必修ビジネススキル⑪:コミュニケーション
*今回の記事は1800字程度です。
こんにちは、にゃごんです。
今日は、全ビジネスマンが必修である50のスキルのうち、
「コミュニケーション」について紹介していきたいと思います。
これまでは「思考系のスキル」についてお話ししてきましたが、ここからは「対人系のスキル」について紹介していきたいと思います。
コミュニケーションの全体像について書きますので、是非最後まで読んでいってください!
この記事はシリーズ物になっているので、ぜひ過去の記事もご覧ください。
また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。
基本の考え方
コミュニケーションとは、
「情報・感情・意思・価値などを伝え合うこと」
です。
コミュニケーションは、共通の目的、貢献意欲と並ぶ組織の3要素のひとつであり、コミュニケーションを通して互いの行動を調整することが組織活動の本質です。
コミュニケ-ションの概要
ここからは、コミュニケーションの全体像についてお話ししたいと思います。
伝える
ビジネス活動におけるコミュニケーションの中心は、「話し言葉」を使ったやりとりです。メッセージが相手に届くよう、わかりやすく話すスキルが重要です。
わかりやすく話すためには、まず内容や構成が重要です。相手が自分に対して発した課題に対する答えを的確に伝えるためには「ロジカルシンキング」が有用です。ロジカルシンキングを使ったメッセージのやりとりについてまとめた記事を過去に書いているので、是非ご確認ください。
また、相手はメッセージの内容以外からも情報を読み取ろうとします。表情、目線、態度、声の大きさ、話し方などが言葉とは異なるメッセージを発すると、そちらから受け取った情報を優先度高く考えてしまいます。これは「メラビアンの法則」と呼ばれています。
これらのように「話し」におけるコミュニケーションにおいては、話す内容や構成だけではなく、非言語メッセージも重要なのです。
受け取る
発信するだけがコミュニケーションではなく、相手の話を正しく受け取ることもコミュニケーションです。そのため、積極的に話しに耳を傾ける傾聴が重要です。
相手は、受け取る側の反応を見て話すため、あいずち、要約、うなずきなどのリアクションを返せば、相手は認めてもらえたと感じ、もっと話したいと思います。
私は自分はどちらかといえば聞く方が好きであり、得意であると考えているのですが、相手の話の「要約」と「質問」を要所要所で入れることが円滑なコミュニケーションの上で重要であると考えています。
相手の話の要約をすることで、まずは自分が相手の話を間違って受け取ってはいないかを確認することが出来ます。また、相手にとっても正確に受け取ってもらえたかどうかが分かると同時に、自分の話を聞いてくれてると安心することができるため、もっと話してくれるようになります。
また、質問をすることで、自分のなかでの疑問点を解消することができると同時に、相手にも自分の話が興味を持たれているという印象を与えることが出来ます。質問に関しては、次に相手が話をしたそうなトピックについて聞くことができれば、より効果的です。
ただこの二つともは多用しすぎるとコミュニケーションのテンポが悪くなり、相手に不快感を与えるため多用厳禁です。
読み取る
互いにやりとりをしている内容が氷山の水面上の部分だとしたら、水面下には心の中や場全体で起こっていることが隠れています。
これをプロセスと呼び、これらを読み解けないと本当の意味でコミュニケーションが取れたことになりません。いわゆる「空気を読む」というやつです。
これらを読みとるためには、いくつかのポイントを観察する必要があります。例としては、
場のムードはどうだったか
全員が平等に参加していたか
互いの話し方はどうだったか
互いの反応はどうだったか
チームの特徴はなかったか
などが挙げられます。
関係を築く
業務連絡だけがコミュニケーションの目的ではなく、互いに信頼関係を築くためにこそコミュニケーションがあります。
信頼関係を築くためには、ここまでに紹介してきた基本的なスキルに加えて、相手の言葉を復唱するリフレインや、話し方やテンションを合わせるベーシングが重要です。
しかし、使いすぎたりあざとくやると、うさんくさくなるため要注意です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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それでは、ありがとうございました!
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