ひつじのミルクをはじめました
昔の常識にはたびたび驚かされます。
たとえば牛乳。カルシウムを摂取するために飲まなければならないと、特に子どもに飲ませました。ひどいと、飲み終わるまで帰れない、なんて指導も。小学生のとき、同じクラスの子が泣きながら飲んでいた光景は今でも忘れられません。
当時にもっと牛乳の、カゼインの、アレルギーの情報が出回っていたらよかったのですけれど。
大人になったあるタイミングで、「牛乳はカラダによいものとはかぎらない」話を聞きつけるとすぐに買わなくなりました。
レシピで必要な場合には無糖の豆乳を代用。昨年からはレクチン問題が気になってそれもやめ、無糖・無添加のアーモンドミルクかココナッツミルクにしています。
今月から本格的に導入した自宅でのレクチンフリーによって、見慣れた牛ミルクのチーズは冷蔵庫に並ばなくなりました。
食べない日がしばらくつづくと、チーズへの異常な欲求がなくなるのがおもしろい。牛ミルクに含まれるカゼインの中毒性が薄れたのだろうと推測します。
うちの新定番
うちの「定番」に新たに加わったがこちらです。
ひつじのミルクでつくったチーズ。
レクチンフリーを提唱するドクタースティーブン・ガンドリーの本には、ひつじやヤギのミルクは「食べてもよいリスト」にはいっています。
近所のスーパーではフェタチーズ(ひつじあるいはヤギのミルクからつくられるチーズ)しか買えないから、こんなときはネットショッピングを大いに活用して。
ひつじのチーズをみつけたくて検索していたのですが、たままた目にとまった北海道の松山農場で売られる「シープミルク」に興味津々。
ならば、ミルクもヨーグルトもチーズもセットになった「メリーさんの贈り物」をためそうと買ってみたのです。ネーミングもかわいい。
賞味期限は3週間弱。案外、日持ちするので驚きました。
ヨーグルトは製造日の10日後が賞味期限とのこと。十分ですね。
ひつじのミルクの食べかた
実食。
シープミルク
この前noteに投稿した「フラックスシードとアーモンドのビスコッティ」とともに。
牛乳よりもうんと濃い味わい。鼻に抜けるときにかすかにひつじっぽさ(なんだそれ)を感じますが、嫌味のあるものではありません。きっといわれなければ「ちょっと濃い目の牛乳」と思って飲んでしまうでしょう。
メリーさんのひつじヨーグルト
無糖でつくられている点にまず感謝したいです。ほのかな酸味とコクがバランスよく、とっても食べやすいヨーグルト。
肝心のヤギのチーズについては?
グラタンにつかっておいしさを確認済みですが、それはまた別のnoteに書くことにして……「メリーさんの贈り物」、存分にたのしみました。