眠らずに悪夢をみていると、眠れない
人生を決めるような試験や心に思っている人との初デートの前の日の夜は目が冴えて眠れなかった、というようなことは誰でもあるでしょう。緊張すると眠れない、リラックスしていると眠れるというのは体験的にもなんとなく分かっているのではないかしら。
昨日の「眠れぬ夜」の続きです。
今日もココロや苦しみについてツラツラと。
眠れないのは、リラックスしてないから
リラックス、を「カラダのしくみ」から捉えてみましょうか。
専門的なことはお医者様におまかせするとして、リラックスしている時というのは副交感神経が優位になっています。そういう時、私たちは「安心安全」を感じているわけです。
眠りやすくするために、就寝時間の数時間前にはカフェインを取らない、ブルーライトをカットするためにスマホは避ける、といった対策が知られていますが、これらはカラダに対して刺激を与える(または避ける)ことによって「副交感神経が優位になる」状態を作って眠りやすくしているわけです。
さて不眠対策の1つとして「ストレスを減らそう」といわれます。これは「リラックスして眠りやすい状態を日常的に作ろう」ということです。ごもっともです。
「すこしゆっくりしたり、楽しいことしたら?」といわれたりします。ごもっともでございます。
それができればいいのですが、「ゆっくりする」といわれても何をしていいのかわからない、「楽しいことしたら?」といわれても、十分に眠れていないので「楽しいこと」をする気力が湧かなかったりすることもあります。
じゃあどうやってリラックスすればいいのだろう
さてここで前に書いた「こころは見えない」という大原則にもう一度戻ってみましょう。
「眠れない」はリラックスしていない状態で、安心安全を感じられていません。では、眠れないといっているその瞬間の環境は、安心安全が全くない状態でしょうか? あなたは布団/ベッドのなかにいる。この瞬間、この場所に、それ以外に何がありますか?
そう、わたしたちは眠れていないとき、「こころの中の世界」のほうを感じているのです。その世界は「安心安全」ではありません。
言い換えれば、起きながら(眠らずにして)悪夢をみているようなものです。
「眠り」に話を戻すと、眠らずにしてみている悪夢から覚めることがリラックスした眠りになるということですね。なんだかややこしい言い回しだけど。
まずは「悪夢」は「夢」だとわかることからはじまります。が、一足飛びにそうはいかないのだったら、眠る時にぜひオススメしたいことは「悪夢」を生きている自分へのいたわりです。
というわけで今日のひとことは
眠れてないときは、無理に眠ろうとしなくていい。
「怖いんだね」「緊張しているんだね」「不安だね」など
自分に共感といたわりの言葉をかけよう。
あ、このことば、誰かにかけてもらってもいいです!
今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。
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今日は遅めの投稿になっちゃったなあ。
また明日からは11:00頃のアップデート目指そう💕