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胃腸炎の飼い主が気に入ったもの

先週の金曜日、仕事から帰る時間になって、突如、胃の不快感に襲われた。

胃の中で、不穏な、なにかが、ぐるぐる回っているような、空腹の時に起こる、あの、気持ち悪い感覚。

疲れているのだろうと、太田胃散を買って、週末に、ヘッドスライディング。

その週末(先週の土日)は、まさに、寝腐っていた。寝ながら、腐っていた。

水分多すぎて、ミイラになり切れず、しっとり気味の、ゾンビになっている人、ここにいます。って、保健所に連絡しようか迷うほど、ただ、腐っていた。

ただ、君を愛してる。ならぬ、ただ、君は腐ってる。

昼に起きて、テレビ見て、また、寝て、テレビ見て、寝る。×2セット。

疲れを取ろうと、寝てばかりいても、全然、回復しない。時差ボケみたいに、体内時計が、ハチャメチャに狂った。(ここはパリですか、いいえ、ここはニッポンです)

あとから知った話だけど、体内時計が狂うと、自律神経が乱れて、むしろ、疲労感が募るらしい。ニュース速報でほしい情報だった。

月曜日になると、食後の胃の張りに、襲われた。お粥1杯で、お腹パンパン、胃が重たくて、息苦しい。

お腹の袋に、子供を入れて生活する、カンガルーかと思うくらい、食後の身体が、鈍くて、重い。そんな感覚に苛まれると、食事をすること自体が、怖くなる。

水曜日から、毎食、お粥とバナナを、30回噛んで、食べた。1歳児かと思った。それでも、胃の下の方が痛くなって、お腹が張ってしまう。

「胃 張る 病気」と、35回くらい、検索した。ストレス、胃腸炎、胃潰瘍、胃がん…。無限の可能性が出てきた。

そして、本日、土曜日。満を持して、消化器内科を受診。内視鏡検査も受けれるように、前日21時より、自主的ラマダーンを行い、盤石な体制。

あとは、コロナ対策。最近、会社で、フェイスシールドが配布された。強迫症の我が人生に、光が差した。(プロジェクトX)(風の中のす…)

マスクと合わせて装着すると、コロナ感染のリスクを、0.1%まで、抑えられるらしい。これで、隣人との距離5メートル確保できずに、震えることもない。(風の中のすば…)

本来、仕事用に配布されたが、こっそり家に持ち帰り、装着してみる。

眼鏡タイプのフェイスシールドは、軽くて、視界良好。曇ることもないし、息苦しくない。一瞬、付けていることを、忘れてしまう。このまま、風呂に入りそうになった。

というわけで、マスクとフェイスシールドを付けて、いざ、消化器内科へ。誰よりも医療従事者の雰囲気を醸し出しながら、「初診です。あ、はい。初心も忘れてないです。あ、いや、採用の面接じゃないです。」と、受付を済ませる。

こんな状況でも、医療の現場で働く皆さんには、本当に、最敬礼です。

看護師さんから、丁寧な聞き取りをされ、空いている待合室で、診察を待つ。フェイスシールドの初診患者。だから、面接じゃないです、はい。

いよいよ、診察室へ。その前に、体重を計ったら、お粥生活1週間、体重が変わっていなかった。きっと、ニットカーディガンのせい。

先生の前で、急に恥ずかしくなり、フェイスシールドを外す。問診と触診の結果、ウイルス性の胃腸炎ってことで、薬を出してもらった。

胃と腸のつなぎ目に痛みが出ると、胃が張るような感覚を覚えるらしい。ウイルス性には、特効薬がないから、胃の働きを助ける粉薬(合法)(いちいち言わんでいい)と、整腸剤が出された。

わたし「ストレスでしょうか」

医者「違います」

食い気味に、ストレス性の胃腸炎を、否定された。誤診じゃない、本当に?

確かに、ストレス性胃炎に効く漢方を飲んだけど、一向に、良くならなかった。

未病と言われる、不定愁訴系の病気には、東洋医学の方が、相性が良いけど、ウイルスや細菌には、西洋医学で、ちゃんと、検査・予防・治療を行った方が良い。

きちんと検査を受けて、そこで、異常が見つからないのに、なんとなく不調が続くことって、結構ある。そんなときは、漢方が、症状緩和の糸口になったりする。思考の偏りって良くないのね。

今日は、ちょっと高いチーズと生ハムが乗ったサラダと、クリームパンを食べることが出来た。1歳児から、3歳児に成長を遂げた。

もちろん、フェイスシールドを付けたまま、スーパーで買ってきた。二度見して来る人いたけど、お客様、わたしは、面接じゃないです。

ただ、七国山病院で、メイちゃんのお母さんが処方されるような、白い紙に包まれた粉の胃薬が、控えめに言って、めちゃくちゃ、まずい。

でも、美味しいものを美味しく食べられるって、当たり前じゃない。そして、食べたいのに食べられないのは、口内炎だけじゃない。発熱や下痢、嘔吐の症状が伴わない、胃腸炎で良かった。(小声)

ストレスが胃に来てしまったので、異動させてほしい。って、陳情の予行演習をしていたが、ウイルス性となれば、一旦、撤回しよう。とはいえ、ストレスを溜めないように、工夫せねば。

ちなみに、たいそう、フェイスシールドが気に入った飼い主は、トイレ掃除も、風呂掃除も、愛亀の水替えも、フェイスシールド装着のもと、実施した。

水しぶき対策に、光が差した。(風の中のすばる、砂の中のぎ…)

風呂掃除は、フェイスシールドが曇るので、気を付けてください。(ダレトク情報)

明日も、フェイスシールドを付けて、ありあまる田んぼ道を、散歩しよう。

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