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勇気を出せないから、困ってるんだ。

「自分らしさ」を探すのは、自分の心のなかです。世界中のどこに探しに行ってもありません。ホントに知っているのは自分だけ。「青い鳥」と同じ。
「どうして「自分らしく」生きられないの?」第8回です。

「自分らしくない」ときに、私たちの多くは
今の「ここ」じゃない、居心地のいいところ。
自分らしくいられるところ。自分らしさを認めてくれる人を探します。

そんな「自分らしさ」を発揮できる理想の場所が、先日のクイズに出てきた場所です。

でも、私たちは実はぼんやりと、しかし確実に知っています。

そういう場所は「自分らしさ」そのものがある場所ではないことを。
自分らしさは、自分のなかにあることを。

「恐れ」に縛られて、自分らしさが身動きできない

「自分らしさ」は、あなた本来のエネルギーの動きです。
無垢で、無邪気で、しなやかで、伸びやかで、自然なエネルギーの動き。

このエネルギーのあり方は、人によって違います。
動きがスピーディーな人もいれば、ゆるやかな人もいる。
ダイナミックな人もいれば、小さく小刻みな人も。
熱い人も、爽やかな人も。

大切なのは、「人と比べてどう」ではなく
自分が自然でいい感じ、を感じられているかどうかです。

この自然な動きを阻んでいるのは、
「自分らしくいることに対する恐れ」です。

「恐れ」は、自分を動けなくしています。
「恐れ」という包帯で
じぶんらしさ、をぐるぐるに縛って、たわめているようなもの。

準備と勇気は、二の次に。

あなたが日々生きている世界は
自分らしくいたら、
誰かに責められたり、冷たい視線にさらされたり
社会に居場所もなくなって、お金も得られなくなってしまう...
そんな世界に見えているかもしれません。

私がここで言いたいのは、

「じゃあ準備を整えて、仲間を募って、勇気を出していきましょう!」
という話ではありません。

それだって、悪くないです。
でもね、それが「はいそうですか」とすぐにできるのだったら
あなたはすでに実行に移していることでしょう。
こんなに生きづらくなっているはずはありません。

向き合っていくのは、あなたの心のなかにある「恐れ」の正体です。

こころのなかにある
この世界を自分らしく生きられない世界に見せるもの、
自分らしく生きられない世界にい続けさせるもの、を
探しにいく、ということ。

恐れが本当に包帯の姿をして
自分らしさをぐるぐるに巻いているのだったら、
ほどいていけばいいけれど、手に取ることすらもできませんね。
だって、こころは見えないし。

その手に取ることのできない、
でもとっても現実味のある「恐れ」は
どうしてあなたのこころにあるの? どうやってできたの?
なぜそこにあるの?

普段は全く気づいていないかもしれません。
けれど準備と勇気だけでは、先に進めないのだったら
必ず、こころのどこかに置き去りにされています。

みつかっていない、その「恐れ」の正体。
行動へうつすその一歩を踏み出せなくしているものに、向き合ってあげる。

そう、はじめるのは、こころの冒険です。
潜在意識への冒険です。

ちょっと怖いですか? いえ、そんなことないんです。
今までの生きづらさを思えば、きっと大丈夫。

今日の一言

自分らしく生きれない世界に見えるのはどうしてだろう?
こころの冒険。ちょっぴりの好奇心携えて。

今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。


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じゅんこ (心理セラピスト)
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