【創作短歌まとめ】10/20～10/27

あっという間に10月も終盤、そろそろ冬支度をなんて時期になってきましたね。こんにちは！　生きづらい社会の中で、心がスッとラクになる「言葉のお守り」をお届けするつくだ＠書籍編集×作家です。

今週もX（旧Twitter）や短歌のSNSサイト57577、ネットの歌会サイト「うたの日」などで短歌を詠みました。よかったら、楽しんでいってくださるとうれしいです。

10月20日（日）

おはよう短歌
始発乗り本を読みつつ理を学ぶ一時間だけ僕の学び舎

おつかれ短歌
逢魔が時カフェで歌詠み推敲す　一時間だけの僕の隠れ家

お題「腕」
腕枕されてた私がする身になって 息子の笑顔に春を見た秋

10月21日（月）

おはよう短歌
陽光に呼び起こされて窓開ける朝の空気が冷たくて、秋

おつかれ短歌
帰宅して鼻歌まじりで湯に浸かる疲れほろほろとろけて至福

お題「生き方／死に方」
人生の賞味期限は自分で決める だから死神もうちょっと待て

10月22日（火）

おはよう短歌
寝坊した起きて出るまであと５分　 食パンくわえてただただ走る

おつかれ短歌
朝寝坊あせらず挽回みなを助けつ仕事終われば待つは焼き肉

お題「され」
愛されたい愛されたいと叫ぶ自販機　 孤独の中にひとりたたずみ

癒やされたい癒やされたいと叫ぶ自販機　焼き肉食べてサウナ楽しむ

10月23日（水）

おはよう短歌
深呼吸ゆっくりとして目を開くいざ出陣の朝はきませり

おつかれ短歌
息を吐き感謝の心で手を合わす仲間のおかげの今日と感じて

お題「家」
積ん読で崩れた山に本を積み廃墟のようだがわが家の子宮

お題「立」
点滅す青信号が赤となり　立ちつくす僕　消えてゆく君

立ちつくす信号機の赤点滅し　行ってしまった君を思って

お題「図書カード」
図書カードこづかい足せば あの本もこの本も買える今日は眠れず

10月24日(木)

おはよう短歌
草を踏み朝露を受け散歩する妖精の森ひかりあふれて

おつかれ短歌
銀の夜　妖精おどる刻が来た　月のしずくに酔いしれて夢

お題「的」
星降りて決定的な夜が来た響く爆音やみますようにと

決定的に言えばすべては暫定的一握の砂に思いを託して

10月25日(金)

おはよう短歌
月からのバトンを受けて太陽がじわりじわりと昇りつる朝

おつかれ短歌
月来たり、太陽からのバトン受け癒しの光　夜に満ちてゆく

お題「ギガ」
ギガじゃない俺の情熱テラ級だ 焔（ほむら）を燃やして壁打ち破る

食い尽くすギガ級寿司が皿盛られあとは寝るだけ牛になりけり

10月26日(土)

おはよう短歌
焼きたてのクロワッサンを食べたくて　バターが薫る店に行く朝

おつかれ短歌
揚げたての串カツ食べてビール飲む　今日の健闘を友とねぎらい

お題「坂」
絶望の底までさしこむ月光よやわらかきひかり坂を照らせ

今週は、27首発表できました。

自作３０００首チャレンジ２日目
発表した歌２10首
３０００首まであと2790首

本日あと3首以上読む予定なので、残2700首になります。

新しいことに挑戦し、歌に磨きをかけつつも、詠むことを楽しみ、一足ずつでも前に進んでいきたいと思います。

これからも、短歌を通して、皆さんの心に寄り添い、明日を生きる力となるような言葉をお届けしていきます。

この歌たちが、あなたにとって一つのお守りになってくれますように。

そして、みなさんにとって明日がよい日でありますように✨

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（おはよう短歌、はじめました）

私は人生の記憶や一瞬を、ショート・ムービーのように３１文字の中に収めることが面白くてほぼ毎日短歌を詠んでいます。きれいな花や風景をみたらスマホで撮るようなものですね。

そして、短歌好きの皆さんともっとコミュニケーションを図りたく、X（旧Twitter）で「#おはよう短歌」という活動を始めました！

毎日「#おはよう短歌」のハッシュタグとともに、朝にちなんだ短歌を投稿しています。例えば、こんな歌です。

川べりの道を歩けば朝風に
金木犀の香り響いて

最近では「おつかれ短歌」と題して、夜に「おはよう短歌」と対になる歌を詠んで楽しんでいます。例えばこんな歌です。

川べりの道を帰りつ夕焼けが
金木犀と奏でる歌聞く

「おはよう短歌」と言いつつも私も遅くなることがありますし、投稿する時間は特に決めていません。

朝、昼、晩、いつでもOKです！

短歌を通して、一日を気持ちよくスタートしたり、心をリフレッシュしたりしませんか？😊

ご興味のある方は、ぜひXで「#おはよう短歌」「＃おつかれ短歌」と検索してみてください。

フォローもお待ちしています！ https://x.com/toto_books

皆さんのスキやフォローには、いつも励まされています。
本当にありがとうございます！

皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いします🙇

最後まで読んでくださりありがとうございました。