ちょっと立ち止まってみませんか?
都会の人は、せわしい人が多い。
私も常に時間に追われているので、気持ちは充分に理解出来る。
皆んな早足で、下ばかりを向いて歩いてる気がする。気のせいだろうか?
細い一本道
義足のお爺様が杖をついて、脚を引き摺って歩いていた。
細い一本道なので
義足のお爺様が対抗から来る人を避けて、遠回りをして歩いていた。
はぁ。。。。。
悲しい光景に、溜め息を大きくつく私がいた。
(前にも白杖の方を、多くの方が素通りしていた光景をnoteに書いた)
対抗から歩いて行く人で、義足のお爺様が通るのを待っていたのは、私と高校生くらいの男の子だけ。
他の大人や学生は、義足のお爺様が遠回りして歩いているというのに、足早に道の真ん中を歩いていく。
真ん中を歩くと、杖を付くスペースないじゃないですか?義足のスペースありますか?
せめて、遠回りして、道のはじを歩きませんか?
酷い人になると、電動のママチャリで道の真ん中を通って行く人までいる。
ここは歩道ですよ?
自転車は車道を走行ですよね?
その光景が非常に悲しくて、辛かった。
自分の簡単な労力と短い時間を、他者の為に使うことも、出来ないのだろうか。人は、優しいものだと思いたいのだが。
気付かず歩いて行こうとする幼い我が子の肩を、私は強く掴んだ。
幼さを、言い訳に我が子にはして欲しくない。※他所様のお子様にまでは、恐れ多くて、決して同じ考えを求めておりませんが。
幸い我が子は、すぐ気付いた。
義足のお爺様が遠回りをしなくて良いように、
我が子は遠回りをして歩いた。
一緒に待っていた、高校生くらいの男の子に私がお礼を言いたい気分だった。
その子のご両親は、素敵な教えをなさっている
のだろう。
まだ幼いうちから、
さり気無い気遣いが出来る人になれるように、
育てなけばと思っている。
ちょっと立ち止まってみませんか?
自然にさり気無い気遣いが、私も出来ているだろうか?
身が引き締まる思いがした。
映画 ラストクリスマス名言の宝庫なのですよね。今度、記事にしたいと思います。