【創作】月を眺めて詠む短歌10首/クロサキナオさん企画参加記事
9月といえば、お月見。奇しくも明日17日は十五夜です。月のことをいろいろ考えてみたくなったので、短歌を10首ほど詠んでみたいと思います。そして、この記事はクロサキナオさんの以下の9月イベントに参加しています。
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☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
#クロサキナオの2024CalmSept
https://note.com/kurosakina0/n/n54081bea4bc2
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この企画では、私以外にもたくさんの方が「9月にまつわる記事」を書かれています。ハッシュタグ #クロサキナオの2024CalmSeptをチェックすれば、秋が楽しくなる記事がたくさん紹介されています。そちらの記事も、ぜひお楽しみください。
では、月の短歌はじめますね。10首の歌ははじめから読んでいくと、なんとなくお話しが繋がっていくようになっています。
明け方の三日月夢を引っかけて自転車で追う叶えたまえと
十五夜に友と語りて夢広げ月に誓いてなさんと欲す
すすきの穂ゆれて虫の音響く夜恋の話に騒いでは世界は甘露じゃ友と月酌む
秋虫の奏でる調べに抱かれて月照らす道を進むなら夜の匂いが我を酔わせる
遠耳に噂に聞きし兎の餅月を巡るも影形なし幻の幸ぞ姫は食せん
かの餅を食べた人あり愛されて月の城へと行く証持つ
夜の果て歩み歩みて月の果て玉兎と遊びし月の姫いまやいかに暮らさんと
闇越えて奈落の底さえ照らす月その優しさに今日は抱かれ
愛なく夢なく希望なく世界に居場所がないときも月こそは永遠の優しき友達
なれるなら月のごとくが人になりたい全てを包む優しき強さを
以上10首です。おつかれさまでしたーー! 短歌は余白を楽しむ芸術だそうなので、その歌に書かれていないことを想像しながら、お話しを組み立てていくと楽しいです。そしてもうひとつは、口に出して読むことが、できるだけ楽しくなるように短歌を詠んでいますので、口に出して読んでも楽しんでいただけます。
そして、もっと楽しいのは自分で短歌を詠んでみること。短歌は俳句と違って季語がありません。細かくいえば句切れを避けるとかいろいろありますが、まずは31文字のなかで、自分の好きな風景や世界をつくってみてください。どんなことでも歌にできるのが短歌のいいところです。
ぜひ秋の夜長に楽しんでもいてくださいね。
そして詠んでみたら、noteやX(旧Twitter)に投稿してみるのも楽しいです。それで、投稿といえば、私#おはよう短歌という活動をこの9月からはじめました。
参加者は私も入れて現在二名。朝に短歌を詠んで一日を楽しく過ごそうという趣旨の元、毎朝短歌を投稿しています。
参加方法は、ハッシュタグ #おはよう短歌をつけてXで投稿するだけです。短歌好きでご興味のある方、ぜひXの #おはよう短歌 に気軽にご参加くださいね、私も短歌をはじめて一カ月の初心者です。ご質問などありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
ちなみに私のXのアカウントはhttps://x.com/toto_books です。
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短歌や好きな本のことをポストしています。
皆さんのスキやフォローにいつも励まされています。
本当にありがとうございます!
皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたにとって、幸せな1日になりますように!