短歌 辰だった
踏ん張ったのは私だけじゃなかったプラごみの山に見える美学
ただいまを言ってもらえると思った無人の部屋にさす冬の陽光
来年の干支がへびだと思うとき今年は辰だったと思い出す
帰ってきました。
こんな日に限って、夫が遠方に出張のため、頼もしい友人夫妻のサポートを得ながら、お昼過ぎに帰宅しました。
リビングも台所も、寝室も水まわりも、変わりがなかったというか、むしろ前より整頓されている気さえしました。
ただ、週に一度しか出せないプラスチックごみだけが、45リットルでまるまる二袋、リビングと玄関を繋ぐ廊下部分に置かれていました。
ああ、この日はどうしても起きられなかったんだな。でも、プラごみでよかった。きっと、生ごみの日は何がなんでも起床せねばと頑張ったんだろうな。
朝がとにかく弱い夫なので、普段は朝型の私が朝の家事をあれこれしています(そして、それを言い訳にその他の家事はほぼ夫任せである。。)。
家事だけではなく、もちろん夫は通常運転(いやそれ以上)で仕事を頑張っていた。身体的にもだけれど、かなりの心労をかけてしまったと思います。
恩返しになるかはわかりませんが、一分一秒でも長く私が笑顔でいるのが、夫にできることなんだろうと思っています。いや、「ふたりで」笑顔でいられる時間を増やしたいな。
先ほど、博多に着いたらしい夫から写真が送られてきました。
私「それは海老なの? とんこつなの?」
夫「海老豚骨」
私「美味しそうだねー」
夫「😋」
私「海老? とんこつ?」
夫「😋」
ああああっ! 羨ましいぃ!!
そんなこんなで、「普段」が徐々に戻ってくるのでしょう。たくさん手伝ってくれた友人夫妻と「無印パ」(ほぼ無印良品の商品だけで構成されるホームパーティーの一形態。実はそこまで高価にもならず、クオリティは安心安定。デザートはもちろん「不揃いバウム」)をささやかに開き、ノンアルでたくさんしゃべり笑い倒すという、なんともヘルシーな時間を過ごしました。
「普段」よ、早く戻ってきてくれ。昼間楽しかったぶん、夜一人になると寂しさもひとしおなのです。。
でも、イヤホンじゃなくてスピーカーで好きなラジオ番組やポッドキャストが聴けるとか、好きな入浴剤を選べてのんびりお風呂に入れるとか、そういった日頃見逃しているかもしれないコトモノに喜びを感じられるので、今日もちゃんとゴキゲンです。