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『夜明けを待つ』佐々 涼子
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辛い。
生と死を見つめ続け、数々のノンフィクション作品を世に送り出して来た佐々涼子さん。
まだ55歳。
今度は自身が自分の死と向き合う事になろうとは。
生を受けた以上、いずれは誰もが死を迎える。
戦争や震災、病気、死に方はそれぞれで、私も今まで大切な人を何人も亡くし喪失感が消える事はない。
エッセイとルポルタージュ、あとがきで構成された本作からは佐々さんの命に対する真摯な想いが感じられる。
横浜にあるこどもホスピス「うみとそらのおうち」の話は胸がつまる。
人生を終える瞬間「ああ、楽しかった」と言える様に生きたいと思った。
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