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労働と自己投資を分けて考えたら、仕事のやりがいが生まれる

仕事にやりがいを感じていますか?

私はメチャクチャやりがいを感じております。しかし、世の中はそうでもない感じがします。

仕事=やりたくないもの

仕事=お金のためにイヤイヤやるもの


といった捉えの方も多くいると思います。


子どもたちには、働くことに夢や希望をもってほしいと常々思っています。

そのために一番大切なのは、教員が仕事にやりがいを感じていて、生き生きと働いていることです。

教員の働き方について、最近よく言われるのが「時間外労働をなくそう」という話。

でも、この言葉だけが独り歩きすると、「教員は定時に帰るべき」「仕事に時間をかけるのは悪いこと」と捉えられがちですよね。

私は、働き方改革の本質は「ただ時間を減らすこと」ではなく、

「本質的でない業務を省力化して、本当に大切なことに集中できる環境をつくること」


だと思っています。



たとえば、プロのスポーツ選手を考えてみてください。彼らは練習を重ねて、努力し続けるのが当たり前の世界です。

誰も「練習しすぎだから、ブラックな働き方だ」とは言いませんよね。

でも、教員が「授業づくりや学びに時間をかけたい」と言うと、「それはブラックな働き方だ」と言われることがある。


なぜなんでしょう?


一つの理由は、「教員は公務員であり、労働時間に厳密なルールがあるから」。

そしてもう一つは、「教員の努力が労働とみなされがちだから」だと思います。

スポーツ選手の努力は「自己投資」として見られます。でも、教員の場合は「仕事の延長」と思われやすい。



だからこそ、私はこう考えています。

時間外に「労働」はしない。


無駄な業務は削減し、時間内に終わらせる工夫をする。

働き方改革とは「時間を減らすこと」ではなく、「やるべきことに集中する環境をつくること」。


時間外は「自己投資」の意識で過ごす。



スポーツ選手が自主練をするように、教員も学び続けることが大切だと思っています。

これは「やらされるもの」ではなく、「自分がよりよくなるための選択」。

その結果、仕事のやりがいが生まれる。



自分で学び、実践し、成長を感じることで、教員という仕事がもっと充実する。

ただの「労働」ではなく、プロフェッショナルとしての「誇り」や「充実感」につながる。


私は、こうした考え方を大切にしながら働いていますし、それが結果的にユーダイモニック・ウェルビーイング(自己実現的な幸福)につながると実感しています。


みなさんはどう思いますか?

時間外に学ぶことはブラックなのか?
働き方改革は単に時間を減らすことなのか?
プロフェッショナルな教員とは?

ぜひ、オンラインワークショップで考えをお聞かせください!お待ちしております。


今日お話ししたのは、「教員の働き方改革は、時間を削ることではなく、本質的な仕事に集中する環境をつくること」。

そして「労働と自己投資を分けて考えることで、やりがいが生まれる」ということでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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