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アグニを止めるな!- 消化力について -

みなさんは、食べたものを消化できてますか?
お腹がちゃんと空きますか?

私はお腹が空きにくい、そういうタイプなのだと思っていました。

でも、実は違かったのです。
お腹が空きにくいタイプなのではなく、消化の弱さからお腹が空きにくかったのです。

食べたものを消化する力が弱いので排出(便秘)も弱いんです。

なので、今日は私と同じようなお悩みを持つかた向けにお話をしたいと思います。

まずは、消化についてから。

アーユルヴェーダは消化から

アーユルヴェーダの基本は食事の消化。
消化不良はやっぱり身体に良くないので、消化力(アグニ)を高めることが大切だと言われています。

消化力が弱まると、アーマという未消化物が体に溜まり、それが体に蓄積して消費されずに残ってしまいます。

そうすると、セルライトの原因なんかにもつながっていきます。
あと、病気の原因にもなっていきます。

なので、消化に良いものを食べることを心がけたいものです。

また、体質によっても消化しやすいものが違うのでそのあたりもご紹介していきます。

体質共通の消化力を高める方法

消化を高める方法としては以下がおすすめです。

  • お腹が空いてからご飯を食べる

  • ご飯を食べる前に、レモン岩塩生姜をたべる

  • 食事をする時に、白湯と一緒に摂る

  • 消化に良い時間帯にご飯を食べる

逆に避けた方が良いこと

  • 不規則な時間にご飯をたべる

  • 間食をする

  • 食べ合わせの悪い組み合わせで食べる

ドーシャごとに気をつけること

ヴァータタイプの消化不良

  • 膨満感を感じる

  • お腹が張る感じがある

こんな人におすすめなのは!

  • お風呂で湯船に浸かる

  • 心を和ませる

  • 体を冷やさないようにする


ピッタタイプの消化不良

  • 酸味を感じるゲップ

  • 胸やけを感じる

こんな人におすすめなのは!

  • イライラや熱くなることをさける

  • 長い時間の空腹を避ける

  • 自然の中を散策する

カパタイプの消化不良

  • 吐き気がある

  • お腹が重たい感じ

こんな人におすすめなのは!

  • 定期的な運動をする

  • スパイスを取り入れる

  • 昼寝をしない

タイプ別の気をつけた方が良いことをお伝えしてきましたが、一番は規則正しい生活リズムで過ごすことです。また、適度な運動と白湯をこまめに摂ること。

また、生活する中で、気をつけておきたいことは、食事直後にお風呂に入ったり寝ることです。
なので、お昼ご飯を食べてすぐ昼寝をするとこはあまり体にとっては良くありません。
特に真横になって寝転がることは避けた方がいいです。

逆流性食道炎にもなりやすいので注意ですね!

私はカパが強いのでどうしてもお昼寝したくなるのですが、今は我慢しています。

食事をした後は、そぞろ足で5分くらい散歩をゆっくり歩くことがおすすめですよ!

ここまでは、消化の話をしてきました。
消化力を高めれば、良い排出に繋がります!

食べたら出すところまで!

私はとても排出力が弱く感じています。
それは、多分食べるものにも影響していると考えています。

例えば、消化不良を感じている時は、食べるのを控えた方が良い食べ物があります。

チーズ、ヨーグルト、きのこ、海藻類、パスタ、パンやクッキー、刺激の強いのも、動物性のタンパク質、インスタント食品や冷凍食品、スナック菓子

などなど。

ちなみに、上記は私の好きなものばかりです。

なので、消化力が弱いというか、消化しにくいものを好んで食べてしまっていることにも原因がありそうです。

なので、なるべく消化に良いものを食べるように心がけたり、生姜や白湯を取り入れるようにして、体質改善を目指しています。

あと、セルフケアとしてガンドゥーシャ(オイルうがい)を取り入れています。

ガンドゥーシャの詳細は下記の記事を参考にしてくださいね!

朝、蠕動運動を促すコップ一杯のお水

ガンドゥーシャが終わった後に、常温のお水を800cc飲むと、蠕動運動を促すと言われています。

また、銅製のコップに一晩入れて置いたお水はとてもいいそうです。

銅には、殺菌作用があり銅に一晩お水を入れておくと銅イオンが溶け出し、こちらも蠕動運動を促すのに効果があると言われています。

そして、腸内の洗浄・浄化にいいそうです。

ちなみに、植物にお水をやる時も銅製のものに入れてからお水をやるといいそうですなよ!

ちょっと使っているうちに酸化して黒ずんでくるのがたまにキズですが、クエン酸などでお手入れするともとに戻るとのこと。

私も、銅製のカップを使い始めたので、変化してきたら試してみようと思っています。


最後に、腸を活性化するヨガのポーズがおすすめしたいと思います。

腸を刺激するヨガポーズ

おすすめは前屈のポーズとネジリのポーズです。
前屈は、お腹と前ももをくっつけることで、お腹が刺激されます。
また、ネジリのポーズはお腹周りを直接ネジるため腸に刺激が入り活性化することができます。

パスチモッターナーサナ(長座前屈)

前ももとお腹をくつつけて!

<効果>

  • ハムストリングのストレッチ

  • 背中のストレッチ

  • 腰痛改善

ジャタラパリヴァルタナーサナ(ワニのポーズ)

足を上げている方側の方は浮かないように!

<効果>

  • デトックス効果(内臓刺激)

  • 骨盤調整

  • ウエストシェイプアップ

上級者向け

アルダバッダパドマパスチモッターナーサナ
(半蓮華座を組んで足先をつかむ片脚前屈)

かかとを腹部にしっかりつけて!

<効果>

  • 鼠径部から下半身の血流改善

  • 消化器系の活性化

  • 腰痛の緩和


最近、先輩の腸活ヨガに参加してきたのですが、腸活ヨガの次の日はホントに体がスッキリ軽くなります。

ぜひ、気になる方はポーズを取ってみてくださいね!
*やったことのないポーズは、然るべきヨガ講師の指導のもと実践してください。


最後のおまけ

便を出す時に力みすぎると宇宙の生命エネルギーであるプラーナを消費してしまうので気をつけてくださいね!

力まず、スッと出ることを目指したいものですね。

Special thanks
イラスト/ むーぴー(イラストの無断転載禁止)

良い活動をしていけるように頑張ります٩( 'ω' )و