怒りや悲しみの感情に身を任せてしまうのはもうやめたい
昨日はどうしても心が落ち込んで落ち込んで仕方がなかったので、自分の中でのnoteを書くときのルールをガン無視して、ひたすら心の自傷をした。正直、めちゃくちゃスッキリした。心にあったモヤモヤが少しずつ晴れていって、夜にはほぼ立ち直ることができた。あんなに落ち込んでいたのに。
でも時間が経つにつれ、そんな自分に対して嫌悪感が湧いてきてしまった。以前のnoteでも書いたが、私の心の自傷行為は、「わざと不安定になることで気持ちを落ち着かせようとする行為」に他ならない。不安定になると周囲に迷惑をかけるし、Twitterではひたすら呪詛を吐き続けることになるから、落ち込んでいる人がみたらより落ち込ませてしまうかもしれない。みんながみているところで呪詛を吐くのは、ネガティヴを伝染させるとても危険な行為であると理解しているのにやめられない。
なぜこうなるのかと考えたが、根本的な部分を解決できていないのに、その瞬間楽になってとりあえずの危機を回避できたら、もうそのことについて考えることをやめてしまうからだと思う。再発防止策を講じることなく、一時的な対策しかしていないのだから、また同じことを繰り返すに決まってる。こればかりは「もう二度とこんなことしないぞ!」という根性でなんとかなるようなものでないと言うことは自分が一番わかっているはずだ。
では、再発しないためにどうすればいいだろうか?根性論は無駄だ。構造から再発しない仕組みを作らなければいけない。ちゃんと問題を分解して考えてみなければ。
まず、今回の一連の心の動きの中で問題があると思われる部分を、思いつく限り列挙していこうと思う。
【問題があると思われる部分】
・再発防止策を講じない
・人から見えるところで呪詛を吐く
・言わなくていいことを言う
・責任転嫁をする
・自分のことしか考えていない
・売り言葉に買い言葉になってしまう
・人の忠告を素直に聞けない
・他人は全て敵だと思ってしまう
・人を信用できない
・すぐ感情的になる
・親しい人に甘えすぎてしまう
・一時的な感情に身を任せすぎている
・考えが極端すぎる
出そうと思えば多分永遠に問題点が出てきてしまうのでこのくらいにしておこうと思う。こうやって見てみると、状態と行為に分けられるのがわかるので分けてみる。
問題点があると思われる状態
自分のことしか考えていない、人の忠告を素直に聞けない、他人は全て敵だと思ってしまう、人を信用できない、すぐ感情的になる、親しい人に甘えすぎてしまう、考えが極端すぎる
問題点があると思われる行為
再発防止策を講じない、人から見えるところで呪詛を吐く、言わなくていいことを言う、責任転嫁をする、売り言葉に買い言葉になってしまう、一時的な感情に身を任せすぎている
次に、行為がどの状態から引き起こされているのか分けてみる。
再発防止策を講じない
→自分のことしか考えていない
人から見えるところで呪詛を吐く
→自分のことしか考えていない、他人は全て敵だと思ってしまう
言わなくていいことを言う
→すぐ感情的になる・他人は全て敵だと思ってしまう
責任転嫁をする
→自分のことしか考えていない・親しい人に甘えすぎてしまう
売り言葉に買い言葉になってしまう
→すぐ感情的になる・人の忠告を素直に聞けない
一時的な感情に身を任せすぎている
→すぐ感情的になる
自分のことしか考えていない自分本位なことと、すぐ感情的になること、他人は全て敵だと思って攻撃してしまうことが大きな問題であることがわかった。
自分本位と感情的になることについては過去に書いたので、今回は他人を攻撃してしまうことについて書こうと思う。
調べてみると、私はどうやら敵意帰属バイアスが強い人間であるようだと言うことがわかった。敵意帰属バイアスとは、「他者の言動が敵意から生まれるものだとみなす認知傾向の歪み」のことである。例えば、善意で「手伝ってあげようか?」と言ってくれたとしても、「とろいって言いたいんだ」って勝手に脳内変換してしまうようなこと。
認知の歪みのある人は、被害感情を持ちやすいらしい。そして、認知の歪みは自身のなさからくるのだそう。敵意帰属バイアスの対処法としては、怒りを切り離す・いったん繰り返してみる・「自分の捉え方はすべて間違っている」という前提で接してみるというのが効果的らしい。
確かに、最後の「自分の捉え方はすべて間違っている」という前提で接してみるって言うのは効果ありそうだな。
他者への攻撃性を排除したいと思いつつ、人をまず嫌いから入ってしまうという困った特性があるので、なかなか上手くいかなかった。今回は敵意帰属バイアスを自覚し、それの改善に乗り出すところから始めてみようと思う。
これが改善しても、まだまだ改善しなければいけない部分は先ほど挙げただけでもたくさんある。問題を先延ばしにせず、再発を防ぐことを念頭に今後も生きていきたい。
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