必修ビジネススキル⑧:マーケティング
*今回の記事は1400字程度です。
こんにちは、にゃごんです。
今日は、全ビジネスマンが必修である50のスキルのうち、
「マーケティング」について紹介していきたいと思います。
マーケティングの全体像について書きますので、是非最後まで読んでいってください!
この記事はシリーズ物になっているので、ぜひ過去の記事もご覧ください。
また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。
基本的な考え方
市場を創造するための総合的な活動が「マーケティング」であり、具体的には、市場調査、商品開発、市場化、広告宣伝、販売促進、流通政策、ブランディング、顧客管理などが挙げられます。
究極の目的は「販売を不要にする」ことだと言われており、顧客自らが買いたくなるような状態をつくるのがマーケティングなのです。
マーケティングの流れ
新たな市場を創り出すことがマーケティングといいましたが、どのような流れで行うのかについて説明します。
市場調査
マーケティングプロセスは市場調査から始まります。
マクロな環境の場合は、
3Cなどの戦略フレームワークを使用します。
ミクロな市場調査の場合は、
顧客へのアンケート、グループインタビュー、フィールドリサーチなどを通して、顧客のニーズや求める価値を探索します。
これら二つを、定性・定量的に調査・分析し、「どこにマーケティングの機会があるか?」を見出すことが市場調査の狙いです。
ポジショニング
調査結果をもとに市場の捉え方を考えます。
主に次の流れで考えます。
顧客やその特性に基づいて市場を細分化(セグメンテーション)
↓
どこで戦うのかという標的(ターゲット)を定める
↓
標的の領域で、競合と差別化できる位置取り(ポジショニング)を考える
これらをまとめてSTPと呼びます。
その結果、ブルーオーシャンとレッドオーシャンのどちらで戦うかが決まります。
マーケティング・ミックス
方針が決まったら、実行に向けてマーケティング・ミックスに落とし込んでいきます。
4Pと4Cというフレームワークを用いて、売り手側の視点と買い手側の視点を検討しながら、打ち手を考えます。
4Pとは、
顧客が望む価値を持つ製品(Product)
顧客やチャネルにふさわしい価格(Price)
商品をタイムリーに届ける流通(Place)
購買意欲を高める販促(Promotion)
です。
4Cはその逆の視点で、
顧客の価値(Customer value)
顧客のコスト(Customer cost)
利便性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)
です。
製品マネジメント
創造した市場や顧客を維持していくのもマーケティングの一つです。
商品には、導入期、成長期、成熟期、衰退期といった製品ライフサイクルがあります。そのため、期間によって顧客と競合の状況が変わります。常に同じ施策を打つのではなく、状況に応じた施策を打つことが求められています。
もう一つ考えなければいけないのは、ブランディングです。強いブランドを築くことが出来れば、中長期にわたり優位性を確保できるからです。具体的には、ライン拡張、マルチブランド、ブランド拡張、新ブランドの4つの戦略を使いわけます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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それでは、ありがとうございました!
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