キングダムに学ぶ「自分らしさ」のあり方 会員さまに聞いた本のことvol.4
スマホにとらわれがちな日常生活。
自然に囲まれてゆっくり流れる贅沢な時間を堪能したい…
キャンプ熱が自分のなかで湧き上がっております。
皆さん、こんにちは!co-ba hiroshimaスタッフです。
会員さまにご利用いただいている本棚の中から「オススメの1冊」をご紹介し、書籍を通して会員さまをご紹介する「会員さまに聞いた本のこと」
本日は第4弾!
ぜひ、最後までお付き合いください。
こちら随時更新予定です!
会員さまをつなぐ本棚
co-ba hiroshimaでは会員さまにご利用いただいている本棚がございます。
こちらでは会員さまのお仕事にまつわるものや、興味がある分野の書籍
会員さまの人柄やスキルを紹介するカードを掲示し、会員さま間の会話やビジネスのきっかけとなる役割を果たしています。
このシリーズでは、そんな会員さまの本棚の中から「オススメの1冊」を
会員さまへのインタビューを通して紹介し、会員さまの中でどんなターニングポイントとなったのか紐解いて参ります。
本日のご登場は
本日、本を紹介していただくのはこちらの会員さまです!
北村祐也さん
広島大学経済学部4年生
2社で営業と採用広報のインターン中
在学中から積極的にビジネスに従事する学生会員さんが、「今、一番売れてる、ビジネス書。」というキャッチコピーも記憶に新しいマンガについて語ってくださいました!
ビジネスマンにも圧倒的人気!古代中華戦国大河ロマン
ご紹介いただいた1冊がこちら!
『キングダム』
出版年月:2006年9号より連載中
著者:原泰久
出版社 : 集英社『週刊ヤングジャンプ』
時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!! 2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作!
実践的な学びを求めて、ビジネスを感じる現場へ
ーー本の魅力を伺う前に学生ながらインターン生としてビジネスを学ぶ環境に身を置かれていますが、そういった活動をしようと思ったきっかけを教えてください!
もともと大学で経営学を専攻しており、ビジネスを知識として学んでいました。しかし抽象的な経営学の内容は、経験の浅い私の頭には入りづらかったです。そのため、実践を通して学べるインターンシップを始めました知識だけでなく実践からこそ学べるものがあるのではないかという考えもありました。
ーーなるほど。学業とお仕事を両立されるのは大変だと思いますが、なぜこの長編漫画を手に取ったんですか?
『キングダム』は中国の春秋戦国時代のお話なんですが、完全にフィクションではなく基本的には史実に沿うように描かれています。
もともと小さい頃からすごく歴史が好きだったので題材的にもすごく惹かれていました。
でも時間を忘れるほどハマってしまいそうだったので、ずっと避けていたんです。
そう考えるうちに手にとれていなかったんですが、コミュニケーションのきっかけに役立つということに気付きました。営業のインターンを始めて特に会話の大切さを痛感しています。
マンガは会話の入り口としてすごく有益なものだと思います。
共通の趣味としても話題に取り上げやすいし、何よりビジネス書などと違い語り口に話す人の感情が表れます。
キャラクターの好み、好きなセリフを話していると自然と口調に熱がこもる。コミュニケーションが楽しくなりますね!
お仕事の移動中に読めるよう
紙のコミックの他に電子書籍を携帯しているそう。
これは本気のハマり方だ…
多様なキャラクターが生み出す魅力
ーーちなみに私も愛読している作品なんですが、魅力ってどんな部分だと思われますか?
私が魅力としてすごく大きいと感じているのはやはりキャラクターの個性です。
例えば主人公の信。彼は下僕として生まれ、劇的な出会いから国民から羨望を集める天下の大将軍を目指します。
当時として最も低い身分から、ともに戦う仲間とともに諦めずに夢を目指す。
大きな壁にぶつかっても自分を信じて、夢への情熱を失わない。
すごく頭が悪く、勢いに任せてしまうような一面もあるんですが笑
そういった弱い一面を自分の隊、チームのメンバーにさらけ出せるところも人としての強さ。現代のチームマネジメントに繋がる部分かと。
ーーキャラクターの魅力は大きいですよね!
このキャラクターこそっていう推しはいますか?
私は李牧というキャラクターが好きです。
戦国時代は今と比べて、人の命を軽視する時代。
物語の中盤、最大の壁として登場する李牧はそんな時代にあっても人としての正しさと向き合っているキャラクターなのではないかと思います。
「目的が達せられた今、これ以上血を流すことに全く意味はない。無意味な死だけは絶対に許しません」というセリフがあるのですが、李牧の生き方が表された一言なのではないかと思います。
ーーなるほど、好きなキャラクターによってその人がどんな人なのかというのも現れてきそうですね。
そうなんです。どんなキャラクターの生き方や考えを好みにするかで性格が分かったりします笑
会話のきっかけとしてもマンガだと話しやすいですしね。
好きなキャラクターとは少し違うんですが、考えさせられるキャラクターもいます。桓騎という主人公の国の将軍なのですが性格がとにかく残忍です。
戦う気のない兵士や民間人にまで危害を加えることもしばしば。
本来だったら絶対に許せない行為なのですが、桓騎の名前を恐れる相手の感情を操った結果、戦闘の数が少なくなるため味方も敵も最終的には死者数が減るんです。表面上は鬼畜な行為でも計算されているというか、綺麗事を捨てた合理的なやり方というか。
登場人物ひとりひとりに個性があって、それによって取る手段が変わる。それぞれの正義があるからこそ、何が正しいということが一概に言えないのが哲学に近いのかなとも思います笑
キャラクターから学ぶ「自分らしさ」のあり方
ーー語り出したら止まらない!って感じですね。
「今、一番売れてる、ビジネス書。」というキャッチコピーもありますが、実際に読んでみて北村さんがお仕事に繋がること、学んだことってなんでしょう?
登場キャラたちから「自分らしさ」のあり方を学んでいます。
自分の中にどんな正義を抱えていて、目的を果たすためにどんな手段を取るのか。歴史に名も残っていない兵士たちが隊の中でどんな役割をこなすのか。1人として同じものがないし、フィクションの物語ではありますが『キングダム』のキャラクターが口にするセリフには、自分に真っ直ぐだからこその迫力があります。
これから私は大学を卒業して、社会人になるわけですが社会に出て自分の性格に向き合いどういう風に振る舞っていくのか。
考えるきっかけになりました。
大学生でコワーキングスペースを利用するという選択
ーーありがとうございました!
本のお話はここまでにして、学生でコワーキングスペースを利用されるというのも珍しいのかなと思いますが、利用を決めたのはなぜですか?
あ、それはですね笑
実はリモートワークでインターンを始めた際に、自宅の隣のアパートが工事を始めまして…
テレアポの時に音が入るし、集中できる環境ではないし…
という状況になった時にコワーキングスペースを探そうと思い至ったんです。色々とみて回ったんですが、co-ba hiroshimaさんはシンプルな内装が僕の好みだったこと、学生料金があり学生にも優しいシステムだったのが魅力でした。
コワーキングスペース利用のきっかけまで語っていただいた北村さん。
本当にありがとうございました!
スタッフも今回のオススメ書籍を読んでみました
日頃からスタッフも愛読中の『キングダム』。
物語の面白さはもちろん、魅力的な登場人物。
エンタメの枠を超えて、人生観まで学べるオススメの1冊です。
ぜひ1度手にとって見てください!
コワーキングスペースを詳しく知りたい!
今回はco-ba hiroshimaにある本棚の中から、会員さま「オススメの1冊」をご紹介しました。
会員さまはco-ba hiroshima内であれば本棚から、自由に書籍を手にとってお読みいただけます。
お持ち帰りはできません。
初のマンガが登場。
様々なジャンルの書籍に会員さま皆さまの個性が表れますね!
こちら会員さまへのインタビュー記事は随時更新予定です!
お楽しみに!
会員さま間の会話のきっかけにもなっている、個性が表れる本棚を
足をお運びいただいた際はぜひご覧ください!
気になる方はこちらをチェック👇
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