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必修ビジネススキル③:創造思考

*この記事は1400字程度です。

こんにちは、にゃごんです。

今日は、全ビジネスマンが必修である50のスキルのうち、
「創造思考」について紹介していきたいと思います。

この記事はシリーズ物になっているので、ぜひ過去の記事もご覧ください。

また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。



基本の考え方


創造思考とは、
筋道にとらわれずに考え、独創的な答えを導き出す思考
のことです。

筋道を立てて考えて、一般的な答えを導き出す「論理思考」とは真逆ですね。

あらゆる分野でイノベーションの重要性が叫ばれる昨今では、
創造思考はすべてのビジネスパーソンに求められています。

こんなもの、元々天才な人しか持っていないんじゃないの?
と思う方もいると思いますが、この思考法はセンスではなく
スキルで身につけられるものなのです。


創造思考の流れ

情報収集

着眼点の探索

アイデア発想

仮説の検証

創造思考は、上のような流れで進みます。


情報収集

「アイデア」=「既存の要素の新しい組み合わせ」です。
そのため、情報、知識、データ、既知のアイデアなどを
頭の中にたくさんインプットすることが欠かせません。

ここで重要なのは、
2次情報だけではなく、1次情報を集めること
です。

2次情報とは、書籍やマスメディア、ネットなどから得られる情報です。
対して1次情報とは、直接ユーザーの行動を観察したり、現場で同じ体験をしたりするときに得られる、感性的なデータです。

情報を頭で理解するだけではなく、深く共感することが重要なのです。


着眼点の探索

頭の中に情報が増えてきても、すぐにアイデアを考えずに、
いったんは寝かせて温めておきましょう

俯瞰的に情報を眺めてみたり、全く別のコトを考えたり、
しばらく考えるのをやめたりするのです。

そうするとなにがおこるかというと、
デフォルト・モード・ネットワークが起動するのです。
情報同士の新たなつながりができて、インサイト(洞察)を生み出すようになります。
このことについて書いた記事がありますので、紹介します。

このときのひらめきが、具体的なアイデアをつくりだすための
着眼点になるのです。


アイデア発想

着眼点が決まると、次は具体的なアイデアを考えていきます。

最初は、ちょっとした思いつきをたくさん出して、
思考を十分に発散させます。

その上で、
軽くスクリーニングする、
出てきたアイデアにひねりをくわえる、
アイデア同士を組み合わせる、
といった方法で、
柱となる複数のアイデアに収束させるのです。


仮説の検証

これまでの段階ではアイデアは仮説に過ぎず、
検証しないと使えるかどうか分かりません。

手っ取り早いのは、簡単に試作品を作ってみることです。

この仮説と検証のサイクルを速く回すことが大事です。


今から出来ること

まずはインプットを増やすことです。
創造思考は普段のインプット量に大きく左右されます。

インプットを効果的に行うための手法として、
「テーマや仮説を掲げて情報収集にあたる」
というものがあります。

人間の脳には、選択的注意があります。
「見たいモノしか見ない」「聞きたいことしか聞かない」
ような構造になっているのです。

そのため、情報収集の際には、
具体的な課題を持ち、探究心や好奇心をもつことが重要なのです。
アンテナの感度を上げれば、人が気づかないユニークな情報が得られるようになるでしょう。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

良いなと思ったり、感じたことがあれば、
スキやコメント、フォローでフィードバックをお願いします。

それでは、ありがとうございました!

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