今日の学び 『ぼうしパン』
以前、立寄ったスーパーで全国のご当地パンフェアをやっていて、空腹時に行ったものだから色々買い込んでしましまいました。
日持ちする菓子パンのストックは買い出しをサボった時とかに
ちょっと何かお腹に入れるものを…
という時に心強いから良くやります。
お弁当をサボりたい時に持っていったりもする(笑)
地元枠として小竹製菓の『笹団子パン』もあったのでもちろん買いました♪
そして、その時の戦利品で一番嬉しかったのは…
テレビの中でしか見たことが無かった高知県のご当地パン『ぼうしパン』があったコト!!
うわぁ、ほんとにぼうしの形してる〜✨
やなせたかし先生の『ぼうしパンくん』もかわいい✨✨
と、テンション爆上がりで。
食べる前にしっかり鑑賞会をしました。
コチラ、抹茶味の『ぼうしパン』になります。
一番オーソドックスな味のヤツは、見事にSOLD OUTしていました。
残念…!!
しかし、齧った断面をお見せするわけにもいかず写真はありませんが、
丸いぼうし本体(?)の部分はふわふわの真っ白生地、ぼうしのつばの部分が抹茶の鮮やかな緑で、断面もとっても可愛かったです♪
もちろん、味も美味しかった!
思った通り素朴な味。
メロンパンのビスケット生地の部分とか、カステラのミミの部分が大好きないつきにとっては、ご褒美みたいなパンでした。
今回は、写真を見返してたらぼうしパンの事を思い出したので。
『ぼうしパン』について調べてみます!
ぼうしパンとは
帽子の形をした『ぼうしパン』。
表面はほんのり甘くてサクサク食感、中にはふんわり真っ白パンが隠れている高知発祥・高知限定のご当地パン。
丸いぼうし本体(?)の部分はコッペパン生地、「つば」の部分がカステラ生地で作られているそうです。
生地には、抹茶やチョコを練り込んだり、デニッシュ生地にしたり、様々なバリエーションがあるそうです。
中にチョコ、あん、クリーム、ジャムなどが入っているものもあるんだとか。
いろいろ食べてみたいものです!
昭和30年頃、とあるパン工場で、メロンパンを作っていた際に、一つだけ、ビスケット生地を掛け忘れてしまったそうです。
発酵後に気付き、慌ててビスケット生地をかけて焼いたところ、まるで帽子のような形に焼き上がったのだそう…
そこから、『コレは良い!』と商品化に向けて色々試行錯誤を重ね、ビスケット生地をカステラ生地に変更。
そして、生まれたのが現在のぼうしパンの前身である『カステラパン』。
『ぼうしパン』という名前は、元はお客さんたちが愛称として呼んでいたものなのだそうです。
ぼうしパンは失敗から産まれた産物だったんですね!
失敗作でも良いものはどんどん取り入れたり、お客さんの声から名前を変更したり、柔軟に対応するパン工場さんの在り方がとても素敵です。
そんな姿勢も含めて、ご当地パンとして地元の人に広く愛されているのかもしれないですね!
世の中にはこんな感じで、失敗から生まれた怪我の功名的な料理っていっぱいあるのかも。
いつきも材料買い忘れて他で代用した時とかに、
想定外の美味しい料理が爆誕して『名もなき得意料理』を発明することがあるので、なんだかとても親近感です(笑)
失敗は時に“当たり前”から脱却するキッカケをくれることもある。
そんな気付きを得た時は、失敗も悪いことばかりでは無いなと思えますね(笑)
今日の学びは、かわいい高知のご当地パン『ぼうしパン』についてでした!
参考にさせてもらったサイトさん⇩
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