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#56:2024年11月香港旅行記(4)

(3)はこちら


3日目の夜ごはん

(3)にてハイキングを終えた後、宿に戻って1時間ほど休憩をさせてくれと友人に話し、戻ってシャワーを浴びて20分ほど寝た。20分寝たことによって、身体全体の疲労感もだいぶ取れて元気になった。

晩ごはんは上海料理のお店で小籠包や酸辣湯をいただいた。小籠包は非常にジューシーで、酸辣湯は思ったよりコクがあって滑らかな味だった。日本の酸辣湯はしばしば酢を効かせすぎているのかもしれない。

小籠包。中の汁まで見えている
酸辣湯に、青菜のニンニク炒め

香港の夜景を見に

晩ごはんをいただいた後は、夜景を見に行くべく歩いた。オーシャンターミナルデッキと呼ばれる場所から見る夜景が良いとおすすめしてもらい、巨大なショッピングセンターを抜け(少し迷いながら)向かった。

ショッピングセンターを抜けそうなところで、外は強めの雨が降っていることが分かった。ハイキング中の山の写真も割と雲が多いが、本来であれば乾季に入り晴れた日が多いはずのところ、訪問前に香港を襲った台風(おそらく台風22号)から湿った状態が続いていると教えてくれた。

幸運なことに、僕らが外に出た時に雨が止んだ。雨が強く降ったおかげでオーシャンターミナルデッキには人がおらず、友人と僕で夜景を独り占め(二人じめ?)することができた。運が良い。

香港の夜景

夜景を見た後は少し歩いて、翌日はもう平日だったのでお礼を言ってお別れした。彼のおかげで素晴らしい2日間となった。

4日目、脚のマッサージ

HYROXにハイキングに、と脚に負荷のかかることをたくさんしたので、帰国前に脚のマッサージを受けることにした。足つぼマッサージのお店の足のマークに顔が付いていたら、それはエッチなこともされるお店だと友人が教えてくれていたので避ける。

とはいえ、顔が付いていないお店もなんだか怪しく、気軽に独りでフラっと入れる雰囲気でもない。日本の格安な指圧整体のありがたさよ。Google Mapで調べて、見た目もなんとなく大丈夫そうなところへ行ったら大正解だった。

店内も明るく、変な雰囲気がない

脚のマッサージを受けた後は、飛行機の時間も迫っていたのでバスに乗り空港へ向かい、帰国した。

街中にあった気付きたち

コメダ珈琲

香港にはコメダ珈琲があった。日経新聞によれば、香港のコメダ珈琲は4店舗、現地では「ジェリコ」が人気で、ジェリコ持ち帰り専門店もあるらしい。

コメダ珈琲!

エノテカ

九龍の駅では日本のコスメブランドだけでなく、エノテカも見かけた。

エノテカに何かしら香港での優位性が?と思えるが、確かにそもそも「ワインのセレクトショップ」のようなものは海外にはなかなかないのではないか。

調べてみるとエノテカは韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポールにも進出しているということ。日本にいると当たり前な「セレクトショップ」は、意外と海外で重宝される(「そこにいけば良いものがある」という提案力)のかもしれない。

IKIGAI

日本語が変な形で海外に伝わる例があるが、なんとなく「生きがい」もちょっと違う形で伝わっているのではないかと思わされる広告があった。

ikigai

このADを見ていて、おそらく「生きている実感」的なものを演出したかったのだろうが、ずっと「ikigai」等と表示されるのでニアミス感が否めない。先日ベルギーから友人が来た時も、「うまみ」という単語の差(うまく説明できない)に驚かされた。言葉が輸出された時は、その言葉がそれ通りに輸出されるわけではない。

何にしろ、日本のもののうち、その地域にフィットするものがそれらしい形でビジネスないし文化として伝わっていることは嬉しい気持ちになる。

終わりに

こうやって今回の香港旅行記は幕を閉じた。レース目的で行ったにもかかわらずこれだけ充実した時間になったのは友人のおかげだ。昨年に引き続き香港を旅行したことで、香港の解像度もぐっと上がり、その魅力も少し分かった気がする。また機会があればぜひ訪れたい

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