個人懇談では親に安心と不安を与えよう
学期末が近づき
個人懇談があると思います
ぼくが個人懇談で意識している
ポイントがあります
全保護者に対してしているわけではありません
あくまでぼくが意識していることです
まずはじめは
保護者に話を聞きます
保護者に先に話させることで
その話す内容から
こちらへの思いや子どもとの関係などが
多少わかります
また時間が限られている中
残りわずかの時間で悩みやクレームを
言われてしまうと
丁寧に対応することができません
その話を答えたあとから本題に入ります
順番は保護者のはじめの話によって
変わりますが主に話すことは
①学習
②生活
③友だち関係
が主だと思います
学習については
保護者にとって
どれだけ大切にしているか
かなり違います
全然気にしていない保護者もいます
変に気をつかわず
正確な点数を伝えましょう
この時普段からできるだけ
学習の様子を見ておくと
詳しく何がわかっていて
何がわかっていないのか伝えれると
丁寧な印象になります
子どもがテストをちゃんと親に渡していると
ここはスムーズですが
渡していないと驚かれることもあります
点数が保護者が思ったより悪い場合は
何が苦手なのか伝えて
夏休みに学習するように
話をしましょう
悪かった場合の原因もさまざまだが
子どもががんばっていて悪い場合は
学年が上がり難易度が上がっていることを
伝えましょう
小学校は一年上がると
難易度がだいたい上がります
逆に思ったよりよかった場合は
子どもをしっかり褒めてあげるように
伝えましょう
生活については
学習態度や係りや委員会などの
学習以外の様子のことです
問題行動をおこしている場合は
なかなか難しいと思いますが
しっかりと伝えるようにしましょう
隠してしまったりごまかしてしまったりすると
今後の関係や改善が難しくなります
悪いところばかり言ってしまうと
保護者が学校の話を嫌がるようになりますので
いいところも必ず伝えましょう
あまり悪い話ばかりだと
学校との連絡をとらなくなったり
学校のせいにしたりすることになります
そうなってしまうと
もう子どもを変えることはかなり難しいです
問題行動の原因やこのからの対応を
一緒に考えるというスタイルで話しましょう
友だち関係については
授業や休み時間に
だれとどんなふうに関わっているのか
しっかり観察する必要があります
また友だち関係で先生や学校が知らない問題を
知っていることもあります
こちらから話してばかりにならず
聞くこともしましょう
この3つとも共通してぼくが
意識するポイントは安心と不安を与えることです
安心を与えないと
学校や担任に対する不信感につながります
逆に不安も与えないと
うまくいかなくなった時にも
不信感を持たれます
学校ではうちの子はできていると
思われている状態で
子どもや他の保護者から学校の悪い話を
聞いた時、なぜ教えてくれなかったのかと
思うからです
学習もそうです
できているんだと安心だけ与えていると
わかっていない問題に
つまづいてるところを見ると
先生はできているていっていたのに
うちの子のことを見ていないのかと思われます
念押しで先生が見えている範囲だと
伝えることもそうですが
テストの点だけではわからないということ
テストができているのが理解しているわけでは
ないということ
完璧に把握はできないないからこそ
保護者に子どもをしっかり自分の目で
見てもらうということを
意識させて終わるべきです
その子のいいところうまくいってること
ダメなところうまくいかないところ
どちらも保護者に伝えていきましょう
この記事で書いたのですが
自分が伝えるのは難しいと諦めず
伝えないといけないことは
しっかり伝えましょう