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【銭湯経営】ただの素人が銭湯経営するためにとった驚くべき行動

※本日は記事2本分あげました。

今はもう懐かしささえ感じる去年の11月、
僕らは「銭湯経営」すると決めました。

このとき僕らはただの銭湯好きです。

知り合いが銭湯をやっているわけでも、
銭湯でバイトの経験があるわけでもない。

でも、どうしても銭湯経営をしてみたかった。


いま僕らが銭湯経営するためには
何をすべきなのか必死で考えました。

でも、どんなに考えても
方法はこれしかありませんでした。

「電話をかけて探す」


なんてシンプルなんでしょうか?😂

このネットが発達しまくった現代で
最善だと判断した手段は「電話」です。

SNSでダイレクトメッセージするにも、
銭湯には、SNSをしている銭湯と
していない銭湯があります。

いつ返信があるかもわからない。

僕らはそんなものを待てるほど
気長ではありませんでした。

今すぐに動き出して、熱が冷めないうちに
銭湯経営に乗り出したかった。

電話をかけた先に銭湯が見つかる保障は
どこにもありませんでした。

銭湯は家族経営がほとんどで、だいたい資産となる持ち家で経営することが多いので、そんな簡単に物件が見つかるようなものではありません。

ましては知らないやつです。

今まで積み上げてきた歴史あるものを、
突然電話してきたやつにあげるとは思えない。

という軽い喧嘩をほぼ毎日、
友人と繰り返していました。

でも、どれだけ弱音を吐こうが、
銭湯経営したいならやるしかありませんでした。笑


ウェブで東京銭湯の廃業一覧を調べ上げ、
片っ端から電話しました。

とりあえず1日10件から。笑

「〇〇湯さんですか?突然すみません、東京で銭湯経営を考えているものですが、僕らが後継者としてそちらの銭湯継ぐこと出来ないでしょうか?」

我ながら何言ってるんだと思います。マジで笑

「もううちはやる気ないから、ごめんねー」

「もうマンション建てちゃうのよ、ごめんねー」

こんなことばっかりです。

なのに、僕の友人は頭のネジが飛んでいるので、
そんなの当たり前だからもう一回かけるんだよ。

と言ってマジでもう一回
同じ電話をかけていました。笑

ついに、即切りで
なにもしゃべらせてもらえなくなりました。笑

僕はこれをみて笑っていました。
当たり前だろ!って。笑笑

電話番号がすでに使われていなくて、
あんなに安心することはもうないと思います。

嫌すぎてサボったりもしてました。

でも、その夜の成果報告でいつも怒られます。
今日何してたの?お前?って。

そんな友人は平日は仕事がみっちり入っていたので、電話をかける余裕なんてありませんでした。

そう、毎日の電話はほぼ僕の仕事です。

なんそれ?なんでおれが怒られんのよ?

って気持ちを僕は必死で押し殺して、ずっと
もうしんどいとだけ呪文のように、
友人に言い続けました。

そんな僕を見かねてか、
休日に友人は、30件電話をかけていました。
しかもプラスで2度目の電話もしてました。

あんなに罵倒の嵐なのに、30件はエグいです。


本音は「てめーにだけは言われたくねーよ!」
とカッコつけて言いきりたかった僕ですが、
この行動には文句のつけようがありませんでした。

僕は死んでも一度断られたところに
2度目の電話を入れようなんて思いません。


60件近くかけて3年くらい前まで廃業した銭湯を
さかのぼってみたのですが、全滅でした。


後がなくなった僕らの前に、
友人が引っ張りだしてきたのはあるサイトでした。


長いので分けました。
後半へ続きます👐


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