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『星を編む』凪良 ゆう
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余韻から抜け出せない。
「流浪の月」を読み終えた瞬間の感動が再び蘇った。
「汝、星のごとく」 続編という事で前作を再読した後に手に取る。
凪良さんが紡ぐ宝物のような言葉を一字一句、取り零さないように時間を掛け、ゆっくりと読み進めた。
どれだけ多くの言葉を尽くしてもこの感情を言葉で伝えきる事は出来ない。
自分の人生の手綱を握る事はなんて困難な事なのか。
彼等、彼女らが背負っている荷物の重さと理不尽に共鳴し、胸が締め付けられる。
途轍もなく残酷でありながら幾度も愛おしさに震えた。
夕星を見上げる度、きっとこの物語を想い出す。
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