民衆の気根にあった法から解き始めたという。 私が本を読み、様々な専門家の話を聞く場合でも、理解に苦しむ内容が多い。小学生の私が大学生の読む本を読むみたいなことだ

          それぞれのステージ

          変化に気づく感性

          中学生の時、先生が、ある話をした。「傘が廊下に倒れていたとする、 ●片付ける人、 ●見て見ぬ振りをする人。 ●気づかない人がいる。  この中でもっとも悪いのは気付かない人だ。」と言った。私は、当時それはおかしいだろう、見て見ぬふりをする奴が一番悪いと思った。 しかし大人になって、先生の言っていたことが少しは理解できた。 会社などの組織にいると、 ●おかしな事があった時にそれを正そうと発言する人がいる。 ●おかしいと気付きながら黙っている人がいる。 ●おかしい事に気付きもしない

          変化に気づく感性

          慣れる

          高校生の頃、交通安全教育の一環で事故などの映写会があった。この時の教頭先生の話が印象に残ったのを覚えている。映写の内容は、事故画面などが主で、目を背けたくなるような場面も多かった。 事故の恐怖を見せる事で交通安全への意識を高めたかったのだろうと思う。 映写が終わった後の教頭先生の言葉を今も記憶している。「このような映像を観て、交通安全の大切さを知る事は大事ですが、人は慣れてしまうものです。目を覆うような事故画面にも慣れてしまう。私はこの事は怖い事だと思う。」という様な内容だっ

          運のいい人悪い人

          レオスキャピタルの藤野英人さんの話に、運の研究をした学者の話がある。学者は、ラッキーな人100名と不運な人100名を集めて1週間テストをした。 1つは衝立の向こうに居るのは男か女かというテスト。これは双方とも50%の正解率。 2つ目はコインを投げて表裏を当てるテスト。これも50%の正解率。その他いくつかのテストをしたが、双方とも全く差は付かなかった。 ところが、1つだけ劇的な差がついた。それは双方に新聞を読んでもらい、新聞の中に何枚の写真が有ったかを2分以内に当ててもらうテス

          運のいい人悪い人

          縁の下の力持ち

          ある新聞に「今年は郵便制度ができて150年になる、郵便の父・前島密には『縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ』という信条があったとされています。」 とあった。 「縁の下の力持ち」と言っても、若い世代にはピンと来ないと思うが、自分が恩恵を受けている物事は、人目につかない陰の力のおかげだという事だろう。 実を言うと私は、長い間「情けは人のためならず」と言う言葉は、情けをかける事は人のためにならないと理解していた。我ながら情け無いと思う。 本来

          縁の下の力持ち

          「あわてない、あわてない」

          老後2000万円問題で老後の経済問題が一時期騒ぎになった。経済力も含めて歳も70歳に近づいてくると後悔している事を思い出す。無駄遣いの後悔、挫折の後悔、やらなかった後悔など様々だ。 しかし、時は戻らない「光陰矢の如し」という言葉が矢の如く胸に突き刺さる。しかし、まだまだやりたい事は色々有る。歳だなどと言っておられない。 よく、計画を立てて始めた物事の締め切り日が近づくと、あわてて失敗する事が有る。 今までの人生より、これからの人生の方が短いと実感する様になると、つい、あわてて

          「あわてない、あわてない」

          カブキが来た

          カブキ(ペット犬=フレンチトン) =フレンチブルドックとボストンテリアの混合種= 息子が引っ越しのため、ペットの犬を航空貨物で東京から福岡に送ってきた。本人たちは後からくる事になってるので、息子たちの代わりに引き取りに行く事になった。 到着したら空港から電話がかかるとのこと。 しかし、空港に到着し、待っていたが、到着頃になっても一向にかかってこない。飛行機が到着しても、かかってこない。 予定時刻はとっくに過ぎている。東京を出て2時間半以上経ってるから、暗いゲージの中で不安だろ

          カブキが来た