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シカゴの本屋と図書館を巡る旅 2日目

朝目覚めると、喉と体の節々が痛かった。

これはまずい。まさに風邪のひき始めのようだ。前日にバス停から雨に濡れて帰ったのが良くなかったか。

まだ旅は中盤にさしかかったばかり。ここで悪化させてしまって、こちらの病院にかかる羽目になったらどうしよう。
さらには日本に帰れなくなったら・・・。

そう危惧しながらも、この日予定していた2つの本屋には絶対に行きたかった。
それにアメリカくんだりまで大枚はたいてやって来たのだ。元をとらねばならない。

つらくて動けないというほどではなかったし、いずれも宿泊先のホテルから歩いて20分もかからない場所にある。 
とりあえず行ってみることにした。

◆◆◆

1軒目はPowell‘s Books Chicago。

世界最大の独立系書店として、オレゴン州ポートランドに大型店舗があるが、創業の地はこちらとのこと。

脚立があると上りたくなる
アル・カポネ専用棚
本と本屋に関する本を購入
ランニング用に購入

店員さんに店内の写真を撮ってもいいか尋ねると、「もちろんOK。インスタやってたら載せてね!」
やっていない。note一筋です(笑)

パシャパシャやっていると、「君の写真も撮ってあげる。さあ、その棚の前に立って」と言われて、まあ1枚ぐらいはと撮ってもらった。

「外でも撮ろう。カモン!」
いや、私の写真などいらんのですと思いながら、外の看板の前でさらに3枚撮ってもらった。

どれも睡眠不足で目の下のクマをさらに濃くした顔でニヤリと笑っている、うんざりするような写真だった(笑)
即座に消去したくなったけど、せっかくなのでとっておく。

◆◆◆

そこから5分ほど歩くと、57th Street Booksが見えてきた。
息をのむ可愛さに、思わず駆け寄っていく。

ドキドキしながら中へ入る。絵本や若者向けの本の割合が多いようで、今回の旅で訪れた他の本屋とは雰囲気が違った。

ジャンルに分かれてROOM1から5まであった。

マグカップだけ購入した。シンプルで落ち着いたデザイン。

◆◆◆

その後、ランチのお店を探した。体調不良でも食欲はある。
ヌードルレストランと書かれたお店に入って、ベトナムフォーを頼んだ。

麺が日本蕎麦のようだった。あの白いフォーが食べたかったのだが。
量が多すぎて、頑張って食べたけど少し残してしまった。チップを含めて20ドル。約3200円。
量も値段も3分の2ぐらいにしてほしい。半分でもいいかも・・・。

◆◆◆

体調を考えて本屋は2軒だけにし、シカゴ大学図書館を見学してこの日は締めることにした。

巨大なドーム型図書館

近づいてみると、机に向かっている学生たちの姿が見える。
まるで暑い温室の中で勉強しているみたいで、面白かった。

調べてみると、地下に高さ15メートルの書庫が並び、約350万冊の蔵書を収納しており、自律式クレーンで全自動で出納が行なわれるとのこと。

一般人も館内に入れるか聞いてみようと入口を探したが、なかなか見つからず。

暑くて朦朧としてきたので、あきらめてホテルに戻り、次の目的地シアトル行きに備えて
体力を温存しておいた。

◆◆◆

追記: 宿泊部屋のデスクスペースが素敵過ぎた。ここでずっとnoteを書いたり読んだりしていたい。

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