【大公開】ベンチャー体験記!!実際、ドベンチャーはどうなの??元大企業マネージャーがリアルを語ります!
こんにちは。
りんご信者のインサイドセールスJUNです。
さて2月にドベンチャー営業会社「Out-Loop株式会社」に転職して、
はや3ヶ月が経ちました!
今回のnoteでは「ベンチャー3ヶ月体験記」と題して、
3ヶ月間の軌跡を「包み隠さず」お伝えしようと思います!!
そもそも僕はどういう理由でベンチャーを志したのか?
その経緯は以前のnoteに事細かに書いております!
まだ見ていない方はこちらから
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その内容を、かいつまんでご説明しますね。
僕は、
・時間
・お金
・人間関係
・目的
・健康
を最大限満たすことが「仕事をする」理由だと決めています。
そんな中で、
某プライム上場グループ企業でマネージャーをやっていましたが、
・私の目的はなんなのか?
・お金は今で満足なのか?
といったモヤモヤを常に抱えていました。
特に目的もなく、「周りから評価されるし未達はカッコ悪いし」くらいの気持ちでなんとなく数値を積み上げ目標達成をしていく日々。
多少のボーナス反映はあっても大きく上がる指標も時期も見えない年収。
この2点で私の面積は大きく削られていたのです。
さて、では私の目的はなんなのか?
やはり「教えたい」。何を?誰に?勉強を教えたいのか?違う。
もっとこう社会の役に立つこと、、、コミュニケーションスキルとか。
こう突き詰めていくと、こんなゴールに辿り着く。
「社会で活躍する、ひいては自分で稼げるようにすること」を教えたい
この目的を見つけて言語化した時、自分の中に雷が落ちたようでした。
「ああ、自分はこれがしたかったのだ」と。その目的を意識した時、今の環境がどうしても理想的なものに見えなくなってしまったのです。なぜなら「大企業の看板を使って社内のみで通用する社内政治」くらいしか教えられることがありません。
また、もう1つの大きな軸である年収。
これはもう多いに越したことはない。正直、耐えれば700万〜800万くらいは目指せる可能性があるのでしょう。しかし、いつになるかもわからないし、そもそも明確な指標もない。
賞与テーブルや昇格基準表を見まくるのも飽きました。天引きされている保険料や税金にもケチをつけるのも格好が悪い。
とすると、・個人でなんとか稼いでいくことが自分の目指す理想の第一歩なのではないか?
そういった背景を通して、
ドベンチャーへ全力で飛び込むことを決意したのです!!
今回の体験記を通じて、
・今の職場で本当にいいのだろうか?
・年収の不安がどうしても消えない
・経験の幅が狭くなっている気がする
というモヤモヤを抱えたセールスパーソンに
1つの選択肢としてご理解いただければとてもとても嬉しいです。
さて、ではここからは実際3ヶ月経ってどうなの?といったリアルな感想を、時系列に沿って徹底解剖していきます!
1.<ベンチャー1ヶ月目>全てが新鮮な2月!!
いよいよ2月1日。入社初日。
今日から新しい職場!ということで意気揚々としていました。
とはいえ、芳賀とは8月くらいから一緒にお仕事させてもらっていたので、そこまで緊張しなかった、というのが正直なところです!w
稼働時間としては会社員の時と変わりません。
平日9時〜18時が勤務時間。ただし原則リモートです。
ちなみにリモートに慣れると、もう出社には戻れません笑。
通勤時間ほど無駄なものはないと今では確信しています!
さて、具体的などういう仕事をお任せいただいたかというと、
週4回:営業代行
週1回:経営MTG
という内容です。
営業代行は、Saas系のインサイドセールス支援をしており、ガンガンプレイヤーとして稼働していました。
前職でもインサイドセールスのプレイヤーはやっていたが、商談済企業リード(ハウスリスト)が中心でした。
今回はゴリゴリのBDR(アウトバウンド)なので、そういう意味ではよりチャレンジングで刺激的な内容でした。
正直、ハウスリストからアポが取りやすいのは当たり前。
ではなく、何も接点がないアウトバウンドからいかにアポを安定的にとるか。これはより難易度が高いですし、そのため市場価値としてもより高いのは間違いありません。
件数目標も決して低くはありませんでしたが、
この経験は自分にとってめちゃくちゃ貴重でした!
またもう1つの経営MTG。
これはOut-Loop株式会社全体の成長のために、芳賀と直接すり合わせさせていただいています。
全体目標や経営資源(採用や利益面など)について、毎回細かく数字や計画を詰めています。
ここで得ることは非常に大きいです。
考えてみれば、大企業で社長と毎週個別の時間をもらうことなど、絶対に有り得ません。しかしOut-Loopでは若手でも毎週その機会をもらえるのです。
さらに、
自分に足りないことは何か?
自分はどうなりたいか?
といった「僕のキャリアプラン」という議題を設けてくださり、
年収設定やスキル面など、非常に事細かくすり合わせができるのです。
仕事の仕方や経営において何が必要か、どう部下から信頼をされるのか?
そういったことから、個人のことまで非常に充実した時間でした。
とはいえ、自分にこれが足りないのか・・・
と落ち込むことも1度や2度では有りません。
僕の場合は、「商談力」であったり「調整力」みたいなところが大きな課題でしたので、そのために商談同席の時間をいただいたり、大ベテランとの調整の仕方を細かく教えていただきました。
また、毎週「読書会」を行っており、互いのスキルアップを図っています。
Out-Loopではお互いのスキルアップが会社の売上利益貢献になると考えているため、こういった切磋琢磨の場は欠かさないのです。
読書代の支給もあるため、恵まれた環境で自分のスキルアップを行うことができます。まさにイケイケベンチャー!って感じ!
こんな盛りだくさんのMTGが毎週あり、この内容がとてもとても濃厚で、僕自身を成長させてくれたことは言うまでも有りません。
ただ、、、僕はまだ「ベンチャーに必要な」大きなことを見落としており、、、その話はまた別のところで詳しく。
2月の後半、フリーランスの方の入れ替わりがあり、
なんとチームのマネジメントを任せていただけることに・・・!
実はここで給与面もアップ・・・!
本当に新鮮で良いことづくめの2月でした!
2.<ベンチャー2ヶ月目>落胆しまくりの3月・・・
3月、チームのマネジメントも任され意気揚々と始まりました!
しかし、時期的要因が重なりチームも個人もアポ数に苦戦。。。
アポ数が伸びない時、振り返りをしながらも芳賀から
「楽しみながらやろう」
と言うアドバイスは非常に心が救われました。
やはり苦しくなってしまうと良い方向にいかない。
苦しい時をどう楽しむのか、と言うのがいかに大事かと言うのです。
結果、メンバー全員と個別の時間を密に取ったり、トーク変更などをしていく中でチームのモチベーションも保ちながら、持ち直した結果となりました。
マネージャーの一番の役割は「明るく」いることだと思います。
マネージャーが暗くなったり、もうだめだという感じを出したら絶対にチームはシュリンクします。
辛い状況でも前を向いてサポートし、方向性を伝えていくことが成功の鍵。
幸運にも、僕はこういうことはすごい得意で、この案件のマネジメントも大きな問題なくこなすことができていました。
しかし、タイトルに「落胆の」と入れましたが、
3月は僕の中で正直めちゃくちゃ落ち込む瞬間がありました。。
それは忘れもしない、
3月29日17時15分・・・・
芳賀からこんな指摘を受けたのです。
「正直、JUNには気遣いがない」
と言うものでした。
もちろん人間性の否定という意味ではなく、
動き方がベンチャーではない、と言うのがその趣旨でした。
僕はそれまで「事前の細かい相談」こそが上司に評価されるポイントだと感じていました。
しかし、芳賀からするとそれは全く評価できるポイントではなかったのです。
一言でいうと、「行動してから報告しろ」というもの。
すでに「やっておきました」状態が理想ということです。
事前の細かい確認は上司からすると安心しますが、
ベンチャーではその確認工数が命取りになりますし、そもそもそれをやってみて良いか?というより、やってみた結果どうだったか?という振り返りと修正の方が遥かに早く全体の成果に繋がるのです。
正直これには度肝を抜かれました・・・
確かに考えてみれば僕の相談や事前確認に対応しているだけで、
芳賀の仕事が止まってしまいますし、相談されたところでよほどのことでない限り正解などないわけです。
この点は少しでも「ベンチャー」に興味がある人はぜひ肝に銘じておいてほしい。
また、こういう上司の方への真の気遣いこそ「プロジェクトマネージャー(案件自体を管理するポジション)」にも近道です。
僕自身もそのプロジェクトマネージャーを一つのゴールにしていますので、その力は絶対につけることが必要です。
ただどうすればその力をつけることができるのか??
そこで勧められたのがまたもや読書。
この本を読んで、いかに自分のベンチャー社員としての自覚がないかということを痛感しました。。。
かいつまんでお伝えすると、
いかにNo1(社長)を支えるか?ということが事細かに書かれており、
今社長直下で仕事している恵まれた環境にある人にはぜひ自戒の意味を込めて読んでほしい。
この1件を通して、
「大企業の社員」から「ベンチャー社員」に本当の意味で脱皮したのではないかと考えています。
最初は辛い経験でしたが、
この経験無くして成長はなかった。
上司の方が気持ちよく動けるようサポートするというのは、
大企業でも当然生きるスキルですので、そういう意味で処世術を得ることができたのではないかと思います。
3.<ベンチャー3ヶ月目>怒涛すぎる4月・・・!
4月、時期的要因も落ち着き、
アポ数も全体的に上振れてきました。
またこのタイミングで僕が採用した新メンバーが入り、
メンバーもガット増えました!
やはり「採用」にゼロから関われるのは本当に貴重な経験です。
で、自分が働きたい人と働くことができるので、そこはもう贅沢。
結果、自分の周りには「一緒に働きたい人だけ」がいることになります。
大きな声ではいえませんが、
大企業の時は、この点はどうしても不満を拭えなかった。
仕方ないですが、パワハラまがいの方とか、やたら攻撃してくる人とか(あ、一緒か?w)、ここは本当に環境を選べるということが大きな意味を持ちます。
そういうわけで環境的には恵まれていましたが、
ここでも問題が発生・・・!
それは新システムの導入による、大きなハレーションでした・・・!
また詳細は別の記事で書きますが、新しいMASFAツールをOut-Loopで導入することになり、そのいざこざがすごかった。。。
今まではスプレッドシートで管理していたのですが、
「そちらの方がつかやすい」
「新しいものは使いにくい」
そんな意見が荒れ狂っていました。
これも正直落ち込みましたね・・・。
うまくメンバー調整ができないことで芳賀にも迷惑もかかるし、メンバー自体へのモチベーションにも影響します。
メンバーを預かり、そして束ねる立場として、
絶対にこのハレーションは良い方向に持っていかねばならなかったのです。
とはいえ、自分だけの対応も限界を感じたので、
どういう方向で対応した方が良いか、芳賀にご相談をしました。
そこでは、
「なぜ導入するのか?何を目的にしているのか?」
ということを徹底的に示すべきだというご意見をいただきました。
メンバーの不満に寄り添うことはもちろん素敵なマネージャーでしょうが、
それだけでは組織は良い方向に行きません。
大事なのは全体方針がどうなっており、そのためにどうメンバーに動いてほしいかと納得感持ってもらうこと。
今回で言うと、
・リスト分析を通して、より確度が高いリストを抽出すること
そうすることで、全体的な生産性が上がるのです。
そのことメンバーに周知し、一時的な面倒をかけると思うが、
中長期目線での生産性UPに尽力してほしいとお伝えしたのです。
そこからは多少面倒臭いが、協力いただけるようになり、
大きなハレーションも起きなくなりました。
4月としては、
既存メンバーも次々と目標達成し、
オンボーディングの型も決まっていき、
とても素晴らしい月となりました。
中でも一番嬉しかったのが、
芳賀から
「2月3月とは、動き方が別人だね」
とお褒めの言葉をもらったことです。
3月29日の事件以来、
僕の中で「いかに芳賀を楽にさせられるか?」と言う軸で色々動きを変えてきました。
他チームのメンバーからの質問を僕宛に限定したり、「自分の仕事」と言う枠組みを決めないでOut-Loop株式会社の成長のためにはどんなことでも全力でやる、と言うふうに動きを変えたのです。
そのことが認められ、全体として成果に結びついたことが
非常に大きな収穫でした。
そして無事にインセンティブもいただくことができ、
さらに年収としては上振れしていきました!!!
4.実際、べンチャーで働いてどうなの?
振り返ると、
3ヶ月間とにかく「めちゃくちゃ激動」だったなと言うのが印象です。
もうこれだけで、
大企業3年間分くらいの経験をしたなと感じています。
本当に大袈裟でなく。w
ぶっちゃけトークで書いてきましたが、当然デメリットはあります。
不安定さ、自分が成果を出さないとどうなってしまうんだろうという不安感。そんな緊張感で夜眠れないこともありました。。
ただそこには「自分が経営者(に近いポジション)」にいるからこそ、
味わえること。
経営している、自分の成果が売り上げに直結していると言う緊張感を感じられなかった大企業では味わいようもない感覚でした。
その一方で、メリットは何か。
ズバリ
「自分の理想の状態に近づけていること」
年収は、大企業自体より「120%アップ」ベースで上がっており、さらにこれからの成長次第でガンガン上がるキャリアが描けています。
やりたいことについても、「自分が稼げている」と言う実例があります。
自分なりの「正しい稼ぎ方」を示せるとともに、副業やフリーランスの方にも「稼げる環境」を提供することができています。
5.最後にどうしても伝えたいこと
さて、長々書いてしまいましたが、、、、
「ベンチャー体験記」いかがでしたでしょうか?
一様に、ベンチャーが良いとか悪いとか、それを論ずる気はありませんし、できないと思っています。
繰り返しになりますが、大事なのは
・自分の「幸せ」の定義を決める
ことです。
そして、
・その達成のために、
何が足りていて足りていないかを見極める
べきだと強く思います。
そして足りていないことをどうすればプラスにできるのか、
その観点から色々考えていけば良い。
変えたいとは思っていても
変え方がわからない方は大勢いるのではないでしょうか?
あるいはわかっていても自分を変えることが怖くて踏み出せないか?
どちらにせよ、
そういった方がこの私の体験から
何かを変えるヒントを掴んでいただければ。
そう切に願います。
僕も大企業と言われるところを練り歩いてきましたが、
実際にベンチャーに行ってから「実はベンチャーの方が向いていたのでは?」と自分の真の向き不向きに気がつきました。
ですので、安易に「不安だから」「楽そうだから」と言うような感情論だけで大企業とベンチャーの線引きを決めるべきではありません。
そう言う感情抜きに、自分の目標からするとどのような環境が良いのか?
そして最後の決め手として自分が「ワクワクする」道を選べば良いのではないかと感じます。
また、周りの方への「感謝」も絶対に欠かしてはなりません。
今の自分があるのも、それを支えてくれるのも周りの方です。
その感謝を持って、自分が目指すべき道を見つけてください!!
最後に宣言します!
私は、
自分の「幸せの基準」を全て満たすため、
・インサイドセールスで3年以内に年収1000万
を達成します。
そのために、
・プロジェクトマネージャーになる
ことを最優先に取り組みます!
引き続き、応援よろしくお願いいたします!!!
文責:
JUN/りんご信者のインサイドセールス
Twitter : https://twitter.com/topinsidesales
所属:Out-Loop株式会社
https://out-loop.co.jp/
おなじみ、私の恩師の紹介も貼らせていただくので、こちらも併せてよろしくお願いします!
Out-Loop株式会社
芳賀崇史
Twitter : https://twitter.com/takafumi_haga