今週読みたい本リスト2024/06/25
こんにちは! 2週間もお休みしてしまってすみません。心に寄り添う文章を書いてみんなの元気をつくる、つくだ@書籍編集×ライターです。この2週は、気圧と雨にやられて寝込んだり、積読消化と仕事に追われる日々を過ごしていました。
このnoteでは、Xやnoteや書店、そして人からの紹介で知って、私が「読みたい!」と思った未読本を、自分用のメモとともにご紹介しています。
カルチャー、ビジネス、文芸、創作・アート、とジャンルわけしていますが、全文合わせると長いので、お好きなところからご覧ください。
カルチャー
自らがADSDだと診断されたあとの柴崎友香さんは、それからどのような日々を送っているのでしょうか。そして、これまで過ごしてきた時間をいま、どのように感じているのでしょうか。とても気になる一冊です。
※著者は、柴崎友香さん。発行は医学書院さんです。
著者は、以前このnoteでも紹介した真山知幸さん。たくさんの偉人ものを執筆されている作家さんです。今回のテーマは「嫌われ者の実像」です。採りあげられている人物は、吉良上野介や淀君、小早川秀秋など。歴史上、悪名を残した偉人たちのほんとうの姿はどうだったのか? 興味がわきます。
発行は日本能率協会マネジメントセンターさんです。
ビジネス書
生産技術職YouTuberの「生産技術の馬」さんが、生産技術職のあるあるネタを1冊にまとめたものです。といってもただあるあるネタを集めた本ではありません。内容紹介でも書かれているように、生産技術職に興味を待っている人には参考になります。また、工場を舞台にした創作をしようと考えるときにも役に立ちそうです。
発行は日本能率協会マネジメントセンターさんです。
本書によれば、実際に「機嫌がいい」という状態でいることで、次のようないいことが起こります。
脳の機能がよくなる/パフォーマンスが上がる/「関係の質」が高まる/成長や変革に繋がる/健康や元気の源になる/運が味方につく/「人生の質」の向上をもらたす。
逆に、「機嫌が悪い」状態が続くと、次のようなものを失ってしまいます。
傾聴力/視野の広さ、気づく力/余裕/判断力/柔軟性/信頼/自分らしさ
など、数え切れないほどの者を失ってしまうと述ベられています。
できれば「ご機嫌」でいたいと思いますが、なかなかそうできないこともあるでしょう。そんなときには、本書は機嫌の導き方を教えてくれるようです
ここは自分で読んで確かめたいと思います。
日本実業出版社さんの発行です。
文芸書
もうすぐ夏ということで、ホラー&ファンタジーものを一冊。「本、または本のある場所」をテーマにした書き下ろしのショートショート・コレクションということで、本好きな私は選んでしまいました。本と言えば、井上雅彦さん監修の異形コレクション『蠱惑の本』も忘れがたいです。両書とも本好き、「怪奇と幻想」好きの方におすすめです。発行は新紀元社さんです。
文芸書2冊目は、ジャンルを変えて歴史小説を。室町時代に活躍した禅僧・詩人の一休宗純が主人公の物語です。アニメで一休さんのことを知った人にとっては、その自由奔放な姿に驚かれるかもしれません。私は、「愚道一休」というタイトルと装丁に惹かれ、あらすじを読んでますます気になって今回本書を選びました。重いテーマを扱っていますが、それだけに読みごたえがありそうな一冊です。
著者は木下昌輝さん、発行は集英社さんです。
創作・アート
Creepy Nutsを聞いてから、ヒップホップ、中でもラップに興味を持つようになりました。もともとスチャダラパーやケツメイシは好きだったのですが、自分が言葉を使った仕事をしているということもあり、ラップについて詳しく知ってみたくなったのです。そんなときに出会ったのがこの本です。
私は文章とはリズムだと思っていて、読んで気持ちがいい文章を目指しています。その意味でラップはまさに学ぶべきもの。ぜひ読んでみたい本の一冊です。
著者は川原繁人さん、発行は東京書籍さんです。
内容紹介文には個別の作品名は挙げられていませんが、たとえばもし『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』を、江戸時代の怪異譚や伝奇小説に登場する「異能力者」と重ね合わせて作品の背景を読み解いてみると、面白いんじゃないかと思って選びました。
著者は、春木 晶子さん。本書は英文つきとなっていて、その翻訳が鮫島 圭代さんです。海外でも人気を呼びそうですね。発行は、パイ・インターナショナルさんです。
いま、読んでいる本と、あとがきのようなもの
こんな長いnoteを読んでいただき、いつもありがとうございます。読みたい本を忘れないためにnoteを書いておこうとはじめた「今週読みたい本リスト」も、15回目の更新を記録しました。これも読んでくださり、スキやコメントをくださる方のおかげです。ありがとうございます🙇
いまや新刊は毎日200冊以上でています。本というとつい新刊ばかりに注目がいきがちですが、少し前の本にも面白い本はたくさんあります。このnoteでは、そういった本に注目しようと思っています。実際、新刊の時期に見逃してしまう面白本は多いです。
そこでこのnoteでは、今すぐ買える面白本、お役立ち本、気になる本を中心に紹介しています。予約が必要な本は今のところ紹介していません(今後、このあとがきで紹介するかもしれませんが)。人気本も紹介していきますが、自分の心に刺さった本をメインに紹介したいと思っています。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
さて、いま読んでいる本ですが、
・ヤバすぎる!偉人の勉強のやり方図鑑/真山知幸さん著/大和書房さん
・I型さんのための100のスキル/鈴木奈津実さん著/BOW BOOKSさん
・私が大好きな小説家を殺すまで/斜線堂有紀さん/KADOKAWAさん
・生成AIで世界は交変わる/今井翔太さん/SB新書さん
・どうして書くの/穗村弘さん/筑摩書房さん
・ピエール・エルメ語る/ピエール・エルメさん他/早川書房さん
です。読み終えたら、Xなりnoteなりで感想をご紹介します^^
今週は8冊を紹介しました。
「はじめまして」の皆さんも、
「いつも来てくださる」皆さんも、
こんなに長いnoteを最後まで読んでくださりありがとうございます!
これからも、楽しく役に立つ記事を発信していきます。
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あなたにとって、幸せな1日になりますように!
前回はこんな記事を書きました。
バックナンバーです
大体2週に1回を目標に、私が個人的に気になった未読本を紹介しています。
超学びの記事ーっ⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝」(クロサキナオさん)と評判の有料記事です。
いちばん人気のある記事です。
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